6月

 新緑がまぶしい季節になりました。
短い春はゆっくりやって来て、駆け足で夏へとなりました。

 そんなあわただしい季節の中、悲しいお知らせです。
4月の終わりに9回目の出産予定だった
13才の「Qちゃん」が起立不能となり亡くなりました。

出産予定日の3日前に急に立ち上がることができなくなり、
獣医さんに点滴を打ってもらったり、
ロープで腰をつって立たせたりしたのですが、
四肢に力が入らず立てませんでした。

出産予定日に寝たきりのまま陣痛そして破水があり、
子牛を何とか引っ張り無事産まれました。

子牛の方に這うように動く「Qちゃん」ですが、
やはり立つことが出来ませんでした。

産後2日目にとうとう横たわってしまい
苦しそうにしている「Qちゃん」。
獣医さんと相談し、お父さんと二人で
「Qちゃん」を楽にしてあげようと決断しました。
獣医さんのはからいで、鎮痛剤を処方してくださり、
苦しむことなく眠るようにお父さんと私の腕の中で
天国へ旅立っていきました。
「今まで本当にありがとう、
ご苦労様」と何度も抱きしめてあげました。

生き物と生活している以上いつかはやって来る別れですが、
いつまでも生きて欲しいという気持ちと、
牛たちの命を預かる責任を痛切に感じました。


    


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