充当プロジェクト概要 |
トーゴ |
トーゴにおける寄生虫感染症対策プロジェクト トーゴの活動地域では、寄生虫感染症の蔓延が深刻です。 寄生虫感染症は、子どもの健康を脅かし、知的能力や認知能力を低下させます。 プロジェクトでは、中部チェオウジュ、ビリッタ、チャンバ、ソツブアと高原地方東モノ県で、 小中学校での駆虫と給水・衛生設備の整備、学校・地域での寄生虫対策活動を行います。 トーゴってどんな国? ■国名:トーゴ共和国(Republic of Togo) 首都:ロメ(人口約45万人) 面積:56,785km2 ■人口:630万人(2006年) エヴェ族(約35%)をはじめ、約40の部族からなる ■宗教:伝統宗教、キリスト教、イスラム教 ■言語:フランス語(公用語)、エウェ語、カブレ語など あいさつ 「こんにちは」 Bonjour ボンジュール 「ありがとう」 Merci beaucoup メルスィーボクー 「はじめまして」 Muito prazer ムィントゥ プラゼール 「さようなら」 Au revoir オウ ルヴォワー(ル) ■国のあらまし アフリカ大陸西部、ギニア湾に面した共和国。ベナン、ブルキナファソ、ガーナと接する。 南北に細長い小さな国だが、ビーチ、湖、高原、国立公園と、ひととおりそろっている。 首都ロメは高層ビルが建ち並び、かつて「西アフリカの真珠」とうたわれたほど美しい街。 ギニア湾に面する海岸線は70km。内陸部は低い山地。 南部は高温多湿の熱帯性気候。北部はサバンナ気候で南部よりも雨量が少なく、湿度も低い。 ■経済 1960年代に経済が成長。 りん鉱石(世界10位)が重要な輸出品。農産物には、ヤムイモ(世界5位)、キャッサバ、とうもろこしなどがある。主な工業製品にはビール(4520万リットル−87)、パーム油など。1996年、IMF、世界銀行と経済構造調整計画で合意。中継ぎ貿易によい位置にあるロメ港を中核とする自由貿易地域構想を推進。 ■トーゴの小話 かつて、現在のトーゴの地に強力な王国が存在しなかったため、ヨーロッパ列強の積極的な進出もなかった。そのためか、トーゴの旧宗主国は西アフリカでは珍しいドイツである。現在では、多くの都市で生ビールが飲めるが、10数年前までは西アフリカではトーゴでしか生ビールが飲めなかった。ソーセージも美味であると言われている。 近隣の国に比べると、トーゴの見どころは少ないと言わざるを得ないが、南部のトーゴ湖でのピローグによるボートトリップ、周辺のヴードゥー教の町、中部の風光明媚な丘陵地帯、要塞のような住居(奴隷貿易が行われた時代に奴隷狩りから身を守るためと言われている)が点在する北部のタンベルマ地方など、東西にトーゴを通過する旅ではなく、細長いこの国を南北に縦断してみるのもいいだろう。 2006年のサッカーワールドカップのアフリカ最終予選グループ1において、トーゴはセネガルやザンビアを抑えて、見事1位通過を果たした。ワールドカップのグループリーグでは0勝3敗と揮わなかったが、強豪国に臆することなく立ち向かう姿はアフリカサッカーの新しい強豪国を世界中に知らしめた。 |