シルクロード・タクラマカン沙漠
西域南道を走る
流砂の道を走るパジェロ
流砂の道を走るパジェロ(フロントガラスにセロテープ)

日本から約5,000km離れたユーラシア大陸のほぼ中央に世界第二位の面積(約33万平方`b)を誇るタクラマカン沙漠があります。
中国は唐の時代、長安(今の西安 Xi'an)から西へ敦煌(Dunhuang)を経てこの沙漠の北または南を通り、カシュガル(Kaxugar)からローマに至る通商路が絲綢之路(中国読みで)です。いわゆる絹の道、シルクロードです。
このうち南の道が西域南道または天山南道と呼ばれています。昔は途中いくつかのオアシスを通り何ヶ月もかけてラクダの旅が続いたのでしょう。
現在、この西域南道とほぼ並行して国道315号線が造られています。幹線道路とはいっても砂利で路盤を造った砂の道です。ところどころ道が洪水で流されていて砂漠の中を走らざるを得ません。
この道を敦煌から西はタジクスタン国境のパミール高原まで4WDで走りました。

       記録

隊の名前 1993年西域南道、西域高原4WD旅行隊
隊員数 日本人23名、中国人8名
車の編成 4WD5台、トラック1台
全走行距離 2,549km
全走行時間 58時間58分
所用日数 6泊7日
宿泊所 招待所
行程 1993年4月23日〜5月8日
地域 シンチャンウイグル自治区
面積 中国全土の1/6、160万平方`b
人口 1,500万人
種族 約9割がウイグル人、他に17の少数民族
言語 ウイグル語、中国語
宗教 イスラム教
食べ物 シシカバブー、ユーピン(小麦の揚げ物)、ゆで卵、醤牛肉、きくらげ、粥、ナン(小麦の薄パン)、チャパティ(厚パン)、椰子乳、拉麺()、キュウリ。香辛料は唐辛子
首都 ウルムチ