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インド体験記⑦(「許し」のシャワー。。)
2006.11.9
以前から喉に違和感があり、何かブロックがあるなあと感じていた。
インドにきた直後から、ひどい咳が出始め、コースの間中止まらなかった。
喉のブロックの原因を教えてください、とアンマ＆バガヴァンにお願いしていた。
4/14、アンマのダルシャンのためネイマンに向かう車で乗り合わせた
女性が偶然にも話の流れから、喉のブロックが前世のカルマに
よるものだと教えてくれた。
前世で女性だったときに、複数の人からレイプされ、
誰の子かわからない子供を宿したのだそうだ。
そして生涯周りの人から冷遇され、後ろ指さされ、
自責の念と怒りと憎しみと孤独感と恐怖の中で生涯を終えたそうだ。
喉のブロックということは孤独の中で極端にしゃべらなかったということか・・・？
この話を聞いたとき、全て納得がいった。
子供の頃から理由のわからない漠然とした恐怖心と孤独感の中で
苦しんできたこと、ディクシャを受けて子供の頃のトラウマにしては
あまりにも激しすぎる怒りと憎しみが出てきたこと。。
前世から引きずってきたものだったとは・・・
もっとも前世のカルマといえどもヴァサナ(過去世の質・香り)を
持ってきたにすぎず、自分ではないのだが・・・
その夜、一人静かに瞑想ルームでそれらの感情を味わった。
一つ一つの感情を泣きながらしっかり味わっていたら、だいぶん浄化されたようだ。
翌朝、喉のブロックの原因がわかって、再体験することである程度浄化できたが、
まだ十分ではないと感じていた。
すると突然、講義中に、涙がとめどなく溢れ出して、
過去のいろんな想いが次から次へと湧いてきた。
涙とともに、怒りや憎しみなどのいろんなネガティブな感情が
薄皮をはがすように、玉ねぎの皮をむくように、一枚一枚はがれていった。
そして最後に出てきたのは、、、小さな光だった。
その光が本当の私だった。
そしてその光がどんどん大きくなって、輝きを増していった。
その後、講義のビデオを見ていると、
許し・・・許し・・・許し・・・
「許し」という言葉が次々と浮かんできた。
浮かんできたというより、、頭の上から降ってきた・・・
自分を許せない、人を許せない、という想いがあったことに気がついた。
ああ・・・もう許そう・・・すべてを許そう・・・
「許し」のシャワーを浴びて、本当に全てを許した。
涙があとからあとから溢れて止まらなかった。
大きな大きな解放の瞬間だった・・・
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