●依頼No.993(1607) 依頼者:ばるぼらさん(07/06/18)

語り部になるのが嫌で軍に入った少年の話について

おそらく十年ほど前の作品ですが、タイトル・作者名共に不明です。

ストーリーは、子供たちが語り部のおじさんにお金を持って行ってお話を頼むシーンから始まりました。おじさんは、親の仕事(語り部)を継ぐのが嫌で軍に入った少年の話を始めます。

少年には、軍で何人かの親しい仲間ができるのですが、その中には世渡り上手な男の子と、エリート風の女の子がいたと思います。その女の子とは、主人公が貧血を起こした時、介抱してもらったことをきっかけに仲良くなったというエピソードがありました。

物語の最後に、その仲間たちは戦争で散り散りになってしまったと、おじさんは語ります。各人のその後はきっとこうだったのではないか、と話すおじさんに、子供の一人が「○○(主人公)は?」と問いかけます。すると、おじさんは「あいつはドジな奴だったからなあ、片目を落として命からがら逃げてきたんだよ」と片目だけで微笑みます。そこで初めて、この語り部が主人公の少年だったということがわかるのです。

所々記憶違いの箇所のあると思いますが、どなたか、どなたのなんという作品であるかご存知な方はぜひ、教えて下さい!

●お探しの作品は郡まきおさんの『語り師』という作品です。りぼんマスコットコミックス『だいぼうけん』に収録されています。(らんさん・07/06/25)

●らんさん、情報ありがとうございます。

早速、ネットで調べてみましたが、探していた作品は郡まきおさんの『語り師』に間違いありませんでした。コミックスは現在入手困難のようなので、気長に探してみようと思います。

本当にありがとうございました!(ばるぼらさん・07/06/26)