口腔外バキューム
治療中に発生する有害な歯の削りカス、金属片、血液、唾液などの飛び散り、さまざまな細菌汚染物質を発生源で確実にすばやく捕集し、患者および医師の健康を守るクリーンシステムのひとつです。歯を削ると、削ったときに、歯の粉・唾液・血液など目に見えないほど細かい粉塵が空気中に、たくさん飛び散ります。口の中に入れて使う口腔内バキュームだけでは、目に見えないほど細かな粉塵を、すべて取り除くことはできません。なので、院内感染が心配される最近では、口の中から飛び出してくるものだけではなく、空気中にちらばっている他の粉塵までもきれいに吸引してくれる口腔外バキュームが必要なのですね。口腔外バキュームにより、安全かつ清潔な診察室の実現が可能になりました。
(昭和63年導入)