心に沢山の愛を頂いた タカラヅカ♪
2006年 10月30日
 
コムちゃんと共に卒業した大劇場 @n 宝塚大劇場

とうとう 今日の日を迎えてしまいました。。
10月30日! 
コムちゃんが本拠地、宝塚大劇場を卒業する日・・なのです。。
悲しいけれど・・寂しいけれど・・。
コムちゃんの新しい門出をお祝いしてあげなくては♪

今日の入待ちは7時半でした。。
既に大勢のファンの方がスタンバイしていました

白装束が沢山。。
時間と共に白装束の列は後ろに・・後ろに・・と長い花道となったのです

隣近所の白装束の方とお話をしていると
「もう 大劇場最後ですものね・・」っとおっしゃいます。
コムちゃんが卒業されたら・・母達と同じ想いの方が大勢いらっしゃいます(゜ーÅ)
そんな中 今後のコムちゃん☆のお話を小耳に挟みました♪
コムちゃんが幸せでいてくれる事が私達の最高の幸せですね♪♪
そんな 話をしながらの入待ちも今日が最後です(ToT)
あの建物も、この建物も、その建物も・・
あの木も、このベンチも、その植え込みも・・
母にとって人生最後の宝塚をまぶたに、心に、ぬくもりに、、っと
少し欲張りすぎますが、目いっぱいお持ち帰りしたい気持ちでいっぱいです
ヾ(^o^)ゞ
雪組生が次々と楽屋入りし、
コムちゃんと一緒に卒業される生徒さんが拍手に包まれて楽屋入りして行きます。
ずっとずっと コムちゃんと一緒に雪組を支えてくれた卒業生の皆さん。。
コムちゃんと同期の悠さん・まこちゃんも一緒に卒業されます。。
感謝の気持ちでいっぱいの拍手を送りながら 母達はボロボロなのです(ioi)

そして コムちゃんがいらっしゃいました♪
楽屋口では雪組生全員と
雪組を卒業されたOGの皆さん、
春まで雪組の2番手さんとしてコムちゃんと雪組を守り立ててくれた
かしちゃん(宙組トップさんの貴城 けいさん)がお出迎えしてくれます。
宙組の稽古もお忙しいのに・・
きっと かしちゃんも苦楽を共にして来たコムちゃんをお見送りしたかったんだと思います
そんな かしちゃんの優しさが またまた母達の涙腺を直撃してしまうのでした。

楽屋口では雪組のお家芸?の太鼓が威勢良く鳴り響きます。
下級生の組子さんがはっぴ姿で打ち鳴らしています。
コムちゃんは白装束の花道の中をお着替え☆☆
組子さんが用意してくれた キラキラ光る純白ロングハッピを着て
「愛あればこそ」の替え歌に見送られながら 
清清しい笑顔で楽屋へと入っていったのです。。


そして 宝塚大劇場での公演最後の演目
『堕天使の涙』『タランテラ』
が幕を開けたのでした☆☆

コムちゃんの千秋楽。。

コムちゃんは決して初めから恵まれたトップさんでは無かったと思います。
新人公演の主演経験トップが無くトップになったコムちゃん
トップさんとしては異例な事だそうです
身長も高い方ではないですし、若い頃には歌にも課題がありました。
コムちゃん自身、自分がトップになるとは思っていなかったそうです。
3番手さんからトップに一気に抜擢され 本人も戸惑っていたと思います。
4年前のトップ就任が決まった時 
「これが私に与えられた運命なら 受け入れてゆきます」っと言っていました。
花組から まーちゃん(舞風 りらさん)を迎えたコムちゃん
トップお披露目の初公演では
ショーの歌がちゃんと歌えるのか??っと親心でドキドキ見入っていた母達。。
コムファンは皆そうだったと思います。
そして 全てのスポットライトの中央に立つコムちゃんを見て
感無量で涙涙だった母達。。
その時の想いは「コムちゃん、なんて立派になって(゜ーÅ)・・」
そして 努力に努力をかさせて日々進化していったコムちゃん。
まーちゃんとの2人のダンスはいつも母達の心を優しく満ちたものにしてくれました。
そして 宝塚を卒業するコムちゃんの大劇場最後の舞台を見て
またまた 感無量で涙涙の母達。。
今の想いは「コムちゃん、今までがんばってきたよね(゜ーÅ)・・」

ショーの後半でキムちゃん(音月 桂さん)が歌い、コムちゃんが大階段を昇って行きます。
歌いながら キムちゃんも涙声。。
キムちゃんはずっと新人公演でコムちゃんの役を演じてきました。
コムちゃんから沢山の事を学んだキムちゃん
皆 涙を堪えての千秋楽でした

大階段を昇りながら ちかちゃん(次期雪組トップの水 夏希さん)とすれ違う時に
ちかちゃんの肩を「ポンッ」っと叩きました。
そして ちかちゃんも涙顔。。
サヨナラショーの始めの挨拶では 組長さん(飛鳥 裕さん)が
言葉に詰まりながら、コムちゃん まーちゃんへの気持ちを語ってくださいました。
組子さんの皆が コムちゃんの努力を知っているのだと思います。

コムちゃんのサヨナラショー

「涙ではなく 笑顔でコムちゃんを送り出してあげたい・・」
組長さんと同じ想いで・・でも どうしてもオペラら霞んでしまいます。。

コムちゃんがショーの最後に選んだ曲は
『Romance de paris』
「風のように・・」

♪全て終わるときに そっと振り返れば♪
風のように・・
さびしさや 苦しさに負けて
自分さえも 見失いたくは無い
ひとり生きられてこそ 人をおもいやり
愛せるのだから♪♪

今の心境に一番合っている歌なのだそうです。。


卒業生の紹介では 宝塚の正装でもある緑のはかま姿で登場のコムちゃん♪
常々 「宝塚の一生徒!」っと言っていたコムちゃんらしい姿です。




















『わたくしが今まで出会ったすべての人々、
支えて下さった人々、
応援して下さった人々、
一緒に笑い悩み一つの作品を作り上げてきた人々、
この誰一人が欠けても、今ここに朝海ひかるは立つことができませんでした。
 その皆様のおかげで本日無事宝塚大劇場を卒業致します。
その皆様の愛を感じ、これからも私らしく、
前進して参りたいと思います。
本日は本当にありがとうございました。』


コムちゃんの挨拶でした。。

そして カーテンコールが何回あったのかは忘れてしまいましたが
最後に コムちゃん一人が緞帳前に来てくれました。

『宝塚は私の心の故郷でございます。
この宝塚に触れ、こうして皆様の大きな愛を・・
あたたかい愛を頂きまして本当に胸がいっぱいでございます。
 今日という日は一生忘れる事ができません!
皆様とこうして、同じ時を共有できた事をとても嬉しく思っております。
 明日からまた、私は『堕天使の涙』『タランテラ!』
この作品がより良いものになるように
仲間たちと一緒に日々精進して参りたいと思います。
12月24日の千秋楽まで、どうぞ皆様
このふたつの作品を愛して育てていってください。
 どうかこれからも、12月24日までよろしくお願い致します。
本当に本日はありがとうございました。』

今にも零れ落ちる涙を隠すように 上を見ながら挨拶をしてくれたコムちゃん。
12月24日まで 更なる進化をすべく日々精進するコムちゃん。

そんなコムちゃんに出会い 応援する事が出来て母達は本当に幸せ者です。
コムちゃんが進化し続ける限り、母達も一心同体で応援していこう!
っと心に誓ったのです


千秋楽も終え、翌日岐路に着こうとかい父に電話をすると。。
かい母「これから帰るね、6時頃には着くよ♪」
かい父「もっとゆっくりして来ればいいのに!」
かい母「ありがと!でも千秋楽の後で悲しみに打ちひしがれているから
京都観光する元気がないの・・」
かい父「そうじゃなくて!九州廻って桜島辺りまで行って来ればいいじゃん」
かい母「・・ふ〜〜んふ〜〜んふ〜〜ん(-_-#)」