虫歯の早期発見

虫歯は一般的な感染症で、多くの人が虫歯になります。虫歯にならないためには予防への取り組みが最大の防御策であり、家庭での入念なケアと歯科医院での定期的な検査、保守が大変重要です。
  虫歯の治療は歯を削ることと思われるかもしれませんが、そのような時代は終わりました。虫歯を早期発見すれば、痛みを伴うことなく虫歯部分を除去し、健康な歯を長く維持することができます。歯と歯の間は食べカスがたまりやすく、細菌にとって理想的な隠れ場所、繁殖場所です。虫歯や歯周病などの歯の病気は、多くの場合、歯と歯の間から始まります。これらの虫歯を早期に発見すれば、歯を削らない予防処置だけで済むケースが増えます。

  また、虫歯の90%は歯の表面下に隠れています。歯の内側から虫歯になりはじめても、外側から見えないことが多く、早期発見には歯の表面の検査だけでは不十分です。見えない部分を見るにはレントゲンやCTなどの放射線を利用するものが使用されています。
  レントゲン撮影でのX線量は機器の進化により非常に少なくなっており身体に影響がでることはありません。しかし、少ないとはいえ放射線ですので使わなくてすむならばそれに越したことはないでしょう。  患者さん、特に妊婦さん・子供の親御さんにはX線を使わない、光による撮影は繰り返し撮影しても放射線の心配がなく安心して受けていて頂けますこの機器は、歯に光を当てると、虫歯の箇所が暗い部分として映し出されます。歯を光導体のように利用することで、カメラが光を感知し、画像をモニターに映し出します。X線を使わないため、被ばくの心配が無く安全です。
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