バガボンド
このマンガをご存知の方はどれくらいいるだろうか。
結構いると思うが、井上雄彦先生の最新作である。
井上先生の作品で有名なのは「スラムダンク」だが、
この作品は、今までの「バスケット」から全く離れた作品となっている。
「バガボンド」とは、「放浪者」という意味なのだそうだ。
作品内容は、吉川英治先生の「宮本武蔵」の小説を原作としている
マンガである。
当然佐々木小次郎も出てくるのだが、まさかあんな形で出てくるとは!
実は「宮本武蔵」という名前も主人公が宮本村の武蔵(たけぞう)
ということで後に改名して「宮本武蔵」になったのだと書かれてている。
話はこの武蔵と小次郎の2サイドから進んでいき、それぞれ
たくさんの出会いや勝負を重ね、だんだんと大きな剣士に成長していく
という内容である。最後はあのみなさんよくご存知の巌流島での決闘へと
話は進んでいくのだろう。
そして何と言ってもこの週刊誌と思えない迫力ある絵がたまらない。
シリアスな内容なのにたまに出てくるギャグがまた面白い。
早く続きが見たい。
ちなみにただいま6巻まで発売中。
どこかの雑誌で
「完結までには後5年はかかる」
という風に書いていたので、今からでも十分楽しめると思う。
読む価値ありの作品だ。
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