●依頼No.919 依頼者:akiさん(05/07/19)

 名前を呼ばれて主人公の少年が木の上から顔を出す話について

はじめまして。よろしくお願いいたします。たぶん、「りぼん」か「別マ」で、25年〜30年くらい前、太刀掛秀子さんや田渕由美子さんが連載されていた時代のマンガだったと思います。

印象に強いのは、主人公はメガネをかけた男の子で、学校に遅刻?してか、何か問題があったかで、先生に大声で呼ばれるシーン…

先生は「ベンジャミン!ベンジャミン・フランクリン!!」と、少年を呼んだような気がします。
(でも、この名前はアメリカの政治家兼科学者の名前と同じなので、記憶違いかもしれないのですが)呼ばれた彼は木の上から逆さに?顔を出す…というシーンが、ず〜っと頭にあって、
あのマンガはいったいなんだったのか、どなたの、なんていう作品か、ずっと気になっています。

自分でネットで探し回ってみたのですが、どうにも手がかり不足で…。もし、どなたか心当たりのある方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください。よろしくお願いいたします。

鈴賀レニさんの『ベンおじさんの色気ぐすり』では無いでしょうか?

15歳の女の子ジョナ(癖っ毛のお下げ髪)は子供っぽいのが悩み。学園のプリンス、カール=飛鳥井(黒のストレートセミロングヘア)が好きなのに相手にされない。ジョナの幼なじみのベンおじさんこと、ベンジャミン=フランクリン(メガネで長めのおかっぱヘア)はジョナのために色気ぐすりを作って、天使のふりをして木の上からジョナにあげようとする。まちがって木から落ちてしまい、ジョナに見つかってしまうがメガネが外れていた上に、天使の衣装&羽をつけていたので、ジョナに本物の天使だと思われる。ラム酒入りの色気ぐすりを飲み、三つ編みをほどいて髪をフワフワにしたジョナは皆から色っぽくなったと言われるが、カールは何も言ってくれず、ベンにも冷たくされてしまう。カールがジョナにせまっているところを見たベンは、思わず窓から飛び出してカールを殴ってしまう。お互い好きだったと気づいたベンとジョナ、カールは「ベンがジョナを好きだと知ってたから手を出さなかった」と言い、殴られたお返しにベンの頬を叩く。その時メガネが外れたベンを見て、天使の正体を知るジョナ。

ちなみに、生徒会室でボーっとしているベンに向かってカールが「ベン、ベン、ベンジャミンフランクリン!」と呼びかけて先生に指されたと勘違いしたベンが「は はいっ わかりません」と言うシーンがあります。

「なかよし」1975年7月増刊号に掲載で、単行本では『ウェディングドレスはママの香り』に入っています。私はコミックスを子供の頃持っていたのですが、無くしてしまい、また読みたくなって、古本をネットの古本屋さんで購入しましたので、探せば手に入ると思いますよ。(だまきゅうさん・05/10/18)

●だまきゅうさま
驚きました!!!書き込みをして2ヵ月くらいは、毎日のように来ていたのですが、もうあきらめかけていたんです。ありがとうございます!!!♪内容については、ほとんど記憶がなかったのですが、先生に指されたと勘違いしたベンが「は はいっ わかりません」と言うシーン…!なんだか覚えているような気がするんです☆詳しいストーリーも細かく教えてくださって、ありがとうございます。

『ウエディングドレスはママの香り』!!!このタイトルはとても印象に残っています☆この単行本に収録されているんですか!こんなにすごい情報をいただいて、ほんとうにうれしいです。ぜひ、手に入れたいと思います!ほんとうにほんとうにありがとうございました!!!♪(akiさん・05/11/08)