バス車中にて
私のメインの交通手段はバスである。ほぼ毎日お世話に
なっている。学校に行くのも街に出る時もバスである。
今日(5月20日)出かけた時にバスに乗ったのだが、
どうやら新入社員の乗車研修が始まっているようである。
一番前の座席に若いお兄さんが座って運転をしている先輩に
色々運転テクニックなどなどを聞いている。
私はその隣の一番前の席に座っていたのでちょっとその会話に
耳を傾けてみた。
どうもお兄さんの方は、減速や加速をする際にギア(かな運転席の
左側にあるのは)を変える時に車体ががくがくと大きく揺れてしまうらしい。
クラッチ(ってどこだ?)を半分踏みながらギアを変えているらしい。
カーブを曲がる際も同様にしていると 先輩運転手に話していたところ、
運転手さんから、こりゃプロだ!と思わせる答えが返ってきた。
運転手さんによると、1番から5番(確か)まであるギアは、何キロから
何キロまでは何番、という風にすると、エンジンの回転数がぴたりと合う
しくみになっているらしく、車体も揺れることなくスムーズに減速や加速が
出来るらしい。実際私が乗っているバスで実演してくれたが確かに
その通りだった。そして後は耳でエンジン音を聞いたりして体で覚えて
いくしかない、教育(運転の)で習った事が全てではないからこれから
自分で身に付けていかないとな、でも基本はは時間に遅れないように
する事が一番大切だ、と言っていた。
なるほど確かにそのとおりだ。マニュアルどおりに事を運んでいく事が
全てではない。ある程度まではマニュアルが助けてくれるが、それからは
自分の経験が全てである。
私も来年には社会に出て行くことになるが、この運転手さんの言葉は
忘れずに頑張っていきたいと思った。
しかし職があるんだろうか・・・(爆)
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