第27回ひろしま国際平和マラソン

２００７年１１月３日。
早いもので、私が市民マラソンに出場しはじめてから、丁度1年目のレース。昨年の第２６回ひろしま国際平和マラソンが、私のデビュー戦でした。10キロのレースではありましたが、一年間の成果を計るという、ちょっと思い入れがあるレースとなりました。

目標タイムは、錦帯橋ロードレースで出した45分32秒を上回る、45分切り！
コースも、昨年走っているので、既にわかっているし、ほぼフラットなコースで自己記録更新を狙うチャンス！

膝は、今回も完治しないまま。でも、毎回のことなので、特に気にすることもなく、スタートの号砲とともに、走り出す。
ちょっと、気になるご婦人が、近くに並んでいたので、ずっと並走したかったのですが、心を鬼にしてレースに集中することに。最初の３キロまでは、足も軽く、快調なペース。ちょっと、オーバーペース気味だと思いながら、まあ10キロのレースだから、最後まで持つだろうと、自信過剰気味。3キロを境目に、呼吸が激しくなり始め、オーバーペースを実感しペースを落としました。すると、あの気になる綺麗なご婦人が、私を追い越して行きました。私のはるか後方を走っていると思いきや、まさか、追い越されるとは。みるみる、ご婦人の後姿が小さくなり、それを最後に、そのご婦人にお会いすることは、もうありませんでした。こんなことなら、最初から、ご婦人と並走してればよかったかな。
それでも、折り返しの通過タイムは、21分08秒。私の持っている5キロの最高タイムをたたき出しましたが、さらに失速し、後半戦は完全に撃沈。普段なら10キロは無給水で走るのですが、今回は、しっかり給水をとりました。息がゼイゼイ言ってる時、走りながら飲むと、旨く飲めずに、ゴホゴホなるので、一旦足を止めて、じっくり飲みました。ラスト1キロは、多少体力が回復し、最後の力を振り絞って、ペースアップしましたが、スタジアム入り口で既に目標タイムの45分を経過し、せめてもの45分代を目指して、全速力で、なんとか45分をキープでしました。

インターネットでレースエントリー時に、自分のゴールタイムを自己申告するのですが、これにより、ゼッケン番号が決まり、ゼッケン番号の早い順に、スタート前方へ並ぶことができます。私は、心が痛みながらも自己申告を37分でエントリーし、前方のスタート位置を確保。なんせ、10キロの参加人数が2000人を超えるので、タイムを狙うならば、前方にいないとね。

広島市内のレースなので、いつのもマラソン大会とは違って、のんびりと自宅を出発。受付開始時間には、既にトラックでは、大勢のランナーがウォーミングアップ。距離が短いので、家族連れや、仲間と楽しみながら、多くの市民ランナーが集結。なんか、ほのぼのとした雰囲気です。

スタジアムから、スタート地点へ移動中に、「ダイアナさん！」と、声を掛けていただきました。驚くことに、私のホームページを見て、赤いヘアバンドで、わかったとか。私のホームページを見ていてくれる人が、いるんだと、とても嬉しく思いました。お名前は、伺っておりませんでしたが、また、お会いすることがあれば、是非、声を掛けて下さい。