●依頼No.903 依頼者:みゆうさん(06/01/01)
佐藤陽子の消息について
初めてお願いいたします。
もう20〜25年ほど前、「June」に描いておられた佐藤陽子さんのその後について知りたいのです。
発刊してすぐくらいに『金第一耕介(漢字違うかも)』シリーズをレギュラーで描いておられました。ドケチ探偵の金第一が贅沢好みのソニー(外人)と事件を解決していく読みきり連載でした。
コミカルなせりふ、ぶっとんだキャラクターが好きで、楽しみにしていたのですが、「June」が長期休刊、その後復刊したときに1〜2回目『金第一』とは違うお話を描いてきりで見なくなってしまいました。「June」以外の雑誌に描いておられたのも1回くらいだったような…。いまだにどうされているのか、気になります。ご存知の方、よろしくお願いします。
●ご本人のHPがあります。
極東太平倶楽部
作品リスト
私は「JUNE」は恥ずかしくて買えませんでしたが(本当)、『金第一行助の事件簿』はロックバンド「レッド・ツェッペリン」のジミー・ペイジとロバート・プラントがモデルだというので、友達から借りてそこだけ読んでいました。後年、忘れた頃にコミックス化されて驚きましたが、『金第一』だけで1冊ではなかったのがちょっと残念です(併録作品はやおいマンガなので苦手な方は要注意)。
以下余談ですが、金第一&ソニー・ヴィスコンティは、青池保子先生の『エロイカより愛をこめて』のジェイムズ君&伯爵とモデルが同じなわけです。ジミー・ペイジがどケチだというのは、「MUSIC
LIFE」の「He said she
said」のコーナーなどで当時頻繁にネタにされていました。まさか極東の少女マンガ文化において、本業とは全く関係ない部分でここまで有名になろうとは、ご本人の知る由もありますまい…(笑)。「ブリティッシュ3大ギタリスト」の1人と言われるほどのプレイヤーだそうですが、それが「ドケチ虫」で定着してしまったのはちょっとお気の毒かも。(有泉さん・06/01/02)
●有泉さま、さっそくのご回答ありがとうございます!一度検索したつもりでしたが、公式サイトは見つけられなかったのです。講談社でも出しておられたのですね。金第一の単行本も全然知りませんでした…(哀)たぶん古本でしか入手できないと思いますので、地道にがんばります。
わたしの記憶は20年前で途切れていたので、絵柄がずいぶんと変わられたのに驚きました。金第一とソニーのモデルも「Zep」だった、なんて楽しい情報もありがとうございます。ずっと気になっていましたので、とってもうれしいです。重ね重ね、感謝いたします。(みゆうさん・06/01/02)