生後12ヶ月〜現在♪♪
かいが親父に虐められていた事が解ってから、かい母は毎日カーテンを開けると、親父の家を見なければならない事が軽いストレスとなってきました。
目の前に家があるのですからしょうがないのですが、毎日意地悪な親父の顔が思い出されてしまうのです。
これには、かい母も軽い鬱状態?!になってしまいそうです(>_<)。
そこで思い切って2mほどの高さの塀を建てました。
南側だけに建てた塀ですので、ちょっと変わったお宅?と思われるかもしれませんが、そのお陰で、前の家を見る事も無くなり、快適に生活できるようになりました♪♪
相変わらず、かいは前の家方面からの音には敏感で威嚇の吠えもしています。でもそれは虐めた親父が悪いのだからと、私も今まで程は注意をしなくなりました。
そんなある日の事です。
かいは毎週土曜日に市で主催している躾教室に参加しているのですが、金曜日に保健所から電話がありました。
かい母「明日の躾教室のことですか?」   
保健所「いや、違うんですよ、実はね、犬の鳴声の苦情が来てましてね!!」・・・かい父の予感的中でした。
私は保健所の人に、苦情を言ってきたのは○○さんではないですか?とお聞きし今までの経緯を話しました。
保健所の方は静かに聴いてくださり、「私たちも苦情があれば、現状を観に伺うのですが、お宅の場合は全く鳴く事もなく、尻尾振って我々を観てるんですよね・・。本来ならば何処から苦情が出たとは言えないのですが、確かにご推察の通りです。たとえ虐待されていたとしても、私達が○○さんにどうこう言うわけにはいかないですし・・・。今回の事は飼い主さんに注意しておきました!!とだけ伝えておきます」というような事をおっしゃって下さいました。
そして、もしまだ虐めるようなら警察に連絡したほうが良いですよ。と教えていただきました。
勿論、警察にも連絡しましたが、ビデオなどの証拠がないと取り上げてもらえないとの事でした。今は塀があるため虐める事は出来ない・・そうなれば、今度は苦情の嫌がらせ?!  いったい親父さんはかい宅をどうしたいのでしょうか(^_^;
かいが虐められていると知った時、かい母は怒鳴り込みに行く勢いでおりましたが、月日が過ぎてゆくうちに、かい母の両親と対して歳の変わらないご夫婦です、包帯までして演技をしたり、凄んでみたり・・どうしたら、60も越えてこのような人生を送らなければならないのか親父が哀れに思えてきました。
そして、そんな親父に目くじらを立てていた自分の未熟さにも呆れてしまいます。 ・
・・・かい母も心穏やかに落ち着いてくる事ができたのでしょうか・・少し成長です☆。
翌日躾教室に行った時、既に先生方は事の次第をご存知でした。何人もの先生がかいのこれからについて考えてくださいました。生死に関わる嫌がらせを受けるかもしれない・・それなら室内で生活させてあげて。
室内でかいを飼う・・。考えた事が無かった訳ではありませんでしたが、「えッマジで?(^o^;」と言うのが正直な感想でした。
室内飼いにあたり、ゲージ飼いにしようと思ったのですが、どうしてもゲージから脱出してしまい断念しました
ゲージを諦め、かいの居場所を決めて様子を見てみる事にしました。
トイレはペットドアから庭にでて用を足しています。
居場所は・・・何気にドンドン入り込んできて、気付くと真横で眠っています。まっいいかな(^_^;

かいは4歳になりました。
年配の男性に対してのトラウマなど心配した事もありますが、老若男女♪人間大好きでいてくれます。
前の家に対しての警戒心は今も変わりはありませんが・・・(^o^;
今、かいの寝顔を見ていると、これでよかったんだよね♪と話しかけてしまいます。
そしていつかかいの心の中から、虐められた記憶が消え、威嚇をしなくても生活できるような、穏やかな日々が訪れる事を願ってやまないかい母なのです。

             

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