●依頼No.874(1326) 依頼者:きよちゃんさん(05/06/17)

30年位前の「マーガレット」掲載?・古風な名前のカップルの話について

小学校の頃、l母親に、寝るときに読んでもらったマンガです。確か、太郎と花子?というような、古風な名前の若いカップル(高校生?)の話だったと思います。当時、我が家には「週刊マーガレット」「別冊マーガレット」があったような気がしているので、そこに掲載していたものだと思います。あと、蝶がどうのこうのとあったような気がしています。タイトル、その他ほとんど覚えていませんが、寝る前に、母親に
読んでもらった記憶だけがのこっていて、是非、知りたいのです。これだけの情報でわかる片がいましたら是非教えてください。

●自信はありませんが、それらしいタイトルを見つけました。野呂新平『タンコとチョースケ』です。古風といえば古風な感じの名前です。でも、あまり一般的ではないかもしれませんね。個人的には長短とか、丹頂鶴とかを連想しますが、「蝶」ということばの音に重なるので、念のためにあげておきます。野呂さんは子供むけ化粧品の広告漫画を描くときに、名前の頭がそれぞれウとテとナになるキャラを作っていましたので、語呂合わせが他の作品でも行われている可能性を考えています。ただし作品内容についてはわかりませんでした。

この作品は、「別冊マーガレット」の1975年11月号と12月号に掲載されています。作者名と作品名から、前後数年分の「別マ」の目次をたどれると思いますので、ご覧になってはいかがでしょうか。ところで75年といえば「蝶よ美しく舞え!」が週刊マーガレットに掲載されていたはずです。これは内容からみて該当しませんが、週刊マーガレットのほうでも探す余地があるでしょうか?それとも作品の中にだけ「蝶」が出てきたのでしょうか?それによって、絞り方が異なると思います。(ねこパンチさん・05/06/22)

●貴重な情報ありがとうございました。かすかな記憶しかないのでどうしようもなかったのですが…”蝶”に関しては、これも本当に定かではないのですが、蝶を始めとする昆虫がいろいろいたような?植物園かなにかがあって、そこに沢山の昆虫がいたような…そして、このカップルは、どちらかの祖父の家にいたような…?記奥が錯綜していていますが、チャレンジしてみます。  ありがとうございました。(きよちゃんさん・05/06/23)

●「太郎と花子」で連想したのが、里中満智子さんの『ミスターレディ』です。二卵性双生児、男女の双子のお話です。

男らしさに憧れて男になりたい花子はセミロングのストレートヘアで、女らしさに憧れて女になりたい太郎はカーリーヘアで昔の原田真二さんのような髪型。お家はとてもお金持ちで庭に温室があり、おばあちゃんが青いバラを作る研究をしていました。パパの食品会社を立てなおすために、料理コンクールに出たり、太郎と花子が入れ替わって、太郎が化粧品のCMに出たりするお話やブルー=セルリアンという金髪の転校生がきて、花子が恋をしたり、まんが家に憧れて、外中魔血子(そとなかまちこ)先生に無理矢理弟子入りするお話などがありました。

「なかよし」に1976年10月号〜77年7月号に連載されていて、コミックスは全2巻です。
記憶の手がかりになると良いのですが。(だまきゅうさん・05/10/18)