●依頼No.1029(1709) 依頼者:るるるさん(08/02/26)

 主人公の女の子のもとに悪魔があらわれる話について

はじめまして。

90年代初期だったと思うのですが、主人公の女の子のもとに(部屋だったかな?)どういうきっかけか悪魔があらわれる作品を御存知ないでしょうか!タイトル・作家名がわからずにいます。

女の子は肩より短い髪型で、ゆるいウェーブのかかった感じだったと思います。高校生くらいだったろうか・・・。悪魔はわりとエラそうな性格で、しかし憎めない不良的な・・・(笑)髪はロングで、角なんかも生えてたような気がします。

けっこうかわいらしくキレイめな絵の作品で、当時を振り返ると、りぼんやなかよし・ちゃおあたりを読んでいたと思うのですが、近所のお姉さんにもらったコミックなどもあったので限定できません。たぶん読みきり作だったと。

なので悪魔の出てくる作品で、よく知られてるようなものとは違うと思います。(楠桂や悪魔の花嫁・アクマで愛してる・アクマくんシリーズなど)シリアスではなく、ラブコメに近いような雰囲気。かといってギャグっぽくもありません。

タイトルに「アクマ」とか「AKUMA」が入ったかもしれませんが、なにせ断片的な記憶しかないもので途方にくれています。

松本洋子さんの『アは悪魔のア』(KCなかよし『見知らぬ街』に収録。)も該当するような気がします。

ですが、細部で違うところもあります。悪魔の姿は回想シーンのみで描かれていて、スキンヘッドでした。主人公の女の子も、セミロングのストレート・ボブです。参考にならないかもしれませんが^^;。(黒うさぎさん・08/03/01)

曽祢まさこさんの『闇の王子の物語』も年代的には合いそうなんですけどね。犬を連れた悪魔と彼と契約を交わす人間達とのオムニバス。ストーリーはコメディーというわけでもないけど、悪魔本人(?)はコメディータッチに描かれてました。悪魔の性格と外見はお探しの作品と一応、一致しています。(みゅうさん・08/03/01)

●>黒うさぎさん
松本洋子さんは知っています。人気の方ですね。そうですね、探している作品とはちがうと思いますが、スキンヘッドの悪魔は怖そうですね・・・(笑)

>みゅうさん
うーん、残念ながら、犬というファクターは記憶にありません。悪魔が主人公として描かれている点が、いちばん大きな違いでしょうか。

うろ覚えですが、主人公の女の子は恋をしていたような気がします。(同級生の男子か誰か)で、悪魔はもちろん悪魔なので「人間を食う」なり「契約」なり、なにかしら目的があってそこにいるわけですが、基本的にはラストまで主人公の片想いについてやきもきしていました。

悪魔はけっこうオレ様的な性格なんですが、彼女と話しているときにドキッと顔が赤くなるシーンが可愛くて印象的でした。(るるるさん・08/03/03)

●年代が違うので恐らく違うかと思いますが、その後、古本屋さんで購入した本に、幾つか条件が合う作品がありましたので、追跡報告です^^。

『悪魔でもI love you』 桜香織著 

   「プチコミック増刊」2001年〜より、読みきりのシリーズ物で4作。

 ※主人公はウェーブです。が、後ろを結んでありますので、全体的にミディアムに見えます。 悪魔は角が生えていないこと以外はぴったりです。作品自体もラブ・コメ風なのですが、かといってコメディとは言い難いシリアスな作品です。

 ストーりーは・・

引っ込みじあんな主人公(冒頭でプレイボーイに振られます)の元にユダと名乗る悪魔が現れて、自信とプライドを与えられます。 実はこれは契約で、変わりに魂をもらうと悪魔が言い出した時点で主人公が「そんな、契約した覚えない」と拒みます。そこで、なぜか悪魔は主人公に恋していたらしく、「ならば、俺がこの世から消えよう」と、主人公の元を離れ、傷心の主人公でしたが(主人公も悪魔に恋していたので)、暫くしてとある事件があり、その悪魔が主人公の助けに入り、「魂だけになっても、あなたと一緒にいっしょにいたい・・」「なら、この世で一緒にいよう」
 

とハッピーエンドな結末でした(第1話)。(黒いうさぎさん・08/04/08)

●>黒いうさぎさん
ありがとうございます。桜香織さん見てみました。シリアスで、主人公がOLのようですね。

そういえば、「なかよし」の前は「るんるん」と「ぴょんぴょん」を読んでいました。(「ぴょんぴょん」は子供っぽくて違うと思いますが・・・)似たような絵柄をあげられるといいのですが、また考えておきます。

悪魔はベタ塗りのストレートロングで、服装は・・・マントとか・・・してたのだろうか・・・w 翼は生えていたか分かりません。八重歯っていうか、牙っぽいのはありましたね。

たしか空に浮かんだりしていて、主人公以外には見えないんです。主人公の泣き顔にドキッとしていたかなあ。  (るるるさん・08/07/16)