●依頼No.877 依頼者:はちみつ丸さん(05/06/02)
主人公の兄が「おのれ、乳繰りあっておったか」と罵る話について
今から13〜15年くらい前におそらく「マーガレット」に掲載されたと思われる読みきりマンガです。作者もタイトルもおぼえていないのですが、絵柄は吉野朔実さんのような感じで、「ぶ〜け」系の絵柄でした。当時小学生だったのですが、なぜかこの読み切りの作者は内田善美という人だと思い込んでいたのですが、最近になって内田善美さんを調べてみて年代的に違うのではと自信がなくなりました。
内容は、戦後か戦前くらいの日本が舞台で、登場人物はほぼ着物です。どこかの田舎の旧家が舞台で、主人公はその旧家の末娘?か男兄弟ばかりの一人娘、という設定だったかと。で、家督を継ぐ主人公のお兄さんは、規律を重んじる厳しい人で、自分の嫁に対しても冷たくあしらう。家の者が嫁に辛くあたってもかばおうとしないし、むしろ不出来なことをばんばん責め立てていたような。そんな家の中で、主人公は嫌気がさしていて、唯一の救いが、恋人だった。が、恋人との付き合いを反対されていて(彼が結核などの病気だったか身分が低いからとかだったような?)、兄の目を盗んでは家を抜け出して恋人と会っていた。ある日村の野原で彼と睦み合っていると、なにかのきっかけで彼と逢引していることがばれて、それを知った兄が日本刀を抜いて「おのれ、乳繰りおうておったか!」というような台詞を言う。
ラストは覚えていません。このお兄さんが実は妹が好きなんじゃないかという雰囲気が漂っていたことは覚えてるんですが。当時、乳繰り合うの意味がわからなくて、なんで日本刀とか持ち出してるのか謎でした。w
手がかりになるかわかりませんが、同じ作者が次号かしばらくしてから現代物を掲載してました。高校生の男女(幼なじみだったかな)の話でしたが、内容は覚えていません。よく昔雑誌であった、○○先生三ヶ月連続読み切りシリーズみたいなのだったのだろうか?このマンガのタイトルか作者のお名前、どちらかでも結構ですのでお教え下さい。よろしくお願いします。長文で失礼しました。
●不確かな情報で申し訳ありませんが、はちみつ丸さんのお尋ねの作品は、高梨純恵先生著『花散る里』(集英社マーガレットコミックス)だと思います。(べらさんさん・05/06/11)
●べらさん、ご返信ありがとうございます!とっても嬉しいです、とにかく調べてみますね。今もちょっとだけ検索かけたのですが、なかなか画像がでてこなくて。^^;絵を見ればきっとわかるので、調べます!本当にどうもありがとうございました!(はちみつ丸さん・05/06/12)
●べらさんに教えていただいた、高梨純恵さんの『花散る里』を調べたところ、探していた作品だったことがわかりました!べらさん、ご情報下さって本当にどうもありがとうございました。作品が見つかりましたので、この件は終了ということでお願い致します。
では、本当にどうもありがとうございました!!失礼します。(はちみつ丸さん・05/06/20)