「Hey! Say! DREAM BOY」
                      at梅田芸術劇場 2005.5.15(千秋楽)
 


さて、この舞台「Hey!Say!DreamBoy」。

私が観たのは
初日・5月4日2部・11日・14日3部・15日1・2・3部
という全7公演でした。(最終的に予定より4公演増えました)

仁が出なかったにもかかわらずこの参加回数・・関西に住んでいればこそですが、なかなか頑張ったと思います。
で、それだけの回数足を運ぶだけの価値のある、素晴らしい舞台だったと思います。

以下は、千秋楽の公演の感想をメインにしながらそれ以外の感想も時折交えつつ・・な「非常に読み辛い超自分向けの覚え書き」ですので、心に余裕があって(←これ大事)時間にも余裕のある(←これ最も大事)方のみ、読んでくださいね?

ちなみに千秋楽のみメモをとっていました。
仁の登場したシーンの覚え書きだけが妙に詳しいのはご愛嬌ってことで。


<1幕>

■BAY SYDE CLUB

去年のドリボでは「映画のオーディション」から始まっていたオープニング・・
今年のドリボは、この「BAY SYDE CLUB」というたまり場のようなクラブから始まります。

KAT-TUNと関ジャニ∞が掛け合いのように歌ったり踊ったり、RAP、ボイパ、ギター等を披露します。
この時の田中。RAP&ボイパのシーン、後半になるに従ってエイト側の動きが面白可笑しくなっていってました。中丸くんの「グエー!」みたいな音のボイパ(←表現力が貧困でスミマセン・・)に合わせて、みんなして同じ動きで煽ってんだか乗ってるんだか・・な動きで、毎回笑い通しだったです。


■撮影現場
先に関西ジャニーズJr.の集団が客席から登場し、ボクシング・ダンスを披露。
途中からKAT-TUNとA.B.C.も加わります。

・・正直、このシーンは去年の方が迫力があったと思います。迫力もだし、セクシーさもあったし。腰に手を当てて首をぐるりと回すあのシーンとか、今でも鮮明に浮かぶくらいに好きでした。

亀はここで、天井より登場。
下まで降りたのち、ゆっくりと空中で回転しながら客席へと向かっていく様は本当に神々しいまでに輝いてました。

台の上で亀の着陸をサポートするのは聖と上田くん。
最終日、2人が手を差し出すもののタイミングのせいで1・2部は上田くんの手を取る事しかできませんでしたが、千秋楽ではしっかり2人共の手を取っていました。
そして亀を交えたボクシング・ダンス。
「でき〜ない〜♪」の所で手を「バイバイ」みたいに振るのがちょっと可愛かったです。


この舞台で一番本来のキャラと掛け離れているように感じたのが、じゅんのと聖でしたね。
単細胞な感じのじゅんのと、常にフォローに回る役割の聖。凄く異色で、それだけに興味深かったです。

すばるの弟である「ユウタ」にいなされた後のヨコのセリフも、後半になるにつれていろいろ笑わせてくれました。
千秋楽では「誰ですか、あの『梅おにぎり』みたいな子供は。」
その日の2部では「わかめラーメンみたいな」・・これには子役も笑ってしまっていました。
ちなみに一部はなぜか「マーライオンみたいな」でした。どこが?(笑)
意味不明ですが、なんせ可笑しかった。


■桟橋
「聖ってやっぱり物凄く演技巧いよなー」と改めて思うのがこのシーンでした。去っていく亀に向かっての「和也!」っていう呼び掛けなんか、本当に真に迫っていましたよね。

亀が自分の中途半端さを説明するシーンで「生け花なんて3日だぜ?」って言うのですが、そのあと花を剣山に刺すゼスチャーをしながら
「one、two、生け花♪」(←ややラップ調・笑)
ちょっとテレ笑いしてたりするのが非常に可愛いシーンでした。

聖と寄り添うシーンでは足を踏んでしまう亀・・
そして前髪をアップにした聖に「今日男らしいな」とか「ステキさ!」とか言って聖を照れさせていました。

このシーン、自分的に一番笑ったのは前日、14日の3部です。
聖が思い余って(?)「抱きしめてもいいかな」と言ったり(ここで亀が「キモいぞ!」って言うのですが、その声がリアルに裏返っていました)、「和也・・映画戻んねぇか」というべきシーンで突如「和也・・付き合ってください」と告白したり、挙句「ごめん・・抑えられなかったんだ・・」と胸を押さえてみたり・・ホントに笑わせていただきました。

そうこうしているうちに(?)、タライの船でヨコ登場。このシーン、常にヨコは「大阪のおばちゃん」なノリです。
「アンパンマンは、君〜さ〜♪・・・・・いやいや、俺ちゃうわ!アンパンマン何人いてんねん!」一人でノリ突っ込み。

後半ヨコはもっぱら、「まぁ、怖い!」とビビっていました。
2部では「知ってます?薬局に売ってる薬は最後に『ン』が付くねんで・・『バファリ』・・『ビオフェルミ』・・『セデス』
・・『ン』じゃありません(泣笑)。
ちなみにコレ、関西人ぽく最初の1文字(『バ』とか『ビ』とか)を物凄く強調して言うのがまた可笑しかったのです。
あと、4日だったかな?「僕は不思議なんです・・『ドンキホーテ』の事を、なぜみんな『ドン・キホーテ』(←間の『・』を強調)と言わないのか」とか言ってました。

このシーンで、亀が笑わないように我慢しつつもしきれず、向こう向いて肩に顔埋めるようにして笑ってしまってるのがいちいちツボでした。


■チャンプの住むビル
「リッチになりたい!」「仕事をよこせ!」などと書かれたプラカードを持って登場するA.B.C.。千秋楽ではトッツーだったかな?が、「だから、仕事くだパイ!」って言ってました。

そしてKAT-TUN登場。
中丸「リッチになったらどうする?」
上田「フェラーリに乗りたい!」
中丸「いいねいいね、お前どうする?」(←ここまでは毎回同じ)
田口「また『DREAM BOY』が観られるようにお願いする!」
客席からは拍手が起こってました。

このじゅんののセリフ、2部では「リッチになったらカツラ買う!ハイ!ハイ!ハイハイハイ!」・・とレギュラーのネタをパクり。
でもこのハイ!ハイ!の動きが、ちゃんと中丸くんにカツラを被せている動きになってて、ほんとに大笑いでした。

そしてこの後の歌&ダンス・・
関西チームが登場して関東チームがビビったりするんですが、この時誰よりも大袈裟にビビってる中丸くん・・1部と2部では派手にビビるものの、その様子を大倉くんがただ見つめてるだけで、いわば放置プレイ状態におかれてました。が・・千秋楽ではうつ伏せにバッタリと倒れた中丸くんのお尻を、大倉くんが足でグリグリグリグリ(爆笑)。

そしてこのシーン、上田くんの動きも毎回楽しかったです。初日は五関くんと「組んずほぐれつ」状態になってるし、11日に見た時には匍匐前進で進んだかと思うとその後やっさんに「よじ登って」いました。
終盤になると何故か後方のベンチで一休み・・そのあとの歌にはいつも出遅れておりました。
最終日の朝だったか前日の3部だったか、女性ダンサーさんの持つ旗の後ろに一旦隠れ、その2人のダンサーさんに投げキスを飛ばし、ダンサーさんがそれにやられてバッタリ倒れる・・みたいな小ネタも仕込んでおりました。
で、歌の最後の「Money and Job〜」の所では、誰よりも伸びやかに体反らせながら「ジョ〜〜〜ヴ!」と熱唱しておりました。


■ビルの外

■公園

千秋楽と楽前公演の2回、このシーンに赤西仁が登場しました。(出させて下さった皆様、拍手で迎えて下さった皆様、ありがとうございました。)(←誰)

●1部
この一部のとき、中丸くんの髪の一部だけなんか変な方向を向いていたんです。寝癖にしては妙な位置だったので、とにかく中丸くん、髪のネタでいじられまくり。
ちっちゃい子に頭を凝視されて(←素で凝視していた・笑)「髪見んなよ!!(怒)」とか言ってました。

●2部
「一歩〜づつ〜でええやんか〜♪」「この手を離したらあかんで〜♪」
この声がどう考えても仁だったので、一瞬固まりました。1部で「ショータイムにしか登場しない」と思い込んでましたので、まさかと思いました。
が、聖と中丸くんに挟まれて登場した赤西仁。(←やや戸惑い気味の表情)

「真ん中の人誰?」と言われ、「総合格闘技の先輩だよ」そして「カラオケしてたんだけど、マイクもってきちった。」なるほど、ひとり不自然に持ってるマイクの言い訳はカラオケでした。

「うさぎと亀の話」をなぜか亀が仁に振り・・本気で動揺する仁(笑)。
代わって中丸くんが話すのですが、聖が横から入れる合いの手がうるさく・・「おまえ先輩になぐられろ」と中丸くん。
すると仁(先輩)、「こいよ」と聖を連れて下手の袖に引っ込んでしまいます。

・・あの、ちょっとここで中断していいですか?

この「こいよ」が・・・
それはもうおそろしくかっこよかったんですわー!!!(ダンダン!)(←机叩いてる)

が、袖から戻ってきた二人は立場逆転。仁の襟首を聖が猫持ちしています。
この、「SUMMARY」DVDの特典映像を彷彿とさせる素晴らしい(?)演出。しょぼくれた仁に場内大爆笑でした。

そのあと「マー坊」姿のトッツーが登場しまして「ユウタを病院に連れて行く」という展開に。
「病院?…ならこいつを連れてけ」と差し出される仁先輩(笑)。
「で、ビヨウイン(美容院)ならこいつを連れてけ」と差し出されるのは当然(?)中丸くん。
すると仁、中丸くんの髪を触りながら「一本づつでいいさ〜、この毛を離さずに〜♪」(「絆」の替え歌)
中丸くんは「もう本当にそういうのやめて?」・・弱ってます(笑)

そして病院への去り際、仁は「もしもし、もしもし・・松本引っ越しセンターですか?・・カバさんが好きです、でもKABA.ちゃんはあまり好きじゃありません」と言い残して去って行かれました。

●3部
関ジュの子に「テレビのパクリやろ?カミセン?・・トニセン?」(正解は「ごくせん」)と言われて亀、「どんだけV6のファンなんだよ」と。

「一歩づつでええやんか〜♪」「この手をは絆ぁ〜♪」(←いきなり省略) これも仁の歌声です。
いつものカエルとアヒル(劇中では「ヒヨコ」と呼ばれてますが、どう考えてもアヒルです。アヒルの「ガーコ」です。)の間に、リボンなどでデコレーションされたパンダと、変な覆面のようなモノが。聖がカエルとパンダを持ち、仁が覆面を持っていました。

2部と同じく、仁は「先輩」として登場。しかも「総合格闘技のジムのOB」であり、なおかつ「生け花も一緒だった」らしいです。
「あれだろ?色々あったんだろ?」・・判らないながらも話に寄ろうとしているらしい仁(笑)。

「うさぎと亀の話」をしようとして聖、凄い勢いで語る語る・・かと思いきや、中丸くんから「息吸えよ!」とのツッコミ。・・ほんとに凄い勢いの語りなんです。

このへんまで、仁はずーっと隅っこで小さい子達と一緒に座ってます。
でも、その座ってる姿が可愛いんですよ。左手の人差し指で自分のほっぺたをぷーっと突いてみたり、喋ってる子の様子を見ながら眉毛下がっちゃったり。

そして亀の強さについて語ろうとする段になって、「先輩、ゆってやってくださいよ」と仁に振る亀。
亀はやたら、仁に話を振ってくれていたように思いました。(感謝。)

しかし突然振られて動揺を隠せない(笑)仁。「えっなになに!?」みたいになってしまいます。
「俺の必殺技ですよ」と言われ「ああ、あれかぁ、あれだろ?波動拳?」「違いますよ、アレですよ」

・・もう、この時の仁の縋る目ったら(笑)。「アレだ」って言われるから、自分の知らない劇中での「定説」みたいなのがあるのかと思ってしまってるらしく・・

「なに?ちょっとまって?」(←物凄く動揺した言い方)

・・もう、ヘタレ度満載です。(泣笑)
で、散々みんなから「違いますよアレですよ」「シンプルなやつですよ!」などと言われ素で「え?」とか聞き返し、しまいには亀が小声で「テキトーに言えよ!」と助け舟。

そして仁、ものすごーく恐る恐る、「・・・あ、あの・・ス、スーパー、サンダー?
みんなが一斉に「そう!そうだよ!スーパーサンダー!」と盛り上がるのを見て、仁凄く嬉しそうです。

このあと関西BOYSの濱田くんが「和也さんはすばるさんには勝てない」と挑発するのですが、亀は何か言おうとして噛んでしまい、「チェック着てるから・・」と、濱ちゃんが着ていたチェックのシャツのせいにします。
が、聖もチェックのジャンパー。「ああ、お前もチェックー!」と騒いでる隅で、仁が自分の腰に巻かれたチェックのシャツをつまみ上げて無言のままアピール(笑)。
「お前がチェックを馬鹿にする事で仲間が傷付くんだよ!」と聖が力説していました。

このあと子役の子が、「すばるに勝つなら右のクロスだ」という大事なセリフを何故か笑いながら言ってしまいます。
言い直しさせてもらって、なんとか話が繋がって・・すると唐突に亀、
「先輩、チャンスですよね!」と仁に振ってくれる。
するとスックと立ち上がった仁、何故か物凄くカッコ付けて「・・・ああ。」

とかやってるうちに、トッツーが上田くんを従えて欽ちゃん走りで下手から上手へと走りぬけ。
つづいて今度は上手から下手へと、じゅんのを従えて走りぬけ。
・・たかと思うと、じゅんのだけ袖にひっこまずにその場でポーズ。「ん?このポーズって・・」と思ったら更にポーズ。なんとそこでリアル「イッツ田口ドリーム♪」を披露してくれました。

・・そして驚いた事に、その一瞬の間にトッツーが「マー坊」になって再登場!もう「早着替え」なんてものでは言い表せない速さでした。

「ユウタ」を病院に連れて帰るというトッツーに亀、「病院ならコイツも連れてけ」と聖を差し出し、聖は「俺かー!!!Σ( ̄□ ̄;)」と驚愕。
続いて「で、もし美容院ならコイツを連れてけ。」と今度は中丸くんを差し出してました。
そして「先輩?」と亀が話し掛けると仁、「アレだろ?うさぎと亀の話だろ?」・・いや、終わってます(笑)。こういうボケ方は仁、独特ですよね。

そして先輩も一緒に病院に連れて行く事になり、うまく舞台からはけます。
仁、「あんまり除け者にしないでくだパイ・・」と言うと振り返り振り返り、去っていかれました。

「実践練習」は、やはり中丸くんを巻き込み(笑)、アヒルを舞台の外に放り投げ、中丸くんが舞台からはけた瞬間に亀が倒されます。その直後に絶妙のタイミングで走り込んできた中丸くんが「どうなった!?」っていうのが、毎回本当に可笑しかったです。

亀が縄跳びしてるシーンでは上手端での聖と中丸くんの小ネタがいつも楽しみでした。中丸くんのアヒルを聖が奪っては投げ、拾って戻ってきたのをまた奪っては投げ・・ゴミ箱にアヒルとカエルを入れた後は、中丸くんが頭からゴミ箱に押し込まれたり、聖がお尻からゴミ箱にハマったり・・そういえばこのシーンではあまり亀を見てなかったかも。(トホホ)


■試合会場
入場の際、マルが上手側の客席を物凄く煽ってくれます。
で、KAT-TUNチームはというと、客席から登場する上田くん、じゅんの、そして亀を、毎回オーバーアクションで河合くんが迎えてくれます。そして先頭を歩く上田くんは、そんな河合くんをそのまま下手側の袖に無理やり押し込んでしまいます(笑)。

このシーンで亀が言う、

「挑発する奴に限ってビビってるって言うぜ?」
「・・おそらく、てっぺんまで。」


っていうセリフとその言い方が物凄くかっこよくて、毎回ゾクゾクさせられていました。

さて、前述の上田くんと河合くん。試合中もこの2人はずっと一緒にいて、何やら小ネタをやってました。
2人してギターかき鳴らす振りをしているかと思えば、試合中すばるに耳鳴りが起こり「キーン」という音が鳴る場面では何故か上田くんも苦しそうに頭を抱え、そして河合くんがそんな上田くんを介抱する振り。細かいです。


■パフォーマンス会場
バランス・・これはやはり、前のカタチで観たかった。せめて歌は亀にしてほしかったなと・・。A.B.C.も頑張りましたけどね。やはりこの曲はあのセクシーさが強烈に印象に残ってますので・・。
去年の亀が主演の時と、少クラでしか聞けなかった田中。のラップ&ボイパがあったのは嬉しかったけども。
そして「バランバランに」の動きは今回、上田くんが最もセクシーだったように思います。

スパイダーマン
私が見た回では失敗はなかったように思います。小さなタイミングのズレはあったようですが。
そして・・一度、サポート役としてやっさんが登場するんですよね。和也は彼らから隠れているはずなのに、なぜ?・・と、最後まで少々疑問でした。精神的な部分での味方としての登場か?と思いましたが、だとするとその後のシーンと繋がらないし・・いまだ、謎です。

「Guilty」はとても素敵でした。今回の劇中歌の中で一番好きかも。
なんかカエルの手みたいなのの中で歌い踊ってましたよね。これ、コンサートでも歌って欲しいな・・。
そしてバックで踊るT-TUNもかっこよかったです。上田くんが物凄く綺麗に、上体を反らすんですよ。うん、あの「反らし」は誰よりも綺麗でした。

ジャグリング
上田くんとじゅんのの対決・・これ、負けたほうが塚ちゃんの「ハリセンチョップ」をお尻に受ける事になります。(私が見た回は1回を除き、なぜか常にじゅんのが敗者となっていました。しかも亀から「浣腸」されてた日もありました)
千秋楽では皆がじゅんのの方に流れ、上田くんは負けじと棒をくるくる回しながら下手から上手に移動。が、途中で落としてしまいます。
すると上田くん、「もう1回!」と真剣にアピール。
今度は回しながら、上手から下手へと後ろ向きに移動。(凄い!)これで上田くんの勝利が決まり、結局じゅんのが敗者に。
塚ちゃんのハリセン時のお言葉は「千秋楽だからってカッコ付けようとしたらダメ!」みたいな感じでした。

その後は仮面を付けられてのコミカルなダンス。
Y字バランス(?)に挑戦するものの、微妙です。でも一生懸命「せーの、エイッ!」みたいにしてやってるのが凄く可愛かった。

亀(のダミー)が水に漬けられているマジックの前では、黒マントに身を包んだ大倉くんとマルがダンス。・・このダンスがなんか、「死神」のイメージで物凄くかっこいいんです。関ジャニ∞のコンサート、亮ちゃんソロの「Open Your Eyes」においてそのバックを務めるのもこの2人なのですが、まさにああいう感じの「ダークな」雰囲気で、本当にかっこいい。
私は関ジャニ∞の中での「セクシー」は誰あろう大倉忠義だと思ってるのですが(だめですか?)、その魅力が如何なく発揮されたダンスだと思いました。

そしてその2人がダンスの最後に手を差し示した場所にいるのが・・我らが(誰らだ)亀梨和也。
客席の通路にて慣れた手つきでロープを装着すると一気に舞い上がり・・「SUMMARY」でも見せた数々のロープ技。「SUMMARY」よりもさらに進化し、難易度を増したように思います。
楽前公演ではロープの調子が悪く、何度か亀が自分の体重でロープの向きを反転させるような動きがありました。
が、千秋楽では亀の演技、舞台装置の調子共に、完璧なものを見せてくれたと思います。

この千秋楽、途中から意味の判らない涙が溢れて止まらなくなって「うわーマズイ」と思ったんですが、ふと気付くと両隣の方(赤の他人)も私を上回る勢いで泣いてらっしゃいまして・・皆それぞれの想いで、この千秋楽と、ここまで頑張ってきた亀梨和也を観てるんだなぁ・・と感じました。
最後の最後に見せてくれた会心のガッツボーズが、本当に神々しかったです。


■パフォーマンス会場の外
実は最初の頃、和也が連行されるシーンでは去年のドリボでの仁の残像が浮かんで仕方がありませんでした。「まだわかんねぇじゃねぇか!」「ちょっと待ってください!」・・あのシーンがとても好きだったのです。
・・でも、回を重ねるごとにそんな思いも無くなっていきました。ここではとにかく、聖が凄かった。「和也、やってないって言えよ!」聖のあのセリフは本当に、誰も真似のできないものだったと思います。


<2幕>

■逃亡
■ランブル
■ビルの屋上〜落下
■生と死の狭間
■BAY SIDE CLUBU
■教会

(※「省略しすぎ」って怒らないでくだちゃい…)


<SHOW TIME>
14日まではヨコが挨拶&フライングを行い、「Every Time〜Opening ver.〜」の最初の部分もすばるくんが歌っていました。が、最終日3公演のみ、フライング&歌の冒頭が赤西仁に変わっています。
関ジャニ∞の方は不満に思われたかと思います・・当然です、逆の立場だったら私だって「ナニー!?」って思っただろうと思います。
だからこそ、大事な自分の出番を仁に譲ってくれた出演者の皆様には本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。

■「Every Time〜Opening ver.〜」

1部では仁、「いやー、DreamBoy楽しかったっすねー!・・出てねぇけど。」・・これ、フライングしながら言うものだから凄く可笑しかった。
2部では「9割出てねぇけど」って言ってました。
そして3部では、「SHOW TIME FINAL!」と叫んでいました。
それはそれは綺麗なフライングで、そしてとても伸びやかな歌声でした。

このシーンでの上田くんのフライングは、本当に「妖精」でしたよね。
そして聖のフライングも、本当に綺麗でした。
・・数年前、飛び込み台の上でマジ泣きしていた2人と同じ人だとは到底思えませんでした・・。

後半の全員で踊るところでは仁だけ振りが入っていないため、みんなが踊る中でひとりだけ手拍子をしていました。
なんとなく、一人ぼっちな感じの仁。
・・すると、その斜め前で踊っていた上田くんが突然くるっと仁に向き直り、仁と同じように手拍子を始めるではありませんか。
仁も上田くんも、凄くニコニコとしていて・・。
仁をひとりぼっちにしないでいてくれた上田くんの気持ちが、何だかとても嬉しく感じました。

・・まさかとは思いますが・・上田くん、振りをサボりたかったってわけじゃないんですよね?

■「Shining Day! No1」
A.B.C.と関西ジャニーズJr.で歌うこの曲・・なぜか千秋楽、トッツーが激しく出遅れて笑いを誘っていました。

■「巌流島」
亀とすばるによる殺陣のシーン。
段階を踏んで片方づつ「襷がけ」する亀が、とても妖艶で素敵だった場面でした。しかも後半になると襷と同じ色の紐で髪まで結んでいて・・それを解く最後の瞬間まで、本当に見逃せないシーンでした。
亀、和服似合いますよね。

■「桜援歌」
毎回ヨコのセリフに笑ってしまってましたが・・別に笑うとこじゃないんですよねこれ。
ごめん、ヨコ・・。
いつもは後ろでドラムを叩いてる大倉くんが唯一前で歌い踊る、大倉ファンにとっては嬉しい曲でした。

■「GOLD」
私にとっては初日に観て以来になる「GOLD」。海賊帆紫衣装にて客席から登場のKAT-TUN。ようやくKAT-TUN、「6人で」の登場です。

1階下手側に仁、上手側に亀。
2階下手側に上田くん、上手側にじゅんの。
3階下手側に中丸くん、上手側に聖。(←これは後で聞いた話ですが)

この日1部・2部は2階席だったので、上田くんとじゅんのを近くで堪能いたしました。上田くん、何度も客席を行き来して握手を交わして、大サービスでした。そんな上田くんに触発されたのか、1部ではあまり動かなかったじゅんのも2部では結構動き回ってくれました。
そして千秋楽の席は亀の出てきた扉の物凄く近くでした。
最後の最後に、座長がこんな近くにー!さっきまであんなアクロバットとかしてた凄い人がこんな近くにー!と、感激することしきりでした。しかもめっちゃ笑顔で手を振りまくってくれ、「君を抱きしめる」の所ではしっかりと指差し・・。いやいや、堪能いたしました。正直、反対側の仁を見る余裕がありませんでした
千秋楽、最後の「baby,all night!」の所、仁は叫ぶように歌っていました。

ちなみに千秋楽終演後、「上田くんに握手してもらったわ」と仰るK姐さんにしっかり「間接握手」していただきました。(←馬鹿でスミマセン。)

■「NEVER AGAIN」
仁による「My girls」、そしてフェイクです・・(感激)

■NEWSメドレー
メインは勿論、常に亮ちゃんです。

□星の数だけ愛が生まれる
T-TUNがバックで。

□NEWSニッポン
あれ?・・誰がいました?誰かいましたよね?(素で覚えてない・・)

□Yell
ヨコとすばるで・・何?バックダンス?喧嘩?(笑) 
千秋楽では殴り合いになっていました。そして「Hooray!Hooray!」の所だけ狂ったようにフレフレやってんです・・もう本当に、笑いすぎてお腹が痛かった。

□紅く燃ゆる太陽
マルと大倉くん。マルがポエトリーの部分をアレンジして言うんですが・・千秋楽では亮ちゃんに向かい、「いつも心の底から応援している!」「テレビを観ると映るのはあなたばっかりだ!」「もう一生お前の事を離さないぞー!」(加山雄三?・笑)などど叫びまくっていました。
1部の時は「だって諦められないんだもん!」って言ってたのが妙にツボでした。

□チェリッシュ
1・2部は聖と中丸くんだったのですが、千秋楽はそこに仁と亀も加わります。
亮ちゃんのレクチャーを受けたのか?仁も一応ちゃんと踊れています。
「まだ知らない明日のHAPPY」の所の静止ポーズが本当に毎回、可笑しかった。千秋楽では何故か聖が「背筋」のポーズになっていました。
そして「見つめるたびに恋 感じたまま瞳」の振りは仁もきちんとやってたのですが、「見つけたときは恋 今じゃ大きな愛」では「恋」「愛」のところ、左の胸の前に指で「ハート」を作っていました。(お友達の皆さんは「振りが判らなかったからだ」と仰るのですが、ち、違うと思うんです!敢えてハートを作りたかったんだと思うんです!だって最初はちゃんとやってたし・・)(←必死の弁護)
最後の指をさすところ、そしてそのあとの指を引っ込めるところも、仁はずーっと亮ちゃんを見つめて、そして指さしていました。

そして最後の最後、亀が「せーの、」って言ったんですが、そのタイミングが早すぎ・・「間違えた・・ゴメン・・」って言うのが可愛かった。そして改めて「せーの」で、頭上で指をくるくるしながらコーラス・・なんですが、何故か仁がここで妙な高音を発しておりまして・・綺麗なハーモニー乱しまくっておりました。

■ROCK演奏〜浪花いろは節

■「Every Time〜Ending ver.〜」
ここにも仁は参加させていただいてます。立ち位置が亮ちゃんの隣なんですが、1部だったか2部だったか、ずーっと何やら2人で話してた回がありました。3部では何故か、亮ちゃんが仁を見てる時は仁は気付かず、亮ちゃんが視線を外すと仁が亮ちゃんを見て・・みたいに噛みあってない2人になってました。が、並んでる二人がなんだかとても嬉しかったです。

この赤い衣装、仁もきちんと作っていただいてます。で、その衣装がまた、素晴らしいんですよ。右は長袖なんだけど左はノースリーブになっていて、でも肘まである赤い手袋(?)をはめてまして・・つまり、左の「二の腕のみ」があらわになってる状態なんですね。これ・・仁ファン的にはかなりにツボったのではないでしょうか。


<カーテンコール>
一人ひとりのご挨拶。

■大倉くん
「誕生日(翌日)の前に終わるのが残念ですが、10代最後の仕事が『DreamBoy』でよかったです。」

■じゅんの
バク転をして拍手を貰った後
「こうしてステージに立って皆さんの前にいられる事が凄い幸せです。ありがとうございました!!!」
・・この時のじゅんのの口調が、いつもの飄々とした感じとは全く違っていて・・こんな風にじゅんのが喋るのを初めて聞いたと思うくらい、とても力強い口調だったんです。
・・去年の事があっただけに、物凄くいろんな「想い」が彼の中にあるんだろうなと感じ・・ここでも泣かされました。

■ヨコ
フライングを仁に譲ってくれたため、その時に発表していた「夏のコンサートについて」をここでお知らせしてくれていました。

■中丸くん

■マル

■上田くん

「また僕たちを大阪に呼んでください」

■やっさん

■聖

「『DreamBoy』最高!」
最後の方は毎回「お前ら、最高!お前らを連れてきてくれたお父さんお母さんも最高!」だったのですが、千秋楽はこの一言でした。

■亮ちゃん
「残念ながら内が体調を崩し僕一人でやる事になってしまいましたが、内も回復に向かってますので、これからも2人で両立頑張っていきます。」
自分の事だけではなく、内くんと自分、二人分の挨拶を立派に行った亮ちゃん。・・そして、最後に。

「終わりましたよ、内くん。」

この言葉には本当に、泣かされました。

■仁
「僕は今日からの参加ですが、昨日観させていただいていただいて、やっぱりみんな凄いなと思いました。KAT-TUN、関ジャニ∞、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、千秋楽おめでとうございます。」
ここで客席に背を向け、後ろに待機しているすばるくん、そして亀に、深々と長いお辞儀。・・また泣かされました。
「皆さん足を運んでくれてありがとうございます。また逢う日を楽しみにしています。」

■すばる
「キャストの皆さん、スタッフの皆さん、応援してくださってるファンの皆さん、全ての人たちに、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。」

■亀
「本当にどうもありがとうございます。今日無事に千秋楽を迎える事ができました。こうしてステージに立っていられるのも、皆さんが僕を支えてくれたおかげだと思います。」
亀が前に歩いて来て、その後ろに幕が降り・・再び幕が上がった時にはうしろに全員が集合していました。
「また戻って来れる日がきたら、一回りもふた周りも大きくなった自分でいたいと思います。今日は本当にありがとうございました。」
このあと特効でテープが舞うのですが、亀は素でびっくりしていました。

「いかがだったでしょうか。これが僕たちの『DreamBoy』です。

もう、本当に涙とまんなかったです。
物凄く、体力的にも精神的にも物凄く大変だった筈の亀が、その苦労を口にする事も一切なく、何の驕りもなく、ただ一緒に舞台を作り上げた仲間の一人として挨拶をしていた事に・・本当に感動したし、改めて「凄い人だなぁ」と思いました。


<カーテンコール・2>
やや放心状態の感じの亀のご挨拶のあと、亀が「じゃあ、何かありますか?」と振ったところ(この時マイクを持っていたのは亀のほか、仁と中丸くんだけだったと思います)、「やーもう最高でした!」と中丸くん。仁に「お前かよ!」と突っ込まれていました。
再び亀のご挨拶。「(今回の舞台で)KAT-TUNとしても結束力が高まったと思います。・・すばるくんはどうですか?」と急に振られたすばるくん、「僕らもともと結束力の固まりなんで」と答えていました。

そして亀の「これで終わるのもアレなんで、もう一曲。僕ら全員での結束力をここで見せようと。」という号令で、最後に「Every Time〜Opening ver.〜」を再び。
「もう好きなように!みんな出てきてー!」と亀が呼びかけ、広い筈のステージの上ももうギュウギュウです。本当に楽しそうな、開放的な最後の「Every Time」。

人ごみを縫うように所狭しとステージを駆け巡る上田くんがいたかと思うと、終始左の隅で遠慮がちな仁もいたり。だけどとにかく、みんな笑顔、笑顔、笑顔、です。

・・と、その時、仁の横にいたじゅんのに目をやると・・。
そこには、いつもと違ったじゅんのがいました。

じゅんのが、泣いていました。

いつもの「スマイルキング」なじゅんのとは全然違う、ただ涙を溢しているのとも違う・・小さい子供が堪えきれずに泣き出した時のような、くしゃっと崩れてしまった・・それは初めて目にするじゅんのの表情でした。
こらえようとするんだけど、笑おうとするんだけど、どうしても泣けて仕方なくて・・だからいつも微笑んでる筈のその口許は、真一文字にきゅっと結ばれたままになっていました。
そうして溢れた涙を、子供がするみたいに、握った片手の指の甲でぎゅっと拭っていました。

いつもニコニコとして、「俺、落ち込む事とかないんだよね」とか言ったりするじゅんの。
一番近くにいる筈のKAT-TUNのメンバーからですら、「田口の落ち込んだとこって見た事ない」と言われたりするじゅんの。
1年前、まだ満足には動かない足で大阪までその舞台を観に来て、満面の笑顔で花束を贈呈したじゅんの。

その笑顔の裏側に、どれ程の想いが、葛藤が、あったんだろう。
・・人には言わずに、時には自分さえも欺いて押さえ込んできたのであろう沢山の想いが、この日とうとうこの涙になって溢れ出してしまったのだろう・・そんな風に、思いました。

そして私自身の中に残っていた「去年の悔しい思い」も、この日ようやく浄化されたような気がしました。


途中、下手の隅の方に仁とじゅんの、そして上田くんが固まったようになっていて、上田くんは何故だか客席に背中を向けて仁のほうを向いていました。そんな上田くんに仁は、「お前、お客さんのほう向けよ」というゼスチャー。・・すると何を思ったか上田くん、突然隅のセットのポールに飛びつくと、そこを上り棒を上るようによじよじと上り始めます。・・途中から塚ちゃんが加勢(?)して下から押さえ上げるようにしてくれたのですが、その手も届かなくなると力尽き、呆気なくしゅるしゅると降りてきてしまいました。
・・上田くんのそういう訳のわからないテンション(←おそらく自分でもどうしていいか判らなくなっているんだと思います)、とても好きです。


最後に亀が挨拶をして、幕は降りました。
(千秋楽だけはメモをとっていたのですが、もうこの時の私はダダ泣き状態で、メモなんて取れる状態ではなかったのです・・)


客電が灯り、終演のアナウンスが流れても、拍手は鳴り止みませんでした。
いつもの女性の声のアナウンスが2度ほど流れ、そのあと男性の声でまたアナウンスが流れ・・それでも拍手は止みませんでした。

絶対、出てくる。

そして、5分近くも経ったかと思う頃・・降りた幕の前に、下手からKAT-TUNが、そして上手から関ジャニ∞が・・それぞれ出てきてくれました。

「ほんとに、怪我という形の人はいなくて、一人ひとりが高い意識で、この舞台に挑めたんじゃないかと思います。このメンバーでやれた事を誇りに、これからも頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします。」
亀が、本当にとてもいい顔で、とても優しい口調で、そんなふうに挨拶してくれました。

下手と上手に分かれて舞台を去る時には、亀とすばるが互いに「じゃ、あとで」「ほなあとでな!」みたいな感じで、笑顔で手を振って去って行きました。



終演後も涙は止まらず、止まるどころかどんどん出てきて、「早く知り合いを探さなければ!(焦)」と思い約束の場所に辿り着いたところ・・そこには笑顔のK姐さん。顔を見るなりウエ〜とまた泣いてしまい、するとK姐さん、「あたしもウルッときたけど、亀が笑ろてんねんから笑ろとかな!」と。
・・実はその言葉で、また余計に泣いてしまったんでした。
そうだ。亀は笑ってたなー、凄かったなー、みんなほんとに凄かったなー、・・と。


「この舞台を見届けられて、あたしは幸せだった。」

本当に、そんな風に思いました。


また大阪で、進化した彼らの舞台を観る事を楽しみにしています。
できるならその時こそは、6人のKAT-TUN、そして8人の関ジャニ∞で。


こんな文章を最後まで読んでくださった我慢強くかつお暇な方々、本当にありがとうございました。