島田歌穂エポニーヌ

  初演以来、エポニーヌ役としての地位を確立しています。一番、標準的かつ、世界的に優れたエポニーヌ役です。今でも、特別公演でエポニーヌ役をされています。さすがに、いろいろ音源があります。
 

●レ・ミゼラブル日本公演ライブ盤
<赤盤>、<青盤> 録音:1994年2月 中日劇場

  中日劇場での公演のライブ盤です。鹿賀丈史バルジャン版と滝田栄バルジャン版の2通りあり、帯の色によって、それぞれ、俗に赤盤、青盤と呼ばれています。
  エポニーヌ役はどちらも島田歌穂さんです。改めて聴いてみると、ライブ盤だと、島田さんも、前半と後半の声量差を相当変化させていることが分かります。美奈子さんほど極端なものではないですが、やはり、一般のコンサートと本公演では、歌い方が異なるようです。

● Les Miserables   オン マイ オウン(EP盤)
   島田歌穂  (B面:ピープル ソング)  1987

  公演が始まる直前ぐらいにリリースされたもののようです。歌詞が、今のものと若干違います。
  録音が古いせいもあるのでしょうが、島田さんの歌い方、若干不安定なところがあります。島田歌穂さんでも、初めのころはこんな歌い方だったんだなと、興味深いです。
 このレコード、オークションで、見たことないものがあるということで買ってみたものです。
 「非売品」と書いてないので、実際に、発売されたものでしょう。
 

● Les Miserables The Complete  Symphonic Recording     CD 3枚組  1988 

   Les Miserablesの配役を世界中からセレクトして、まとめあげたものです。エポニーヌ役は島田歌穂さんです。
  もちろん、全部英語です。 このアルバムは、第33回グラミー賞の、「最優秀ミュージカル・キャスト・ショー・アルバム」に選ばれています。
  英語でも、島田歌穂さんの歌は、やっぱり良いです。