「DREAM BOYS」

                      at帝国劇場 2006.1.7(初日)
 


初日観てから書くまでの間に3公演観てるんで、記憶が混じってしまってる部分もあるかもしれない…という事を一応、言い訳しておきますです。

なんか、こんなに書いたの久し振りかも!!(←ダメじゃん)
凄い満足感かも!!

ともあれ、ドリボs初日覚え書きです。



初日というのは、ほんとうに「何が起こるか判らない」という緊張感をはらんでおります。
「DREAM BOY」という演目自体は初演から全て観てきていますので、勿論大筋については知識があるわけですが…しかし毎回公演ごとに多少の変化が加えられてますので、今回はそのアレンジがどの程度なのか?と言う部分は未知の世界。
しかも今回は、「これまでに無い役」を割り当てられた赤西仁が登場するということもありますので。
とにかく、結構な緊張感でした。はい。

結果的に全体のストーリーとしては、昨年のGWに「梅田芸術劇場」にて行われた「Hey!Say!DreamBoy」のアレンジ版、といったところでしょうか。
この公演ではそれまでの「DREAM BOY」を結構アレンジしてましたので、今発売されてる滝沢秀明版のドリボしかご存じない方には、ある程度違ったものに感じられるかもしれません。
ま、大筋は同じなんですけどね。
特に、桟橋や試合や天国のシーンは毎回大体同じです。


<1幕>

この日、あたしは2階席下手寄りに座っていました。
「1階で観たかったなー」って気持ちはあったものの…今回ばかりは、2階席で正解!だったような気がします。

だって、だって!
天井からいきなり登場したKAT-TUNの姿を、見逃す事が無かったんですから!!

天井って、人がスタンバイする時に結構「ぎしっ」って言うんですよね。
ひとりで観ていておしゃべりもしていなかった私はその音に反応し、天井の暗がりに誰かがいる、という事には気付いていました。

そして照明が落ち、ステージ上にジュニアが登場し…
そちらを観ている前に、ゆっくりと天井から降りてきた5つのシルエット。

まさか…と思っていると、鳴っていた音楽が途切れたと同時、光の中に浮かび上がったのは誰あろう赤西仁
そして大歓声の中で歌い始めたのは、グラチャンの際に完成し、観客を前にして歌うのは始めてとなる曲、「Will be all right」。
イエローの衣装に身を包んだ仁のその表情は自信満々に輝き、悠々と微笑みを湛えていました。

イントロにあわせ、仁が指し示す先に新たなスポットが当たり、T-TUNの姿を順に浮かび上がらせていきます。
下手側から、

上田くん 中丸くん 仁 聖 じゅんの

の順。
5人は歌いながら、中心の仁は上下に、あとの4人は前後に、華麗にフライングを繰り広げました。
そして4人は客席に降り立ち、仁はそのまま天井へと吸い込まれていきました。

「いきなりショータイム!?」と思ってしまう、予想外の始まりとなった今回の舞台。
この時は判らなかったのですが、このオープニングは後々の話に微妙に絡んでくるのでした。


■BAY SYDE CLUB(♪FIGHTING DANCE)
KAT-TUN、そしてKANJANI∞。
彼らのたまり場であるベイサイドクラブから、物語は始まります。
亀はステージ中央に登場。
KT-TUNとエイトが掛け合いのように歌ったり踊ったり。
T-TUNはじゅんのが女性ダンサーさんとのダンスを、田中。の二人がRAPとビートボックスを、そして上田くんは上手側のセットの2段目でギターを披露。
(実は、8日の2部を観るまでこの上田くんのギター演奏に気付いていませんでした。不覚。)


■映画撮影(♪Boxing DanceA,B〜カズヤ登場〜One Night)
先にJr.の集団がステージ上と客席(2階の私の席からは見えず)から登場し、ボクシング・ダンスを披露。
途中からT-TUN、A.B.C.(トッツー以外)も加わります。
この時、T-TUNは紅いガウンを羽織っていました。
それから、5月の時にはじゅんのの足に嵌められていたオレンジのサポーターは無くなっていました。

5月には天井から登場したカズヤ。
今回は舞台の奥から、ゆっくりと登場します。
紫の長い布をまとって、正面を見据えて、そのまま前方までゆっくりと進み…曲の転換と同時に布ははずれ、亀は宙に吊られた状態で2階の客席に飛び込めそうな勢いで飛んできて、そのまま戻っていきます。
ステージの手前で自分で体をきゅっと捻って向きを変える姿が印象的でした。
そして亀を交え、ステージ上の撮影カメラに向かってボクシング・ダンス。
彼らのカメラへのアピールが、ステージ後方全体のスクリーンに映し出されてます。
ダンスは梅芸バージョンよりパワーアップしてた気がする。

このあとKAT-TUNとKANJANI∞に諍いがおこり、そしてそこに醒めた調子で茶々を入れるのはアカニシ
この「アカニシ」は、KAT-TUNの仲間でありながらもどちらに対しても「一線を画した」存在です。(予告どおりでしたね。)
錦戸亮が加わった後には亮ちゃんの役になるのであろう立場をトッツーが演じていて(「トツカ」とか「ショウタ」とか呼ばれています)、彼はKANJANI∞側の人間らしいのですが(「スバルに拾われた」というようなセリフがあったような。)、やはり事態を醒めた調子で見ている感じです。

スバルの弟である「ユウタ」(中島裕翔)もここで登場。
ここのやり取りも梅芸バージョンと同じです。

でも、仲のいい兄弟でありながら方や関西弁、方や標準語を話すというのは、ちょっとした謎の部分です。(ここは触れないほうがいいのだろーか・笑)

このあと、これまでには無かった大倉くんのパーカッション披露。
これは関ジャニ∞の大阪城公演で始めたお目見えしたものでしたが、口許を歪めて自信あり気に微笑みながら叩く姿は相当かっこいいものでした。


■それぞれの想い(♪それぞれの想い)
そのあとは、今回初となるシーン。
回転するセットにKAT-TUN、KANJANI∞、アカニシがそれぞれ分かれ、状況や生い立ちをダンスで表現。
このBGMにあわせてやはり大倉くんがパーカッションを叩いてます。
仁はソロで、英語交じりの歌を披露。
女性ダンサーと絡み歌い踊るこの曲は物凄く大人っぽくてセクシーです。パーカのフードを、手で掻き降ろす(?)仕草がものすごく素敵でした。


■桟橋(♪星の光る空)
初演とそのあとの公演には出てきてた女優さんが出なくなって、まるきり女っけがなくなった(ダンサーさん以外は)この演目でしたが…
コウキとカズヤの会話の中に、かつてカズヤとスバルが愛したひとりの女性の存在がでてきます。「あの女」として。

いつものようにお魚ちゃん達をいじり(「メギョ」とか言ってた。雌の魚の事らしい・笑)、そうこうしているうちに、ヨコヤマがタライの船で登場するのですが…。
このタライがパワーアップしておりました(笑)!
大阪では普通のタライだったのに、光る金の布を纏った豪華版になってます。
そして「どうしたんですか」と聞くコウキにひとこと、
「壊れそうなものばかり集めてしまうんです…」
「『ガラスの十代』(@光GENJI)…!Σ( ̄□ ̄;)」とすかさずコウキが反応するものの、客席の反応は微妙。ヨコは「判る人が少なかったようですね…」と残念そう。(あたしはしっかり判ったよ、ヨコ…)

そしてクールな表情を崩さないカズヤに向かい、「さすが地元じゃ負け知らずの人ですね」
ここでカズヤ、耐え切れずに客席に背中を向けてしまいます(笑)。
ヨコは「地元じゃ負け知らずって、じゃあどこで負けたんですか?」となおも追い討ちをかけていました。

そのあとはシリアスなシーン。
チームのために、カズヤの映画出演を条件にコウキがお金を受け取っていること、それを断れば違約金が発生し、チームの解散が免れないこと…などが語られます。


■チャンプハウス(♪FIGHT MAN)
梅芸ではコミカルだったこのシーンは一気にシリアスなものに変更。
残念なのは、上田くんのコミカルな部分が無くなってしまったことですよ。毎回楽しみだっただけに、ちょっと残念だったかも。

今回は、「早く映画を撮らないとユウタに見せるのに間に合わない」と悩むスバルが、カズヤの代わりにアカニシに出演を頼もうとします。
あっさり断るアカニシですが、急な耳鳴りに苦しむスバルを見て動揺している姿が印象的。

ここでショウタも登場。
言葉はないまま目だけを見交わし擦れ違うアカニシとショウタ。

そうこうしているうちにカズヤ、そしてT-TUNやKANJANI∞も登場。
コウキとチームの為、カズヤは土下座をして映画への出演を頼みます。
そしてその条件として、カズヤとスバルがボクシングで試合をする事に。

みんながはけたあと、残ったムラカミ(ヒナ)とコウキ。
「止めてくれ」とムラカミに頼むコウキでしたが、交渉は決裂。
このムラカミの役、梅芸ではやっさんでした。


■公園(♪On the Park)
ジュニアのタップダンスではじまります。
ユウタが中心で元気にタップを踏むのですが…あとで明らかになることなのですがユウタは重い心臓病をわずらっているはずなので、なんだかちょっと複雑な感じがありました(笑)。

最初に子供時代のカズヤ、アカニシ、ショウタが登場。
カズヤ役が森本くん、アカニシが山田くん、ショウタは…誰だっけ(こら)。
この3人は幼馴染で、昔はとても仲がよかったという設定。

途中しょぼいイリュージョン(笑)によって、大人になったカズヤ、アカニシ、ショウタに入れ替わります。
ショウタは下手よりの箱の中から、アカニシは中央のベンチ、カズヤは上手の電話ボックスに登場。
アカニシは漫画雑誌を読んでいます。

ここからはしばし、コミカルなアドリブシーン。

亀が手にした携帯を手に歩き出し…「ラーメン食い行く人、どうぞー」。
すると仁は「えっ」、という顔で亀のほうに駆け寄り、自分を指して「俺、俺」と。そして「みんなで食うから旨いんじゃん」
ここでは確か、笑いと拍手がおこりました。リアルDoCoMoです。
すると亀、すかさず「みんなで食うから旨いんじゃん、くちびるキュッ!」と、仁を真似。

ユウタが出てきて、「兄ちゃん」とか言ってしまう…(多分、わざと。)
「設定が違うぞ」ととりなす亀の後ろで、仁は「鳴り響いた…」と青春アミーゴを歌いはじめます。でもこれが替え歌で、
「鳴り響いた左の鎖骨 例のやつらに折られてるんだ」
みたいになってまして…
収集がつかなくなった亀は「めちゃくちゃだよー!」って叫んでて可愛かったです。

このあとはシリアスなシーン。
アカニシは「試合、やめとけよ」って止めるんですが、もうやるしかない、といった模様。
「俺には関係ない」とか言いながらも「でも…なんか、おかしい」と浮かべた表情がとても切なかったです。


■試合会場(♪ファンファーレ〜選手入場)
この入場の際の音楽は、カズヤ側が「SHE SAID...」で、スバル側が「Do You Agree?」でした。
カズヤ側は聖と上田くんが一緒に登場。
スバル側はマルと大倉くんが登場。
(といっても、2階のあたしからは見えません・涙)

「挑発する奴に限ってビビってるって言うぜ?」っていう亀のセリフがなくなってたのは残念でした。

さて、試合。
これまでは見方同士で小ネタをやってたり、相手チームと小競り合いをしたりしてたのですが…これは全くなくなっていました。

スバルが倒れ、例の「鉛の板」騒動が。
「兄さんに謝れー」とカズヤに詰め寄るユウタ。
これまではすぐに意識を失ったり死んだりしていたスバルですが、今回はユウタを呼び寄せ、「カズヤを恨むな」と。(そんな事より、「鉛の板なんか入ってない」って言ってくれよ〜)

このあと、みんな去っていた試合会場で自ら口にするヨコヤマの陰謀を、アカニシが立ち聞きしています。


■パフォーマンス会場(♪Pierrot〜The Air〜SEARCH〜Will be all right)
お面を付けた亀が綱渡りをするのですが…これは明らかにダミー。
天井に消えたダミーと亀が入れ替わり、天井から歌いながらステージに登場。
女性4人が纏った布を、ステージ上からフライングした亀が絡め取ってステージ上に持ち帰るというパフォーマンス…なのですが、何がしたいのか正直わからなかった。
あれ…パフォーマンスなんですよね?^^;

このあとは「Guilty」。
…というか、あたしの中では亀が歌いT-TUNがバックで踊るこの曲は「Guilty」なんだけど、パンフレットでは「SEARCH」というのがこの曲にあたるらしい。はて。

この曲は亀も素晴らしいんだけど、あたしの中では上田くんです。
上田くんのダンスと、上体の反らせ具合が素晴らしいの!!
誰よりも綺麗に柔らかに、弓なりにしなってるの!!!
これは変更されてなくてよかったです。
で、今回は弓なりの前に、「腰」もあったんですよ。
亀とかは、そんな振ってないの。なのにその斜め後ろの上田くんが、物凄くセクシーに腰をまわすんです。
…うう、今回の上田くんは「男」です。


このあとは、じゅんのによる「ラート」。
これ凄い。ほんとに凄かった。
あんな怖い技を、しかも笑顔なんだもの。
満面の笑顔で、飄々とこなしてしまうんだもの。
スケート選手のような衣装がなんだかとても似合っていました。

このあとは、田中。による風船マジック。
二人とも、映画「パッチ・アダムス」でロビン・ウィリアムスが付けてたみたいな赤い鼻をつけてます。
このマジック、まあタネはわかってしまうんですが…
二人が面白可愛いから全然OK。

客席の男の子をステージ上にあげて風船ネタ(?)をやったあとは、とことこと登場してきた亀(←なんかすごくかわいかった)を十字架に貼り付けます。ひとつ残った風船を聖によって股間に押し当てられてしまうんですが、ちょっとでも股間から離そうとして爪先立ちになってる亀がこれまたかわいかったです。

このあとは棺桶で入れ替わるパフォーマンス。
この時、梅芸ではマルと大倉くんが出てきて踊ったんですが、今回は無し。(ちぇっ)

ロープの芸は梅芸のままです。
でもリハーサル期間が少なかった中で、凄いと思いました。

このあと梅芸で登場したシャンデリアみたいなのに乗って、オープニングでAT-TUNが歌った「Will be all right」を、今度は亀がひとりで熱唱。
その両サイドで、T-TUNは白のスーツ(めちゃめちゃかっこいい…!)を着て、白い二等辺三角形に掴まってくるくる回転します。

曲終わりで、T-TUNが立ってるだけだったのは勿体無かった。
今までみたいに踊ってポーズを決めて欲しかった気が、凄くします。


■会場の外(♪乱闘のテーマ)
アカニシが紙(おそらく、歌詞カード)を持って登場。
「あいつ、俺の曲使ってた…」

つまりオープニングでKT-TUNでこの曲を歌ったのはチームのパフォーマンスのひとつで、アカニシが作ったその曲をカズヤが勝手に使ってしまった…という事のようです。

しかしここで、なぜか会場に起こってしまった大爆笑。
あたしは「何で?」って思ったんですが、このあともシリアスなシーンでずっと笑いを引っ張ってしまっていました。
カズヤは「雑に扱ったつもりないんだけど…」って言うんですが(ここでも客席に笑いが)、二人の心は擦れ違います。

アカニシとカズヤの諍い。
たまたまカズヤが持っていたナイフをユウタが拾い(拾うなよ!)、それを見たアカニシが「そんなもん持つな!」と取り上げようとして、誤ってわき腹を刺されてしまいます。(そんな馬鹿な!)

よもや、刺されるのがアカニシだとはΣ( ̄□ ̄;)
…ちなみに梅芸では、刺されたのはやっさんでした。

初演のこのシーンで「まだわかんねぇだろうが!!」と叫ぶ仁がとても好きだったのに、お前が刺されるんかーい!!という感じではあったのですが…
刺されて「ち…がう」と声を絞り出す仁もなんだか、凄かったです。


<2幕>

■逃亡(♪Sad Song〜Escape)

梅芸では一幕だった(自分の覚え書きによると)スパイダーフライングが、ここで登場。
姿を隠す為に逃げ回る姿を表現してるのですが…梅芸と違ってスクリーンが風景だったんですよね。その風景が結構なスピードで動くので、足元見辛いしやり難いんじゃないのかな?って思ってしまいました。
で…どうもフライング用のロープを体に装着するのが、上手くできないようで。
スクリーンの前で結構な時間、動けずにいたんですよ。
塚ちゃんが何度もカズヤの前に立ちはだかったり(多分アドリブ)フォローしてたんだけど、そのトラブルのせいかこの日のフライングはちょっとバタバタしてた感がありました。


■すばるの病院(♪care)
車椅子に乗ったアカニシ(無事だったのねー)が、舞台上手寄りでアコースティックバージョンの「care」を弾き語ります。(サビをトッツーがハモります。)
これがまた、素敵で…
まさかこの舞台でそんなに歌わせて貰えるって思ってなかったし、ちょっと動揺。
でも、嬉しがりながらもひっそり「刺されてるのに、そんなに腹から声が出るもんかー」とツッコミ(笑)。

ここでベッドに横たわったスバルが、「カメナシは鉛の板なんか入れてない」という事を独白。
アカニシとショウタに「カメナシとユウタを助けてくれ」と告げ、息を引き取ります。


■廃墟(♪All Of Me For You  vs FIGHT ALL NIGHT)
T-TUNとKANJANI∞の戦い。
T-TUN(じゅんの曰く、「トゥトゥン」)4人による「FIGHT ALL NIGHT」。
みんな本当に歌が巧くなった、って思いました。
あたしは個人的に、中丸くんの歌声が物凄く好きだ!と改めて思いました。


■落下
えと…いつものやつです。(←そんな説明か!!)


■天国(♪賛美歌〜アリガトウ)
こちらも…いつものやつです。(←だから!)
曲はスバルのソロです。
で、スクリーンの中でユウタとか子供時代のカズヤやアカニシが一緒に歌ってるんですが…カズヤ役の森本くん、途中絶対歌詞覚えてなかった・笑)


■BAY SIDE CLUB(♪RUMBLE〜絆)
カズヤを探してクラブに単身乗り込んできた上田くん。
「こんなに探してもいないんだから、お前らの所にいる筈だ!」とか言って(濡れ衣だ!)、KANJANI∞チームと一人で戦います。
この時の上田くんがだな…ノースリーブの衣装なんだけど、腕の筋肉とか物凄くて、本当にかっこよかったです。
そんでもってやっさんが頭(髪?)捕まえて痛めつけたりするんですが、思わず「やっさん、そこまでやらんでも!」って思ってしまうほどの迫力でした。

助けに来たT-TNも混じって入り乱れ…カズヤが止めにくるものの納まらず…

そこに、痛む傷を抑えながらゆっくりと現れたアカニシ、そしてショウタ。
アカニシの「よせ!」という一喝で、場は静まり返ります。
ショウタが真実とスバルの願いをみんなに語ると、それをうけたアカニシが「ま、そんなとこだ。」と一言。(仁、ずるい・笑)

ヨコヤマの陰謀が暴かれ、皆はスバルの想いを噛み締めます。(こんなに物分りがいい人達なのに、なんでここまでこじれたんだ!…とかいうツッコミは敢えて飲み込む事にします…)

そして、カズヤを除く全員で「絆」を熱唱。
なんとトッツーのソロもありです。

(♪挑戦者)
「絆」の終わりで白い幕が降り、幕の前でひとり、カズヤが「挑戦者」を熱唱。
この「挑戦者」、歌詞が替え歌になってまして…「ユウタがどうのこうの〜」とか「天国のスバルにどうのこうの〜」とかっていうのになってます。
…本当にすいません、あたしはちょっと笑いそうになってしまった…。

エンディングに近くなると、幕に後ろで演奏する3人のシルエットが浮かび上がります。

「おおくらくんだー!!!」と狂喜する私は、次の演目にも期待が湧き上がります。


<SHOW TIME>

初演の時とは違い、梅芸同様、繋ぎのトークは一切無くなってます。
あのコーナー、裏話なんかも聞けてとても好きだったんだけどなー。
でも、流れとしては多分こちらのほうがいいんですよね。

■「WILDS OF MY HEART」♪AT-TUN

幕が開くと、そこにいたのはなんとイエローの衣装のAT-TUN!
てっきりエイトだと思ったのに!!
演奏はそのまま、中央のせりの上に大倉くん、その向かって左にマル、右にやっさん。

最初の「WILDS OF MY HEART〜」の所は大倉くんのすぐ下で仁が熱唱してるんですが、その上でドラムを叩く大倉くん、高く掲げた右手にドラムスティックを持ち、それをくるくる回していたりして…本当にかっこいいもんだから正直どっち観ていいかわかんなくなって、めちゃめちゃ慌てふためきました。

■「大阪レイニーブルース〜ROCK ver.〜」♪関ジャニ∞
回るステージセットの上で、かっこよく歌い上げる関ジャニ∞。
で、回転して見えてきた仁はずーっとひとりで「ちゃう、ちゃう」の動きをしてました。(真顔で)

■「ハルカナ約束」♪KAT-TUN
ここで亀も合流。
ここでどうしても指を回してしまうのは、KAT-TUNファンの血だろうか。

■「浪花いろは節」♪関ジャニ∞
仁がヨコの後ろに密着してうろつき、最後はうざがられていた…っぽくて。
ヨコに何か言われて「なんだよー」みたいなモノ言いたげな顔になっていたのが可愛かった。

■♪A.B.C.(曲目不明)

■「千年のLOVE SONG」♪Kis-My-Ft2
元キスマイ(?)の4人で。この時は大山田(演奏)はいません。

■「好きやねん、大阪。〜無限大〜桜援歌(メドレー)」♪関ジャニ∞
ここは、小さく躍らせていただきました。(ほぼ完璧…なはず。)
上手から順に自己紹介(名前のみ)をしていくのですが、最後のマルがMステのMCのモノマネをしていました。…上手なのに凄く可笑しかった。

■巌流島(亀とすばるのパフォーマンス)
牛乳ビン底メガネをかけて髪をタイトにまとめ、学ランを着た異色の姿で亀が登場。
ヒョロロ〜♪と笛の音が鳴る中、その姿で分厚い本をめくったり、地面に置いた本に向かってハンドパワーを送ったり(笑)します。

が、不穏な空気に気付き(?)、しばしコミカルに対応していたものの…
自ら髪を乱し、学ランを脱ぎ捨てるとそれはやはり「巌流島」。

戦ったのちはジャケットを帽子(後ろで誰かがそっと差し入れしてる)を身につけます。

■「青春アミーゴ」♪亀梨和也
これがなんというか…アンダルシアなアレンジなんですわ。
途中「勝手にしやがれ」(@ジュリー)のイントロみたいなアレンジ(判るひとだけ判ってください)も加わりつつ、ダンスも若干、アンダルシアっぽくキレのある感じになってます。
で、最後は「冷静になれよ…ミ・アミーゴ…」って、スローで静かに終わります。

■「ha-ha」♪赤西仁
ままま、まさかこの舞台でこの曲を聴く事になるとは!
正面からこのダンスを観る事になるとは!!!

さっき亀が「冷静になれよ」って歌ったばかりなのに、既に帝劇内は大興奮状態
もう、バックが誰だったのかを見る余裕すらありませんでした。
(そのあと3回観たのに、まだバックが誰だったかわかんないです。)(←どんだけ仁を凝視してるんだか)

■♪田中。ソロ
曲名は判りません。ともあれ新曲。
2階席下手側に聖、上手側に中丸くんが登場。(聖がすぐ近くだった!)
聖のRAPに続いて、中丸くんが後半を歌う、という感じ。
中丸くんの歌う声が物凄く好きなので、これは本当に嬉しかった。
なんだかとてもメロディラインの素敵な、大人っぽい曲です。

このあと二人は2階席前方に移動。

■フリーズ(♪KAT-TUN)
KAT-Uはステージ上に登場。
そして田中。二人は2階席でロープをセッティング、じゅんのは1階下手側、上田くんは上手側の通路を真っ直ぐ歩いてきて、ロープをセッティング。
そのまま4人が宙を舞います。(当日見えなかった1階席部分は後日の公演で確認)

■SHE SAID...(♪KAT-TUN)
じゅんのはコンサート同様、手をふり挙げてアウトビートを刻みます。
で、珍しく仁もビートを刻んでいました!!
(当然、あたしも刻みました。)
そして曲終わりの振りの所で、仁はこれでもか!という程に尻を振ってました!!!(←どんちゃんは仁の尻が大好きです)

■「Every Time」♪KAT-TUN・関ジャニ∞
梅芸ドリボでお目見えした赤い衣装が、方のところに紫と金の派手な飾りを付けパワーアップした形でお目見え。
この衣装は当時、仁にもちゃんと作っていただけてました。
が…その時には嵌めていたロングの手袋が…ない!嵌めてない!
…これは結構なショックでございました。

このあと、A.B.C.、キスマイ、女性ダンサーさん達が順にご挨拶。
最後はKAT-TUNと関ジャニ∞が前に出てきて(仁が誰よりも前に出ていて、「いいのか?いいのか?」とちょっと焦ってしまう私でした…)(←小心者)
まずは上手側客席に向かってすばると仁が、そして下手側に向かってヒナと亀が、手を差し伸べてご挨拶。
最後は全員で正面にご挨拶して、舞台の幕は降りました。


<カーテンコール>

一旦終焉のアナウンスは鳴ったものの、鳴り止まない拍手に再び並んで登場です。
で、みんなで手を繋いでいたんです。
亀が「繋げって言われたから繋いでます…」と、ちょっと照れた顔でご説明。
一旦手を離してしまうんだけど、また「繋ごう」という事になって再び繋ぎなおし。

この時、真ん中にいたのが亀と仁で…亀は正面を見たまま仁の手を探り、探り当てたその手を、互いにきゅっと握り合っていました。

…すいません、あたし、ちょっと泣きました。
泣きながら、ああ、あたしはほんとにこの二人組が好きだったなぁ…って思ったんでした。

この時一瞬、周りのみんなは繋いでなくて、真ん中の二人だけが手を繋いでるみたいな状態になっていて。
照れた笑顔で微笑んでる二人が、なんだかとても嬉しかったです。

あと、下手の端にじゅんのとヨコがいたのですが、ヨコの側のじゅんのの手は空いているのに、なぜかヨコはその手首をつまむようにして持っていました。
多分「マイクを持ってる」って思ったんだと思うんですが…でも、ヨコにつままれたその手首とヨコを見比べながら「なんで?」みたいな顔で笑ってるじゅんのも凄く可愛かったです。



うーん、こんなところです。

こんな長い文章を最後まで読んでくださった辛抱強い方々、ありがとうございました。