●依頼No.1045(1732) 依頼者:けんけんさん(08/05/30)

長崎、大村湾が舞台の話について

25年位前に読んだマンガです。長崎、大村湾が舞台になっていたと思います。大村湾に伝わる言い伝えがあったような・・・そのせいで現在の2人が結ばれない といったような 切ないラブストーリーだったように思います。

情報も少なく、覚えているのが「大村湾」だけですが、どなたか分かる方よろしくお願いします。

●長崎・大村湾、切ないラブストーリーと聞いてパッと思い浮かんだのが、茶木ひろみ先生の『真珠姫』です。

主人公の少女(ちなみにニックネームはのり茶づけ。)の高校に、長崎から転校生がやってきます。その少年が語るには、大村湾には真珠姫にまつわる悲しい伝説があるそうで……。昔、平戸藩主の弟には真珠姫と呼ばれる美しい婚約者がいましたが、横恋慕した兄(藩主)に仲を引き裂かれ、弟は自害、姫は悲嘆して死んでしまった…というものでした。

しかし、そう語る少年こそ実は自害した若侍そのもので、深い恨みのあまり成仏できず、白蛇に姿を変えて
恋人の生まれ変わりである主人公を探していたのです。

最近、ぜひもう一度読みたくてネットでコミックス(全2巻)を入手したのですが、それによると、この作品は別冊マーガレットに1982年から1年間連載されていたようですので、けんけんさんが25年前に読んだという時期もあうかと思います。

参考になるような画像を探しましたが見つかりませんでしたので、茶木先生のブログをご紹介します。
あまり当時と絵柄が変わっていらっしゃらないので、よかったら参考にどうぞ。(seriさん・08/06/07)