●依頼No.888 依頼者:ちろまめさん(05/06/02)

牧野和子・『あの娘はだあれ?!』の結末について

初めて投稿します。どうぞよろしく。牧野和子さんのかなり前のコメディー作品です。姉が1・2巻と持っていてそこまでのストーリーもほぼ覚えているのですが、肝心の結末の3巻目がなぜかなかったので、ずーっと気になってます。特に知りたいのは、ヒロインのウララの母・メラニーが亡き夫の父である大富豪のエドおじいちゃんと和解できたのか、そしてその家に、孫として入り込んだ恋のライバル・ダイアナはどうなったのか、ウララの恋は・・・とまあ、全部ですが。よろしくお願いします。

●多分 読んだことあると思います。でも 作者もタイトルもキャラの名前も よく覚えてません。復刊ドットコムの復刊リクエスト受付中なので コメント読んでみましたが ストーリーはわかりませんね。ヒロインの名前が ウララ(薬で美人に変身した時の名前が ウラウララ)だったら 間違いないと思うんですが?

私が覚えている話は 好きな男の子ともうまくいって 「おじいちゃんは ウララちゃんが孫でうれしいよ」みたいな感じのラストで 和解してハッピーエンドだったと思います。印象に残ってる場面は ウララが薬を飲んで ウラウララに変身するところをダイアナにみられ この美人になる薬をあげるから黙っててと頼む場面。ブスのウララがウラウララくらいに美人になれるなら 美人の自分が飲んだら 絶世の美女になるに違いないって感じで ウララから薬を取り上げて飲むんですが 恐ろしく醜い顔になるんです。ウララのつくった変身薬は美人になる薬じゃなくて 内面が外面に現れる薬(ブスだけど心のきれいなウララが飲めば美人になり 美人だけど心の醜いダイアナが飲んだら醜くなる)だったとわかる場面です。

このダイアナですが 自分の家のまわりをうろついていた浮浪者が実の父親だとか 本当の孫がウララだとかいうことを知って ばれないようにいろいろ画策(浮浪者が 自分に憧れてて家のまわりをうろついていたのだと召使いに電話させたり ウララの母親を毒殺しようとしたり)してたと思うんですが 最後には両親が本当の父親のことを告白して 本当の孫じゃないということがわかってしまい 病院の屋上(?)だったと思うんですが どっか高い所から身投げしようとします。自分がやってきた悪事を全部告白して 自分の目(?)を 父親もしくは母親だったと思いますが あげてくれと言って 飛び降りようとしたところを 「馬鹿じゃないの。そんな所から飛び降りたら グチャグチャになって 移植できるような体なんて残らない。」みたいなセリフだったと思うんだけど ウララに言われ それでひるんだところを 抱きついてひきとめられ 改心したんだと思います。(ゆかりさん・05/06/04)

●ゆかりさん、そうです! その話でビンゴです。2巻目のラストが、ダイアナが育ったテイラー家の庭にいつもいた浮浪者の男(やっぱり親父でしたか...)と遭遇したところで終わってたんで。はじめはコメディーだったのに、最後はかなりシリアスな方へ話が進んでたんですね。20年以上気になってたのがおかげですっきりしました。ありがとうございました!(ちろまめさん・05/06/05)