☆ストレスのない牛たちから生まれる 農夢の乳製品☆

  「クリーマリー」とは、昔ヨーロッパにあった「小さな酪農場」
とか「小さな牛乳屋さん」の意味です。
そして、私たちがずっと農業に夢を見ていきたい気持ちと、地の精
「gnome」(ノーム)をかけて「農 夢」としました。
これから、私たちの牛や製品に対する考え方をお話します。
大きな違いは牛の飼い方と生乳そして殺菌方法です。
少々長いですが、読んで下さい。

 最近、家畜たちは産業動物と呼ばれるようになってしまいました。
農畜産物を工業製品と同じように大量生産すれば、生産コストを下げる事はできるでしょう。
でも、「生き物を機械と同じように扱っていいのかな?」と思うのです。
例えば、一生牛舎に繋がれたまま年1回のお産を強制され、乳量を増やすために高蛋白の
飼料を給与され、元来持って生まれた寿命を全うできない生活を強いられています。
ちょっと休ませてあげればまたお産をしたり乳を出せるのに、
現状の採算ペースからはずれた牛はすぐに廃用牛として屠殺されてしまいます。
私達は、そのようなストレスの多い産業動物から生まれる食べ物と、
ストレスの少ない可愛がられた家畜から生まれる食べ物とは違うと考えています。
 たとえば、ニワトリの平飼い卵はしっかりと区分けし、販売されていますよね。
あきらかに一般の卵と違うからです。
牛乳はどれも同じ白い液体なので見た目はわかりませんが、「牛の飼い方の違い
によって、区分けされても良いのではないでしょうか?
また、私たちは牛が好きで牛飼いになりました。
牛たちは私たちのために食べ物を生産してくれているのです。
ですから、できるだけ苦痛・苦悩を排除する「アニマルウェルフェア」(家畜福祉)
実践しています。
例えばできるだけ牛をつなぎませんし、多頭飼育もしません。
現在、乳牛5頭を年中放し飼いにして好きな時に外へ出たり、
寝床で寝たり寝返りをしたり、牛本来の餌である牧草は好きなだけいつでも
食べられるようにしています。
また餌はできるだけ輸入配合飼料に頼りたくないので、
その半分以上を北海道産の小麦でまかなっています。
小麦はそのまま与えると消化しないので、牛舎で機械にかけて
(圧ぺんしたてを)与えています。
その他は輸入飼料を購入していますが、遺伝子組み換え飼料は与えていません
(総飼料の道産自給率80%)
 また、「牛乳の風味や美味しさは生乳のきれいさなのです。」
ですから雑菌やゴミの少ないきれいな生乳を搾取するため、搾乳作業は
きわめて衛生的に行っています。
一頭一頭専用の搾乳室に入れて温水シャワーで乳房を洗浄し、
仕上げに消毒した布巾を使って乳頭を拭き、搾乳します。
ですから搾乳前の乳頭消毒を行う必要がありません。
どんなに優れた加工技術を持っていても、原料の生乳が汚くては何にもなりません。
(年間生乳中の生菌数100個/ml未満)
 それから、牛乳の栄養価と風味は殺菌方法で変わります。
生乳本来の風味を生かすため、カルシウム、タンパク質等の変化や損失が少ない
低温殺菌法(65℃ 30分間)で生乳を殺菌しています。
 このように、ストレスの少ない環境で家族のように可愛がって育つ牛たち(家畜)だからこそ、
我々人間にとって本当に安全で健康的な牛乳製品を生むいことができると考えています。
私と家内が搾乳から加工まですべてを手がけ、食品添加物の代わりに天然の力をかり、
おいしくて栄養のある乳製品づくりを心がけています。
製品はすべて手造りです。
一つ一つ味が生きるように、心を込めてつくっています。
吹き抜ける風とともに私たちの思いを感じていただければと思います。
また、農夢では簡単な酪農体験も行っています。
是非牛たちを見て、さわって畜産の最も基本「アニマルウェルフェア」を確かめにいらして下さい。

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