秋のソウルを歩く 2009年10月

ANAの特典航空券で 10月のソウルを旅してきました。
同行はではなく 二人の妹たち。
妹1号とは7年前にイギリスをまわりましたが 妹2号は海外初旅行。
パスポートを取ることから始めました。マイルはからのプレゼント。

人気のソウルは週末の予約がいっぱい。
旦那さまたちが背中を押してくれて 平日の旅行が実現しました。感謝です。

10月14日(水)

羽田発の便なので 7時15分に新宿で待ち合わせ。
この時間はまだそれほど混んでなく 大きめのバッグでも
迷惑をかけずにすみました。

WEBでチェックインを済ませてくると 羽田は45分前に着けばいいそうです。
カウンターもセキュリティもガラガラでした。
でも 飛行機は満席でした。
今回の旅のお供。
ミニ版指さし会話帳です
毎度おなじみのショット
牛のすき焼き風&おそば


金浦空港からホテル(ソウル・ロイヤル)までは シャトルバスを利用しました。
本数がないので 帰りは時間が合わず 空港バスを使いましたが ありがたいサービスです。

ホテルは楽天から予約したDXトリプル シングルベッド2台と ゼミダブルタイプが1台。バス付。
3人で旅する時には とても便利な部屋です。

両替
ネットで調べたFXで。14日のレートは ¥10,000が129,000KRW
             16日は ¥10,000が126,000KRWでした。

手前がセミダブル 長椅子も一脚 ソルロンタン

では 早速お出かけです。

お昼は 神仙ソルロンタン
濃厚なスープと 少し甘めのキムチがとても好評でした。

今日の夜は JJマッド汗蒸幕を予約してきましたが 明日行くマッサージを予約せねば。
明洞のミナミエステサロンはどうでしょう?
雑居ビルの4階にありました。エレベーターで上がります。
日本語でしっかりコースの説明を受け 足、顔、全身マッサージ & カッピングを予約。

明洞のにぎわいにテンションが上がって来た妹たちを まずは 景福宮へ誘います。

地下鉄の自動券売機は日本語表記もあって実に便利。
今回は一回券を利用しました。
必ずデポジットが500W付きますが 下車後改札を出たところにある機械で払い戻しを受けます。

正門の光化門はまだ工事中
興礼門より入ります
香遠亭香遠池
紅葉が始まった木々が池に映り
一幅の絵のようでした
ユーモラスな十二支を探すのも
楽しい♪
天井も色鮮やかで華やか 今回は上がれるところは全部
上がって見ました
王様のベッド?

汗ばむくらいの陽気でしたが ソウルの秋は確実に来ていました。
紅葉が旅の解放感にさらに彩りを添えてくれました。

せっかく来たのだから の気持ちは 疲労も倍増させます。

ふと目に入った 聞香窟で五味子や梅のお茶で一休み
 

北村の韓屋を見るのが 今日のもう一つの目的だったのに 外はもう夕暮れ。
では 仁寺洞ギル辺りを散策しましょう。

布製品が色とりどりに並べられ 韓国刺繍の美しさにしばらく見入っておりました。
大物はさすがにお値段が張ります。
眼鏡ケースやハンコ入れなどでお茶を濁し 明洞へ戻ります。

晩御飯はタッカルビ
屋台にも行きたいので 2人分の注文。
観光客より ジモティーの多いお店でした。
辛くはない との口コミでしたが 韓国初心者の我々には十分かろうございました。


屋台でトッポッキおでんに舌鼓

さて ホテルに戻り着替えをする間もなく お迎えの時間となりました。
JJマッド汗蒸幕は送迎が付きます。
ロビーでピックアップされ いよいよ汗蒸幕初体験。

受付で これまた日本語で丁寧にコースの説明を受け 予約通り基本コースをお願いしました。

菰をかぶってドームの中へ。
6〜7人でいっぱいになるぐらい。
口や鼻の粘膜が熱くて痛くなってきたので 次の炭サウナへ。
時計がないので時間が分からないのが不便だと思いましたが 痛くなったら出ます。

もうひとつの玉サウナを経て 今度は泥パック
顔は自分で塗りますが 身体は塗ってもらいます。
立ったり座ったりで塗る係の人は大変。 途中で目眩がするって言ってました!(^^)!

乾燥室で泥を乾かし 洗い流したら 人参風呂と  ?風呂(忘れた)で温まります。

夜は混んでいるとみえ 合間合間の待ち時間が少々もったいなかったかも。

最後に あかすり
これは 本当に丁寧に十分時間をかけてやってもらいました。
今までで最高でした。 といっても 我々はそれほど経験がないので これが韓国では標準なのかも。
とにかく 前身きれいに磨き上げてもらって 身支度を終えて ふと見るともう11時半。
送ってもらえて本当に楽ちん、楽ちん。 こりゃぁ やめられん。また来ようね。

部屋の冷蔵庫にちゃっかりバナナ牛乳を冷やしておきました。
絶対妹たちに受けると思って さっき買って置いたのですが 案の定 バカ受け。
こんな味のアイスクリームが昔あったよねェ。郷愁をそそられます、おばさん世代は。

朝早かった分 あっという間に夢の中、いえ 夢も見ないで爆睡しました。


10月15日(木)

ホテルは宿泊のみ、朝食は付いていません。
お粥がいいというので 味加本へやってきました。
ソウルナビのクーポンもしっかり持ってきました。


時節柄 松茸(と あわび)入りを頂きました。

前回は日本人度100%でしたが 地元の方も多いのですね。

キムパブ


味加本のお隣がキムパブ屋さん
2本買ってみました。

韓国民俗村へ
地下鉄1号線で水原まで行きます。
支庁で乗った電車があいにく直通ではなかったので九老で乗り換えました。

水原駅に着いたのが11時ごろ

駅の階段を下りて左へ行くと観光案内所が
あります。

民俗村のチケットを購入して 
11時半のシャトルバスに乗りました。

妹たちの希望で再訪 門を入ってすぐのところに
唐辛子の坪が並べてありました
唐辛子はちゃんと畑で栽培されて
いました
農家の軒先には季節の野菜が 両班のお屋敷です 竹細工
薬湯 機織りの糸を紡いています 草鞋編み(日本の草鞋とは形が
違います
これも時代劇でよく見かける小路 幼稚園の遠足でしょうか 役所の庭先のお仕置き台
馬上武芸は見応えがありました 筏が浮かぶ川面 忠賢書院
途中にあった東屋でキムパブを頂きました。
そのキムパブ 世間の評判ほど感動を呼びませんでした。
お土産に持ち帰るつもりだったのに テンション低く却下となりました。

亡き母の十八番に挽き肉甘辛煮入り海苔巻きがありまして
酢飯ではない海苔巻きは日ごろ食べ慣れておりました。

大正生まれの母が小さい頃に そのまた母親から作ってもらったとかで
いつもねえやさん任せだったお弁当で 唯一母の味だったそうな。
(もしかしたら 九州には昔からキムパブ文化が入っていたのかも知れません。)

私たちにとっても母の味なわけですから これに勝つにはよほどのインパクトが必要なのでした。


30万坪もある村内を歩きまわると かなり疲れます。
茶店で五味子茶をいただきました。
華城行宮へ
15時半のシャトルバスに乗って 気が付いたらもう水原駅に着いてました!(^^)!

タクシーで華城行宮へ向かいます。
今日は衛兵が大勢いました ここにも西遊記の面々が イサン(正祖)の玉座

秋の夕暮れはつるべ落とし。
早足でどうにか廻りましたが 城壁は次回のお楽しみということで
タクシーでカルビ屋さんまで連れて行ってもらいます。

カボジョンカルビ
水原はカルビ発祥の地なのですね
もちろん味付きカルビを頂きました
3人で2人前(快くOKを頂きました)でも
食べきれません。おまけに大感激の妹達
お店を出るころはすっかり
日が暮れておりました

帰りは列車にしました。
春来た時は確か‘ムグンファ号’だったのに なぜか全部龍山止り。
自販機で購入するのは諦めて窓口に並んで切符購入。
2500w×3…本当に交通費はお安いです。

ソウル駅に着いたのが8時過ぎ。
9時からマッサージの予約を入れています。
ロッテマートを目にしたら 引き込まれるように店内へ。時間がないから早くね!
妹2号は友人に頼まれた海苔を大量に購入。
メトロでホテルへ急ぎます。

今日は明洞のマッサージ屋さんです。
90分コースを終えてロビーへ行くと どうやら我々が最後だったらしいです。
全身マッサージだけ男性にやってもらいましたが 力加減がちょうどよく 次回もここにするつもり。

いつもお祭りのような明洞の通りもさすがにひっそりしていました。
3人とも専業主婦で PTAのお役目も卒業した今はほとんど夜の外出はありません。
久しぶりに夜の街を歩きました。

10月16日(金)

今日の朝食は通りの向かいにある神仙ソルロンタン
すっかりお気に入り。

中部市場

    

干し海老と椎茸と煮干を買いました。
煮干屋さんでは一箱を3つに分けてもらいました。
干し椎茸は 真ん中のイシモチ屋のおばちゃんに薦められた向かいのお店で。

後日談
干し海老はのおつまみとなっております。
椎茸は日本のに比べると戻す時間がかかるような。
煮干は乾燥が緩い気がするので 毎日せっせと消費しています。



外換銀行の前からNo.6015のバスで仁川空港へ。
本当は金浦/羽田が良いのですが 時間帯が合わなくて 14時15分の仁川発となりました。
お昼ご飯が食べられなくて残念無念。


空港で見た面白いもの(って便器ですが)
  

ビニールのシートがグィ〜ンと廻るのですね。


セキュリティを通って ふと振り返ると 妹2号が係の人と何やら揉めているようで
えっ? 変なものは持ち込んでないはずなのに と近づくと
 彼女がやおら 腰に手を当てて(は 嘘ですが) バナナ牛乳を飲み始めました。
一つ残ってたバナナ牛乳をかばんに入れて 捨て忘れたみたい。
係の人も ここで飲んじゃえ みたいに言ったのかな?

半分ぐらい飲んだら 妹1号が引き取って グビグビっと。

きっとこの後 ドツボ話になることでしょう(^^♪



機内食はサンドイッチでした。
やっぱり石焼ビビンバ食べられなかった!(^^)!



手荷物だけなので あっという間に京成乗り場へ。

なぜかこの後 目白のおでん屋さんでお疲れさん会


姉妹だけで旅行したのは初めてでしたが これは癖になりそうです。
せっせとマイルを貯めて また 行きましょうね〜。