●依頼No.960 依頼者:bluemoonさん(06/09/19)

西谷祥子・『こんにちはスザンヌ』について

お世話になります。

タイトル通りなのですが、先日ネットでちょっと見かけて、大昔に持っていた事を思い出したんですが、西谷祥子先生の『こんにちはスザンヌ』の内容を知りたいと思っております。

どんな内容だったか、分かる方、教えて頂ければ幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

●まずは回答がご依頼からだいぶ遅れたことにつきまして一言お詫びを申し上げます。ご依頼の件ですが、このコーナーの趣旨とは少し異なる気もしますがいつまでも放っては置けないので蔵書本のあらすじの紹介をもって回答に代えさせてください。ネタばれは避けたいうえ、当方文才が無いのでお赦しください。

アメリカの上院議員をしている父親のトマス・モーガン氏をたよって
インディアナから出てきたスザンヌ。
そのスザンヌは父と別居していた今は無き母バネッサの遺言で
学問のことしか考えぬガリ勉家のカタブツである。
そんなスザンヌを早く結婚させて自分もトマス氏と結婚しようとする
秘書のイングリット……。

スザンヌは家政婦の息子ジョーに好意以上のものを感じていたが、
イングリットの策略でその中をさかれ、
無理やり上流社会の仲間入りをさせられる。
かたぐるしいワシントン・ハイスクールにかよわされたスザンヌだったが、
国防長官の孫ニール以外の友人とはなじめなかった。
そんなある日スザンヌが毛嫌いしている秘書のイングリットと
父が再婚するという話にスザンヌは怒った。
父のことを片時も忘れずに想い続けてなくなった母を思って
口論の末インディアナに帰る決心をした。

↑第1巻のあらすじです

このあと「オンディーヌ」の劇の上演と父の再婚話を縦糸に話が展開します。

「こんにちはスザンヌ」はヤフオクにもよく出品されているので、入手は難しくありません。(現時点でも2件出品中です)「教えてgoo」でも見かけた熱意を鑑みご回答申し上げます。(トテさん・06/10/11)