●依頼No.913 依頼者:のりさん(05/12/11)

川崎ひろこ・スタイリストが主人公の話について

こんにちは、牡丹です。
20〜25年くらい前に、川崎ひろこさんが花とゆめの本誌が別冊かで不定期に描かれていたスタイリストが主人公のマンガの情報を探しています。たぶんシリーズで2〜3作あったと思うのですが、タイトルと単行本の有無がわかりません。『瞳、ひらいて』の少し後の作品です。

憶えているのは「モデルにイヤ気がさしていた女の子をアシスタントに使って、やがてモデルに復帰する手助けをする」というエピソードと「用意した靴の色が服と合わないなど、仕事に行き詰まっている話」がありました。他にもあったような気がするのですが、部分的にしか憶えていないので、全部で何作あったのかなど詳しい情報をお持ちの方、どうぞよろしくお願いします!

●川崎ひろこさんのホームページに全作品リストがあります。
その1〔72年〜85年〕にお探しの作品のタイトルがあると思います。(ゆかりさん・05/11/14)

●ゆかりさん、情報ありがとうございます。返信が遅くなってすみませんでした。さっそく作品リストを見させて頂きました。『きらめきつむぎ』と『夢糸つむぎ』というのがシリーズものっぽく、主人公の名前が「つむぎ」だったような気がしてきました。ただタイトルを覚えていないのと、『風をいれてよ』という作品のタイトルにも聞き覚えがあるような気もしていて、ちょっと自信がありません。もしタイトルをご記憶の方がいらっしゃいましたら教えて頂きたいと思います。よろしくお願いします。(牡丹さん・05/12/21)

●こんにちは。ゆうと申します。捜索依頼から時間が経っているようですが、私の記憶がお役に立てばと思いメール致します。

当時「花とゆめ」本誌のみ読んでいたのですが、このシリーズは初めは別冊で、後に本誌に3話くらい掲載されたと思います。牡丹さんご記憶のエピソードはいずれも覚えがあります。もうひとつ、主人公がティーン向け雑誌の仕事をすることになり、モデルを頼んだおとなしい女の子が、好きな男の子に告白できないでいるのを励ますため、バラ色に染めたドレスを用意してあげる、という話があり、そのタイトルが『心にドレス』ではなかったかと思います。

主人公が仕事に行き詰ってるのは「風を入れてよ」ではないかと・・・恋人からの手紙に「心に風を入れてみるといい」というようなことが書いてあって、立ち直る話だったような記憶があります。「モデルに嫌気が差した女の子」の話は、女の子が白いスカートにジュースをぶちまけて主人公にひっぱたかれたり、女の子を見守るカメラマンがいる話ですよね?タイトルは覚えてないですが、川崎ひろこさんのHPのリストを見ると、時期的にも『明日のポートレート』がそれらしい気がします。
長々と失礼しました。(ゆうさん・07/07/19)

●川崎ひろこさんのスタイリストものには、一作だけ心当たりがあります。おそらく『きらめき・つむぎ』です。

掲載紙である81年の「別冊花とゆめ」夏の号を調べると、その他の複数の作品に覚えがありました。いくつかのホームページでも照らしあわせましたから、この雑誌を読んだことに間違いはなさそうです。同年の、秋の号は読んでいないこともわかりました。私の記憶にある作品は『夢糸つむぎ』に該当しないということです。

お話のあらすじは、主人公が映画女優の服をイメージできず、知り合ったばかりの青年(たしかカメラマン)と映画をみることで、その女優に似合う服のイメージを得る、というものです。

主人公の立場はいわゆる狂言回しにもなりうるため、シリーズになりそうな設定だと思った記憶があります。同時に「読者の声援にこたえて」というような文句を探してみて、みあたらなかったことも確認していたので(細かい読者です)これがシリーズ第一作である可能性は高いと思っています。(ねこパンチさん・07/07/20)