2010.9.18更新
■本田美奈子キミ
本田美奈子さんは、2002年と2004年の公演にキム役で出演しています。2002年は、10月
30日〜11月4日の8公演、2004年は、2月12日〜17日の6日の8公演、全部で16公演、そ
れが、本田キミの公演の全てです。
私は、2004年の2公演しか見ることができかったのですが、こんなに衝撃を受けた作品はなか
ったです。美奈子さんも、思い切り感情を込めて演技していました。セリフもほとんど叫び声に近い
ものが多かったです。背景が太平戦争末期の沖縄だけに、どれだけ感情を込めても足りないぐら
いです。ミス・サイゴンよりもレ・ミゼラブルよりも、この作品に感銘を受けました。
残念ながら、ひめゆりの公演は、DVDにもCDにもなっていないので、そのナンバーを聴けるの
は実際の公演のみでした。そのため、時間がたってしまうと、どのような歌だったか自体、忘れてし
まいます。わずかに、以前、美奈子さんの公式HPだった、minako.tv に、ひめゆりの稽古風景と
2004年公演の千秋楽の模様の映像が少しだけ公開されていました。その映像に、美奈子さんが
歌うひめゆりのナンバーの「生きている」が少しだけ含まれていました。その映像の美奈子さんの
歌、感動的で本当に何度も見返したものです。現在、YouTobeで、ミュージカル座か美奈子さんの
「生きている」が公開されています。是非聴いてください。同じものは、ミュージカル座のHPからも
見ることができます。・・・これ、何とかDVDにして世の中に出して欲しいものです。
もう1曲、ひめゆりの中で、ゆきが歌う「小鳥の歌」というのもYouTubeに公開されています。歌っ
ているのは、2010年公演のゆき役の高田亜矢子さんです。これもとても良い歌です。この歌が
ロングバージョンになったのは、今回(2010年)公演かららしいです。今回の公演では、キミ役の
知念里奈さんが、カーテンコールのところで、少しだけ、この歌を歌っていました。美奈子キミの公
演でも、美奈子さん、「小鳥の歌」を歌っていたかもしれませんが、残念ながら、記憶に残っていま
せん。