無菌化への取組み(院内感染の防止)

治療室内を無菌状態にするために院内に数々の機器を用いて対応しています。
菌の流入経路は主なものとして空気、水ですがこれらは下記の様に無菌化して使用していますので安心してご利用頂けます。
 

水の無菌化

水は上水道から取込み、診療室内で「切削時にタービンの先から噴射」、「口腔内への吹きつけ」、「うがい」、「器具の洗浄」など様々な部分で使用しています。
水への対策は治療台(チェアー)にそれぞれ装備された機器により水道から「微酸性次亜塩素酸水」または「6%過酸化水素水」が生成されチェアーの付属機器で使用されます。
また、診察・治療時患者様一人別に使用するミラー、スケーラーなどの器具は「微酸性次亜塩素酸水」の生成器から供給される水を使用して手作業洗浄、超音波洗浄・消毒後、個々の基本セットはシーリングしてオートクレーブ滅菌済みです。
  この基本セットを患者様・治療時・一人別に開封し使用しています。
 

モリタ製チェアーの場合
Kavo製チェアーの場合
その他の洗浄用
空気の無菌化
口腔内での研磨に使用する空気は数々の空気清浄が行われている院内の空気を更に「デンタル除菌ドライヤユニット」で無菌化された後に、チェアーに供給されます。
  研磨時にはこの空気が適切な正圧で研磨機内部から口腔内の研磨位置に噴射されると同時に負圧を利用して外部に吸い出され最終的に院外に放出されます。
これにより治療部位から研磨による菌の飛散があった場合も口腔内から出ることなく院外に排出される為院内は常に無菌状態を保っています。
 
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