赤西仁 友&仁 YOU&JIN U.S.A.
            
at Club Nokia LA Live 2010.6.19〜20


     

さて…2年近くも経過してからでアレですが(トホホ)、ようやくアップいたしますよ。いまさら需要はまったくないと思いますけども…。(あ、ちなみに、UPまでには時間が掛かりましたが、ざっくりと書いたのはLIVEの3ヵ月後くらいです。)
で、今回は初・海外ということであまりにも勝手が違った面もありますので、単純に公演の覚え書きだけではなく、それにまつわる前後のモロモロなんかも書いてみてます。まーあたしにとってはそれも含めてLAでのLiveの思い出なので。

なので、いつも無駄に長いのに、それに上乗せしてさらに無駄に長い!!です。

そんなんでよければ、「長い」というのを胸に刻んでいただいたうえで、どうぞ。
あの時のLAの感じがちょろっとでも伝わればこれ幸い、です。



【入場まで】

初日。
とりあえず早めに着いてたほうがいいかとタクシーでやってきた私たち。4時前くらいかな。その時点で、既に何人かのお客さんがいらっしゃいました。
チケットにも印刷してきた予約時の用紙にも「05:00PM」と書かれていたため、てっきり「5時に始まるんだ!」と思い込み、4時からのチケット引き換えで間に合うんかなあと若干ハラハラしてましたが(しかもチケマス、4時をまわっても担当者がやってこないという・笑)、実際には5時開場、6時開演、ということのようでした。

流れとしては、

チケット引換列に並ぶ。
※アメチケとチケマスの引き換え場所(窓口とかがあるわけではなく、野ざらしの場所に折り畳みテーブルを置いてるだけ)は隣同士だけど、対応は別。で、アメチケのスタッフは日本人だけどチケマスは向こうの人。)(ひいい)
  ↓
チケット引換。
※初日に3公演分引換えてくれると思ったら、初日は当日の分だけだった。ただし2日目1部の引換えの時に2部の分も渡してくれました。
  ↓
入場列に並ぶ。
  ↓
持ち物検査、身体検査を受けて入場

という感じでした。4時前には会場に着いてた私達は結構早い時間に会場に入れたほうかもしれません。(が、待ち時間も長かったよ…。)
でもって困ったことに、並んでると日本人スタッフがやたら、カメラやビデオで撮影をしている…!
あたしみたいな「周囲に伏せてる立場」の場合、そんな何に使うかわからないものに映り込むわけにはいきませんので(笑)(←いや、正直笑えなかった)、グラサン着用のうえにカメラがくるたび必死で背中向けたりして、防御しておりました。いやー気ぃ抜けんかったわ。
でもうしろのお姉さんが「マスコミじゃなくても、有名ブロガーとかに撮られてもヤバい」と言うのを聞いて、うわほんまや!あかんがな!!!(焦)ってなりました(笑)。

持ち物検査は、バッグをセキュリティのひと(全員、黒人のお兄さん)に預け、自分は空港の改札(←笑)…じゃなくてゲートのとこにあるのと同じようなやつをくぐる形。(そのあと、探知機で体の回りを探られるひともいた)ゲートは4つありました。
持ち物のほうは、大まかに中身を調べ、ポーチとかがあったら持ち主に開けさせる(係の人は開けない)という感じでした。この厳しさは人によって違ってたみたいで、全部のポーチを開けさせたひともいれば、あたしみたいに全然スルーされたうえに「Good!」とばかりに親指立ててもらったひともいたようです。(←実はカメラ持ってた)(←勿論使ってません)

そう…ここでかなり厳しかったのがカメラチェック。
特に最終日、あたし達はVIP席だったのでVIP専用の入り口から入ったんですが(そこでチケットに「VIP」と手書きで書いてもらい、腕にVIPの証のリストバンドを巻いてもらえます)…そこでのチェックが異様に厳しく、先に入った友達のカメラが引っかかってしまいました。(もちろんあたしも持ってました。だ、だって旅行者やねんもん…!!)
で、こっからが大変。
日本なら、タグつけて預かってくれるじゃないですが。が、アメリカにはそれがない。かといってクロークもない。じゃあどうするかってーと…「車に置いて来い」って言うんですよ。

…車…ねえよ…。

預ける場所もないし、といってホテルに戻って置いてくる時間もないし(ちょっと離れてたので)、「クロークないの?」とか(単語で)聞いても「NO!」って言われるばかりで途方に暮れておりまして…そしたらアメチケの方(日本人)がたまたまやってきたので友達が必死に事情を説明してくれ、そしたら「じゃあ私が一緒に行って、警備の人に『絶対に写真撮らないから』って説明しますから」って仰ってくださり…3階のゲートまで一緒に行ってくださり、係のひとを説得してくれて、あたしたちはカメラを持ったまま無事に入場することができたのでした。
いやー、アメチケの方がいなかったらどうなっていたことか。アメチケに足向けて寝られないわ。(←もはやどっちの方角だか)(←しかもあたし達がチケット買ったのはアメチケではなくチケットマスター…わひゃー。)

あ、でもってそんな感じなんで、NOKIA内の写真は全然ないんです。(※最終日にブログにアップしたカクテルのメニューの写真は、バーテンダーさんの許可を得て携帯で撮ったものです。)



【入場から開演まで】

初日は2階のバルコニー席。
2日目1部は1階の3列目(!)。
そして最終公演は2階VIP席の、なんと最前列(!!)でした。

1階、2階はスッと入れます。
VIP席は、1階のホールからさらにVIP専用エレベーターで4階(だっけ?)に上がり、そこから暗くてリッチなVIPラウンジ(VIP…この慣れなくてこそばゆい響き・笑)を通って客席に向かう形になります。
で、このエレベーター、誰もいないと思ったらちゃんと黒人さんが常駐(エレベーターボーイ?)してらしてびっくりしたんですが、びっくりしつつもテンションあがって「VIP!」って自慢げに腕のリストバンドを差し示したところ、お兄さん「オー、VIP!イエー!!」って、いっしょに盛り上がってくださって、ますますテンションあがりました。ええひとやー。

初日のときは2階の割と後ろのほうだったので(チケット取りの段階でちょいと手違いが)、席につくとすごい、会場の全体像みたいなものが一気に目に入ってきました。

横に広くて、2階の傾斜はけっこうきつくて、
そこに、さまざまな国籍・人種・世代であろうお客さん達が座っていて。

…それを目にしたらなんだか胸がいっぱいになってしまい、「これ…この客席、ぜったい仁、喜んでくれるよねええ…」って言ってたら、言ってるそばから涙がばーっと出てきてしまい…
「いやいや、まだ、まだはじまってないし(ぐずぐず)」と、ここは必死で堪えました。

座席は、1階がパイプ椅子だった以外、固定席にはドリンクホルダーもあって、そしてドリンクを持ち込むことができます。そう、「お酒を飲みながら仁のLIVEを楽しむ」ということができるのだー!!!
そして、1階、2階、VIP席、それぞれにドリンクカウンター(VIPはラウンジ)が設けられていて、そこでドリンクを頼めます。…ただしメニュー表は一切なく、何が飲めるのか?何がいくらなのか?とかも全然わかりません。でもって英語できないので聞けません(泣)。
でもとりあえず仁っぽいものを飲みたくて、初日はノリのいい感じのお兄ちゃんに「ジントニック」をオーダー。
したら、なんかものっすごい量の仁…じゃなくてGinがカップに注がれている…!?(←カップの半分くらいまで仁…じゃなくてGin)
で、「ひいいー多いー」とか言ってたら「ナントカカントカ…ジン?」って言われ、「ん?仁を観に来たってことかいな?」とか勝手に解釈して「イエース、ジンジン♪」って上機嫌になって調子をあわせてたら、ニッコリ笑ったお兄ちゃんに更に大量の仁…じゃなくてGinを注がれた…!!

いやあ…それはそれは濃ゆい濃ゆーい、足どころか腰にきそうな仁…いやGinでございました…。
「腰にきそうな仁」。やだなあもう。(ニヤニヤ)(←お前がやだよ)

ちなみにその濃ゆーいジントニックは、$8。
いっぱいGinを足してもらったし、なんだか嬉しかったのでチップとして$1足してお支払いいたしました。

あ、そいで、そんなこんなをしている間にステージからは音楽が流れてきました。
DJさんがステージ上でCD選びながら演奏してましたが…あれは5時半くらいから始まったのかなー?

2日目1部のときはあんまり時間がなかったのと、あとパイプ椅子でドリンクホルダーがなかったのとで、敢えてドリンクは飲まず。

そして、最終公演。
特に何も考えず、でも折角のVIP席だし、「CLUB NOKIA」って書かれたプラスティックのコップも欲しかったので(実は初日にも持って帰ろうとしたが、手に持ってたら出口で回収されてしまったのだ…泣)、カウンターでまた「ジントニック」とオーダー。
そしたら超べっぴんの黒人女性バーテンダーさん(バーテンドレスって言うのですね)、ニッと笑って「Jin?」と聞き返したかと思うとメニュー表みたいな札を横から取って示してくださいました。するとすると…そこには「Love Juice」が!!「Jin's Surprise」が…!!!

そんなん飲むにきまっとるやんけ…!!!

もー、テンションあがりすぎてカウンターでキャーキャー言ってしまったかも…。
「じゃじゃじゃあたし『Jin's Surprise』にする!そんでそんで幕間に『Love Juice』も飲むー!!」と大興奮のうちに決め(友は2度とも「Love Juice」に)、大喜びでオーダー。
もちろん、スペシャルメニューを教えてくれたバーテンダーさんにはチップもさしあげました。
あ、ちなみに、終演後のインタビューで仁がもたれていたカウンターはこのVIPラウンジのカウンターです。ブログにもアップしたこの2つのカクテルの写真も、同じ場所で撮ったものですよー。)



で、またこの2種のスペシャルなカクテル…美味しいんだこれが!!!!
ラブジュはマンゴーベースなので甘く、サプライズのほうはキリッとしてて、すごくあたしの好きな味でした。
あのメニュー、初日には見なかったと思うから…2日目から登場したのかな、多分。嬉しいなあ。嬉しすぎるなあ。

そんなスペシャルなカクテルを、スペシャルなVIPラウンジで味わうこの感動…。
一度は入ってみたいと思って敢えてオーラスにVIP席を取ったんですが、もう、ほんとに大正解でした。

ただ…カメラチェックを潜り抜けて入場した人たちが、ひとりが撮りだすとみんなしてVIPラウンジの写真をフラッシュたいて撮りまくりはじめまして。まーそういうことするのは大概日本人なわけですが、あれはちょっとなー、引きました…。



【開演〜仁の登場(前座?)まで】(ポロリもあるよ!)

おもしろかったのが、普通なら仁王立ちで立ってる筈の、ステージ前に陣取る警備のお兄さん。
やっぱり全員黒人の警備員さんなんですが、その中にたまにノリのいいひとがいて、DJが奏でてる音楽に合わせて笑顔で踊ったりするんですよ。でもって、仁王立ちで仕事してる両隣の同僚さん達のところにもニコニコして寄ってって、体揺すりながら「一緒に踊ろうぜえ〜」みたいに誘うの(笑)。
誘われたほうは、つられてちょっと恥ずかしそうに踊っちゃうひともいたり、「やんねえよ」みたいな照れた顔を一瞬見せつつ頑張って仁王立ち続けてるひととかもいたりして。(それはそれでかわいいの)
こういうの、日本ではほんとにありえないから、うーん、いいねいいねえ!!って、これまた楽しめました。まさか警備員さんにまで楽しませてもらえるとはねえ(笑)。いいねえアメリカ!自由の国!!

さて、いよいよ開演。

初日は6時をだいぶまわってたかな。あとの2公演は大体定刻どおりだったかな。
まずは、日生でkeiboくんがやってたMC的な役割として、男性二人が登場しました。ひとりは黒人、一人はアジア系の髪を編みこみにしたお兄ちゃんで、登場するなり歓声があがってたし、多分名の通った人たちなのです。
その二人で、英語でトーク。客席に質問したり、客席を煽ったり。
2日目の2公演では、客席を上手側と下手側に分けて、掛け合いをさせてくれたりしてました。


と、そこでガガガと雑音がしたかと思うと、ステージ脇と上のスクリーンに仁が!!
チェックのパーカを着てフードを被った仁がNOKIA周辺を歩いていて、CLUB NOKIAのならびにある「KATSUYA」っていうオシャレ日本料理店の看板さして笑いながら何か喋ってたり、会場の中を歩いたり、機材いじってたり。
この映像自体は結構短かったと思います。


このあと、最初のMC二人に促されてジョーイ登場。(歓声すごかった!)
毎回、このときは「ジョーイ・ティー!!!」って紹介されるんだけども…仁が最後に紹介するときは「ジョーイ・BENI」になってました。ん?どっち?
そいで、毎回「シックスティーン!シックスティーン!!」って年齢を強調されていました。

ここでジョーイのソロダンス。
なんか、日生で観たそれよりも更にダンスに磨きがかかってたような。KAZUMIさんがやってた、体逸らして床に寝そべる寸前まで倒してまた起き上がる、っていうやつも、あそこまでではないにしろ、凄く近いとこまで出来てた。
それに、また背が伸びた気もしました。


MC2人を挟んで、…このへんは前座に当たるんですかいな?(←いまいちわかってない)

 ・背の高い黒人の男性ボーカルが歌い、黒人女性ダンサー2人が踊る

っていうのと

 ・黒人さん達のダンス(これは19日と20日で内容が違った)

ていうのがありました。
この黒人さん達のダンス、19日はアーミーな衣装を着た7人の男性によるもので、なんやろ…ストンプ、とはまた違うけど、体使ったダンスで…寝転がったまま順に飛び上がっていく6人のダンサーさんの下をひとりが転がりながら潜り抜けていく、なパフォーマンスがあったりとかしました。
で、20日はやっぱり黒人さん達なんですが、男性VS女性のストリートダンス、みたいな感じでした。どっちもクオリティ高し。
が…20日の1部ではこのダンスでハプニングが。なんと…踊ってるうちに女性ダンサーさんのひとりの乳(チチ)が…!!衣装から飛び出してしまいました…!!!

なんつうか、ぴったりした黒の、…上手く言えないけど、ボーダーなんだけど黒い部分にしか布がない、あとの部分は生肌、みたいになった衣装やったんですな。細切れのチューブトップとでも言うか。そいで激しく踊ってるうちに…ボロン!と。いやもう、踊ってるもんだからブルン!というか…
本人も途中で気付いたようで、上から短いレザージャケットを着てたんですがそれで胸を隠すようにしながら、みんなと一緒に一旦ハケたんですよ。…そいで「あーびっくりした」と思ってたらまた出てきて、その時は乳は衣装の中にしまいこまれてたんですが、激しく踊ってるうちに再びボローン。

ひー(気の毒だがもはや釘付け)(乳に)

時折ジャケットでかばいながらも、やっぱり乳全開になってしまう場面とかもあって…なんつうか、乳が出たって事よりも、思いっきり踊れなかったことが悔しかったやろなあ…と思いました。
あ、でも2部では衣装変えたらしく、ポロリはなかったです。(ホッ)


さて、何かのパフォーマンスの区切りのたびに、MC2人組が登場します。
初日の時はここで

MC「JINAKANISHI!」
客「イエー!」
MC「JINAKANISHI!」
客「イエー!」

みたいな掛け合いがあったり。
仁の名前だけで最高潮に盛り上がる客席。すばらしいです。


このあと、黒人の男性ボーカル(このひとは日生でもメンバーだった、黒人さん4人組「4LIFE」の一人ドミニク!)に白人女性ダンサー2人、っていう組み合わせで2曲披露。
ドミニクは、光沢があって股下部分の長い…なんていうの?サルエルパンツ?みたいなのをはいてました。
最初は「ドミニクに似てる…けど似たひとかなー」とか思ってましたが、Live中に「やっぱしどう見てもドミニク」と確信。最後にドミニクと紹介されてたので「ほらやっぱりー」と勝手に盛り上がりました。
ドミニクは歌い踊っておりましたよ。歌うまいんですなあ…。


ここでまたMC2人。
英語で何か喋ってるんですが、それに対する客席の反応がすごくて。
あたしは言葉わかんないんだけど、その会場を様子を感じながら、お客さんの多くは英語のわかる人なんだなあ、っていうのを実感しました。
実際、3公演とも地元の人らしい…どう見ても日本から来た人じゃない、みたいなひとがまわりに凄く多かったです。


初日は、開演が押したせいもあって、この時点でもう6時40分とかになってました。結局何分くらい押してたんだろうな。
前座と本編の境目がよくわかんなかったんですが、今にして思えばここまでが前座だった、っていうことになるのかなあ…。(曖昧すぎてスンマヘン)


【いよいよ本編】

再び、スクリーンに仁登場。
ところでこのスクリーン、ステージの上の高〜いとこに2箇所と、あとステージの両脇に2箇所、計4箇所ありましたんですが…これ、良席だと観れないっていう欠点が…!!!
あたし達の場合は前のほうの席の時も端寄りだったからかろうじて斜めから見れましたが(初日は2階の後ろ寄りだったからよく見えました)、これ1階前列のまん中寄りの席だったりしたらほんとに見えてないかもしんない…と思う。それは勿体無いわー。いろんな席に座ってよかったわー。

で、スクリーンの仁。

「ダンサーのオーディションを観にやってきたよ」な感じの仁が、カメラを先導してオーディション会場に入っていく映像からはじまります。BGMは「I.N.P」「Bass Go Boom」「Yellow Gold」が変わりばんこな感じ。初日は曲に合わせて手拍子もおこってました。

外や廊下にダンサーさんがたくさんいて、そのあいだをぬけて中に入ってく仁。
英語でいろいろ喋りながらカメラを先導してくんですが、人差し指を「クイクイ」って動かしてカメラを呼ぶ仁がすごいかっこよくて。…でもそのくせ、部屋に入るとこでは、振り返って眉をハの字にして、ちょっと戸惑ったような、すがるような目をして笑ったりするのがすごくすごく可愛いかった…。

ちなみにこの映像が流れてる間に舞台は暗転してて、セットが準備されていってました。(ということに2日目に気付きました。)

えーと…オーディションの映像は、UTBで流れてたのと多分同じだったのかな。
でも、UTBの映像にはいなかった仁の姿がそこにはあります。UTBの映像観ながら「仁はどこに座ってるんかなー」って思ってたんですが、仁は振付師スカイ・ホフマンさんの右隣に座っていました。

資料を見ながらダンサーを選んでる時だったかなー、かぶってたフードを脱いで髪をあげてる仁の斜めからの角度の顔がそれはそれはもう綺麗で、普段あんまり顔が見えないせいもあって(笑)、この時は客席からも歓声があがってました。いやー、やっぱツボは世界共通なんやねえ。むふふ。

続いて、ドラムセットを両手でパコパコ叩く仁の映像。
首振りながら叩いて、ニヤって照れ笑いを浮かべたりもします。…で、このときの後ろの髪がぴーんてハネてるのが無防備で可愛かったり。むふー。
んで、多分「Yellow Gold」にあわせてだったか、カメラに向かって口パクで情感たっぷりに(笑)歌いながら拳をふりあげたりもします。このふざけた感じもすごい素敵だったなー。

そのあと、スカイ・ホフマンとのマンツーマンダンスレッスン!!
ホフマンさんがカウントゆっくりのペースで振り写しをしてくときに、両手を顔の前にかざしてからバッ!と広げるのがちょうど「いないいない、ばあ」みたいで、その「ばあ!」を仁が思いっきりかわいくやった時に客席からも笑いがおこってました。(笑いっていうか、歓声っていうか…もう、映像の仁にすっごい反応しまくる客席のあたしたちでした…)
でも本来のスピードで二人並んでダンスをはじめると、ぜんぜん「いないいない、ばあ」ではなくて、すごくカッコいいダンス。仁は時折間違って、照れ笑いで頭掻きながら踊ってたりしてました。
なんか仁がめっちゃ笑ってて、隣のホフマンも笑ってて。…ホフマンさん、怖そうなひとなのになんかすごいフレンドリーだったなー。

そうだ、こんとき仁はベージュのダボっとしたジャージみたいのを履いてたんですが、左側だけ踝が見えるくらい捲り上げてて。んで、そこから見える左の足首があまりにも細くて、なんかキュンとしたんだった…。

えーとそいで、ダンスレッスンは他にもあって。
左から右へとコイントスするようなパントマイムの動きがあったりしました。なんか、高橋大輔選手の「道」の演技みたいな。
なんか、北島マヤじゃないけどほんとにコインがあるみたいに見えましたよ。うんうん。仁、こわい子…!(笑)

でも、このコイントスのダンスも、「いないいない、ばあ」も、本編では踊らなかった…と思うんですよ。
だからほんとに「レッスン曲」なのか、それともそれとも、今後お目見えしたりすんのかなー?だったらいいなー。

そいで、カメラの前で笑顔でおどけたりします。
カメラにキックしたり、眉をハの字にしたまま踊ってたり、すごい可愛いガッツポーズ見せて「イェイイェイ♪」ってしてたり。…もーとにかくかわいくて、近くの席の外人さん達もキャーキャー言ってましたよ。

最後にホフマンさんが仁を指して、カメラに向かって笑いながら何か仁のことをめっちゃ喋ってた(っぽい。)
それを、ホフマンさんの隣で困ったような笑顔で聞いてる仁の横顔がまた可愛かった!可愛かったっ!!!


さて、いよいよ!いよいよ本編です!!

MC2人組とともにダンサーさん達(みんな顔になにやらペイントしている)が登場します。
テーブルに上半身をしこまれた(?)2人の女性ダンサーさんは日生と同じ。
MCにあおられて、客席も総立ちで手拍子です。

そして仁はやっぱし、日生と同じく…さりげな〜い感じで(笑)登場します。ぼやぼやしてると見落とします(笑)。幸い、見落としはしなかったけど。
でもさりげないなりにお茶目な登場をしてまして、20日の1部の時は、上半身だけ人形になってる例のテーブルのダンサーさんに後ろからぴったりくっついて、両手で両乳を揉みながら(笑)出てきてました。(いや、念を押すけど人形の、ですから!!・笑)
ちなみに2部では、同じ人形部分の髪(青いカツラ)をさわさわしながら出てきてました。かわいー。

登場後は、ステージ上のダンサーさんひとりひとりと握手&ハグ。
ちなみに仁の衣装は日生と同じでした。ポニーテールなのも。

そして…「Eternal」のオルゴール音が流れ…一旦場内がしんと静まったかと思うと、仁がロボットのごとく動き出すのにつられ、場内のあちこちから声援が。

…なんか、この感じは日本にはなかったなあ、って思ったなあ…。
日本ではなんか、「息をのんで見守る」って感じだった気がするから。アメリカの客席は、いい意味で自由な感じがいたしました。

このあとの、ドラムセットに入ってく流れは日生と同じ。
でも、日生で「「ladies…ladies…」って言ってたところはもっといろいろ長く、勿論英語で喋っていて、残念なことに英語だからあたしにはわかんなくて(今日の日付とか、「Today is sunny」とか言ってたのはわかるんだけど)、でも客席では笑いが起こってて、「わーなんか仁が英語で笑かしてる!いいないいな!!」って、あわあわしながら思ってました。
最終公演のときはなんか途中で噛んでしまって、したら「not funny…」って、あんな無機質な演出の場面なのにちょっとはにかみながら言ってて、客席からも「きゃあ」って感じの笑いがおこってました。かわいかったんだー。
で、多分その「FUNNY」はその前に言ってた「SUNNY」にも掛かってるのかなと。

そいで、ドラムセットを叩くのも、日生よりももっとたくさんいろいろやってました。首を左右にリズミカルに振り振りとしながら、叩いてました。



■ Christmas Morning

スクリーンには、歌詞が出てました。(勿論英語)
スクリーンの下のほうに、エンドロールみたいに上向きに動きながら出てました。
初日の席でしか見る余裕はなかったけど。(初日は2階の高い位置だったからスクリーンもよく見えた)

日生で聴いたのと同じ曲です。
同じ曲なんだけど…同じじゃなかった。アレンジ…というか音の加工の仕方?みたいなのが多少異なる部分もあったりしましたが、そういうことだけじゃなく…なんか、余裕が出た、とかいうと語弊があるかもしれませんが、なんというか…更に色彩が増した、というか、艶やかさを増した、というか。
うまくいえないけど、さらに生き生きと、曲を自在に操っているかのように、あたしには見えました。
なんか…のっけからパワーアップした感じが、しました。

途中、間奏が日生の時よりも長く続いたんですが…そのとき舞台が暗転し、仁の持ってたドラムスティック?がオレンジ色に光ります。仁がそれを、右手で指揮棒のように振るんです。
だけど…何ていったらいいんだろう?この、仁の、スティックの振り方が…ほんとに何ていったらいいのかなあ。なんか、本当に独特なんですよ。動きに、独特の「タメ」があるというか。ただぶんぶんって振ってるんじゃないの。ほんとうに独特なの。言葉で伝えられなくて申し訳ないくらい。
暗転してるから仁の姿はよく見えないのに、その独特のスティックの振り方が妙に艶かしくて、もう…ほんとに、そのオレンジの動きに魅せられてしまった。
どうやったらあんなふうに振れるんだろう…って思うけど、たぶんきっと、あれは仁にしか出来ないんだろう。あれは…ほんとに、自分でもちょっと不思議なくらいに魅了されました。

照明が再び灯り、曲は2番へ。
仁はスティックを持ち替えてドラムを叩いたりします。日生の時よりもっと叩きます。
そして、ギターもかき鳴らします。(ギターの固定されてるスタンドをしゃがんで動かしてたのはジョーイ)このギターを鳴らす時、客席の歓声がすごかった。
日生でもそうだったけど、あのギター、結構高い位置に設置されてるんですよね。だもんで、後ろからそれを抱きかかえるようにして仁が奏でる時、仁の小さい顔が白いフードに鼻まで埋まってて…なんかそれが妙に可愛かったりしました。

あと、仁はずっと片足をダン、ダンって踏み鳴らしていて、これって、2日目の公演まで気付かなかったんですが、足を踏み鳴らしてるんじゃなくてずっと足元の後ろ向きに設置されたペダルを踵で踏んでいたのですね。そいで、そのペダルの先のバチが仁の後ろの大きなバスドラムを鳴らしている、っていう仕組みになってました。(これって日生でもそうだったのかしらん)

途中でドラムセットが割れて仁が中から出てきますが、そのときも歓声すごかったなー。


■ Bass Go Boom(新曲)

UTBでも流れた、オーディション場面で使われてた、あの曲。

「C-L-A-P」パンパンパンパン!!

と、冒頭からクラップを煽られてはじまる、ものすごいかっこいい曲。
ここでは、仁がダンサーさんたちを引き連れたような形で、横並びで歌い踊ります。ダンサーの数は10人くらいかな。これがもう、ものっすごいかっこいいです。

間奏では、耳に手をあてて客席の歓声をあおる仁。
途中でブオー、っていう低い効果音みたいのがあるんですが、そこでは仁がその身をかがめて、両手でマイクを包み込むようにして口元にあててます。(実際に仁が音を出してるのかは不明)

途中で女性ダンサーさん達と絡む振りとかもありました。(そのたびに悲鳴のような歓声が。)

曲の最後くらいに、生声で勢いよく「Ha!!」って言うのがかっこよかったなー。
(ていうかあたしの感想って「かっこよかった」ばっかりかい…?)


■ WONDER

20日の公演、1部のときはこの曲の手前で、着ているパーカのファスナーを、そっと下のほうまでおろしてました。
んで、2部の時は下ろしきって、全開になってる状態でした。(脱いだわけでもないのに歓声が。)
ちなみに19日の時は、脱ぐどころか脱いでたフードをかぶりなおしていた仁でした。(なぜ)

ここではスクリーンに「featuring Crystal Kay」って映し出されます。
コーラスさんがいないので、KAT-TUNコンの時と同じように、女性ボーカル部分はクリちゃんの声が流れます。背後のスクリーン(日生よりかなり粒子が粗い)にはコンサートと同じあの映像が流れます。

ダンサーさんは、日生同様に男女取り混ぜて、な感じです。
立ち位置とかも多分同じだったと思う。
で、ダンサーさんと絡む時の歓声も凄いんだけど…後半、仁が腰を振りながらその場でゆっくりと一回転する振りがあって…その時の歓声がもう、とんでもなかった。歓声というより、悲鳴だった。

仁の腰の魅力は万国共通…!!

というのを、アメリカの地で実感する場面でした。
…いやまったく。はうー。(←思い出して陶酔)


■ I.N.P

背後のスクリーンに映ってた映像とかは、日生と同じだったと思います。
手の甲をクロスさせる振りを客席煽りながらやるのも同じ。
あの、天井から降りてきてる円盤みたいな形のマイク使って掛け合いみたいにして歌うのも。
ちなみに男性はドミニクで、女性はダンサーさんのひとりがやってました。
この時の、周りのダンサーさん達の煽り具合っていうのかしら…なんていうかかなり激しい感じで、悪ノリな感じで、仁がニヤッて笑うのも、ちょっと悪い感じで。…なんだろな、やっぱし、アメリカバージョンっていうか、パワーアップした感じがありました。
「シッシッ」みたいな感じで追っ払うしぐさをされてる仁もかわいかったり。

あ、でも女性との絡みは、日生の後半のほうが激しかったかも(笑)。

この曲は、なんか仁がすごく楽しそうだった印象。
なんていうか…凄く嬉しそうな顔で、客席を見てた。煽られて手を挙げてる客席を。
…そんな曲じゃないと思うのに、その楽しそうな仁の顔見てなんかすごくジーンとしたのです。

ここでも手拍子の場面がありますが、後半はジョーイと手を合わせてパンパンパン!ってやってたり。
そんな時も凄く楽しそうな表情の仁でした。


■ Adjust the love

ダンサーさん達が去って、仁ひとりが残されます。
ラッパーさんは、多分日本人の…背の高い黒髪のひとでした。

余談だけど、この曲の歌詞の中で「ペコちゃん」って聞こえる部分があるなあって日生の頃からずっと思ってて。
夜にはじめて友に「仁、『ペコちゃん』ってゆってるよねえ?」って言ってみたら友も「ゆってた!」って同意してくれました。(←いや、ゆってはいないから^^;)

暗転した中でダンサーさん達が光る手袋をはめて仁の周りで踊る…てとこも日生と同じでした。
光るフープも出てきて、それを仁の回りにとおしたり。

そういえばこの曲では、仁が客席に手拍子を煽ってました。
それも、手を叩いて煽るんじゃなくて…なんていうのかな、手のひらを上に向けて、指先をひらひらと小刻みに動かすようにして、「くれよ」って感じに、ものすごく素敵に煽るのですよ。
2日目の時はそうやって煽ったあとに自分の左胸のあたりをポンポンと叩いていて、それが「俺のここに響かせてよ」って言ってるようで…なんか、なんかもう、ほんとにかっこよかったな。

曲の最後には、イリュージョン。
4枚の看板みたいなやつに、「You&Jin」のあのデザインが黒地に蛍光グリーンで描かれているのが出てきて(言っていいかわかんないけど、色ムラが物凄くてかなり雑な作りだった…急ごしらえだったのかな。)、そのうしろで仁(とダミー)が出てきたり隠れたりします。
日生の時はせりを使って、床下に消えたりまた上がってきたり、っていうやつだったけど、NOKIAはそういう仕組みがないみたいで、板の後ろで仁が横移動して、でてきたり隠れたりします。
んで、最終日とか席が端のほうだったからその、横移動する仁がずっと見えてたんですよ。
その横移動の動きが…なんていうか、カニさん歩きとかじゃなく、両足を「つま先、かかと、つま先、かかと」っていう順に揃えて動かしてて…それが擬音化するとなんか「にきにきにきにき」って感じの動きで。(どんな感じだ)
いやもう、とにかくその「にきにき」した仁の横移動姿がものすごく可愛かった…!!っていう話なのですよ。はい。ああー。(←思い出し萌え)
最後のほう、入れ替わる時に舞台の上手側に走ってく感じとかも、なんか「ぽてぽてーっ」って感じで(もちろん内股なのよ!!あああ!!!)。なんかもう、いちいちかわいかったわー。

あっそうだ、最終公演のときは、パーカーのファスナーを全部下ろしちゃってたために、イリュージョンが始まる前に客席に背を向けて、慌ててファスナーを上げておりました。


■ A page

取り払われた4枚の板の向こう、階段の上のほうに、仁が座って登場。
ここでは衣装替えしてて、KAT-TUNコンの「WONDER」で着てたエスニックな縁取りのある黒いフードをジャケットの下に着てました。下はカーキのパンツ。
ハットはかぶっていたけど、ポニーテールを解いたその髪は、柔らかそうにふわふわ、ってなってました。パンフの写真みたいな「くっきり、クルクル」じゃなくて、ほんと…「ふんわり、ふわふわ」。触り心地よさそうな。
で、やっぱしグラサンをはじめて外したからかなあ、この時の歓声がすごかったです。

この曲では、「You&I」の部分の、客席の合唱がすごかった…なんかびっくりしました。回を追うごとにその声も合唱の拡がりも大きくなったけど、初回からこの合唱はあったです。「え?」ってなったもん。

Bメロの、歌詞の合間にカッ、カッ、って鳴る効果音に合わせて、首をカッ、カッ、という感じで動かす仁は凄くかっこよかった。

この曲では、始まった時やふとした時の歓声とか合唱とかはあったものの、それ以外は静か、ていうか…客席もじっと聴き入ってる、って感じがありました。


■ LOVEJUICE

間髪入れずにLOVE JUICE。ここの歓声も凄かったです。
でもアメリカの歓声は、日本の「キャー♪」じゃなくてもっと「ヒュー♪」って感じです。こういう歓声聴くと外国に来た!って感じがします。

この曲では、女性ダンサーさん達と絡みながら踊ります。
さすがに黄色い悲鳴があがります(笑)が、言うほど激しい感じではなかった…と思う。
ダンサーとの絡みよりも、仁がひとりで腰揺らしてるほうが余程…。

途中で階段を降りてくるんですが、この時はわざとなのか?すごい、ヨロヨロとした感じで降りてきます。
まさか、具合悪いとか…と思ったら、直後の間奏部分では圧倒されるくらいものすごく踊りまくってくれました。
それはそれは、かっこよかった。

あと、この曲では、やたら股間を掴んでは揺らしてた仁でした。最後のとこだけじゃなくて、途中、歌いながらでも。
個人的にはそれが結構インパクトがあって、おわったあともふわふわした感じで

「ラブジュ、股間つかんどったねー(放心)」
「ねー(放心)」

ていう会話をしていたあたし達でしたとさ。


■ Paparats

ステージ後方の階段の上のほうに登っていき、美女ダンサー2人を両側に従えた形で座る仁。
ステージでは女性ダンサー3人が踊ってます。
DJが出てきて客席を乗せる中、奥の3人はおかまいなしな感じで、笑顔でお酒飲んでます。
仁自身もマイクを持って、上機嫌な感じで英語で客席を煽ります。
そして、両側の女性といちゃいちゃ。二人の肩に両手をまわしたり。でもアメリカのお客さん、「キャー!(嫌ー!)」って感じじゃなく、むしろ「キャー!(もっとやってえー!)」な感じに囃す囃す。いやー、あたしアメリカのお客さんの反応好きだあー。

で、このいちゃいちゃ感(?)は回を追うごとに親密さを増してた感じでした。
20日一部では、お酒を口にしたあと「からーい」みたいな感じで舌だしてビロビロさしてたので「お、今日は可愛い路線か(お昼だし)」と思ったのですが、そのあとは隣の金髪女性が飲んでたお酒をおねだりして飲ませてもらったり(ダンサーさんが仁に飲ませてあげてる)、2人に同時に両側からほっぺたにチュー(の真似)されてたり。あと、耳元でなにやら囁きあって笑ったり。そんな感じでした。
20日二部の時は、最初お酒のみながらおっきな声で客席に「Cheers!」って呼びかけたりもしてました。で、そのあとは3人で互いに腕を組んで、そのままの姿勢で無理やりお酒飲んだり。(すごい飲みにくそう!)
で、このあと仁が2人にチューをおねだりするんですが…この時の、自分の両方の頬から顎のあたりを、2人に向けて突き出しながら指先でせわしなく触ってチューをねだる仕草がですね、なんかすごく、やらしくてよかったんですよねええー。

と、シャッター音がしたかと思うと、トレンチコートを着てカメラを構えたパパラッチ(女性ダンサー)が2人登場。
いちゃいちゃする3人を撮影…と同時に、スクリーンには「スクープ写真」的なモノクロ写真が何枚も映し出されます。

そして、曲がはじまります。
一転、仁の表情が変わります。

スタンドマイクを両手でつかんで歌う仁。
間奏のところでは、右腕の曲げた肘の内側のとこに顔をうずめるようにしていたのが印象的だった。

歌い終わって、最後の最後
マイクの前(仁にとってはマイクの向こう側)に手を伸ばし、その中指を立てます。
客席を睨み付けるかのようにじっと見据えたあと、その中指を一番最後までその位置に残して、マイクから離れます。

その表情と仕草とに、胸が突かれる様な感じがしました。


あ、ロスでは、この曲も次の曲も、「Nobuaki Kaneko」だったり「Ryo Nishikido」だったりの名前は表示されませんでした。


■ Hey Girl

一転して、コミカルな「Hey Girl」。
「Ryo Nishikido」の名も、日生で流れた亮ちゃんとのレコーディング風景も、ここではありません。

「YOU!」で客席を指すのとかは日生と同じ。
仁はキラキラした目で客席をいっぱい見てました。

でもって、すごく楽しそうにダンサーさんやラッパーさん達と絡んでました。
仁自身もエアギターとかやるんだけど、ラッパーさんが仁の「玉」部分(!)でエアギターやってたのが爆笑モノだったり。

曲の途中で仁が客席を煽ったらすごい反応がよくって、すごく嬉しそうだったりもしました。

プードルとかはいないんだけど、前を横切ってく女性ダンサーさんをわざとらしく目で追ったりとか、動きはやっぱしコミカル。
最後の「ラララ」のとこで並んで前後に踊るのとか、相変わらずかわいかったです。

最後は両手を双眼鏡みたいにして客席をいっぱい見て、そして挨拶して去っていきました。


このあと、仁自身は去るんだけど…うしろのスクリーンに出演メンバー達が順に登場します。(これは用意された等身大の映像)
登場して、座ると映像がシルエットだけに変わってた。シルエットは色とりどりで、仁は赤でした。
でも最後にまた、仁だけ実写にかわります。
ちなみにその間、ずっと英語でなんか会話してます。(わかんないんだよおおおう…!!!)

と、スクリーンの映像がLIVE映像に変わります。
初日はあたし達は2階席だったから全然わかんなかったけど、仁が1階席後方のバーカウンターの中に登場してたのでした。
そこで、英語でいっぱい喋って、ここでも「Cheers!」って乾杯してくれてたり。(濃いジントニック…の氷で薄くなったやつ、がカップに残ってたから、それで一緒に乾杯したよ!)
でもってアルコールの入ったプラカップを持って「LOVE JUICE! LOVE JUICE!」とかも言ってました。あ、この日は隣に振り付けのスカイ・ホフマンさんもいました。
最後にはおっきな声で「I love you Guys!」って言ってくれました。

20日一部の時は、後ろに出てくるってのがわかってるもんだから、早々と席を立ってスタンバイしちゃうお客さんも結構いまして…振り返って見たら客席は空席だらけで、バーカウンター前のオールスタンディングエリアは大変なことになっておりました(笑)。このへんは日本と一緒…ていうか、日本人が行っちゃったのかもしんないけど。
あたしもこの時は1階席でしかも通路側だったんで、行こうと思えば行けたんでしょうが、そもそもそんな発想もなかったわ(笑)。(席移動はしない主義です)

二部は、なんとなくそうなる気はしてたけど、一部の混乱具合をみてか、仁はVIPラウンジに登場!!
あたしは「Hey Girl」にかぶりつきだったんでよくわかってないんだけども、VIPラウンジの客には曲中にお声が掛かったんですよね。でも警備の黒人さんに怖い顔で「出なさい」みたいな感じで呼びにこられて、声かけられた友達も意味がわかんなかったみたいで、気付いたらVIP席スカスカになってるし(曲中に)、なんだこりゃ、火災か?避難すんのか?…とか思ったらしい(笑)。そしたららそういうことだった、っていう。
まーでも、目の前で笑顔で歌ってる仁を残してVIPラウンジへ、なんて、どっちみち行けないからいいんだけど。だって2階とはいえ最前列だったしさあ!!
(ちなみに、VIP席と2階席がつながってるのもあって、仁がVIPラウンジにいる!ってわかるなりお客さんがVIPラウンジに続く出口に押し寄せてきてましたけど…さすがに仁登場後はシャットアウトされちゃってました。)


INTER MISSION(休憩)


第二部。

最初はダンサーさん達が出てきて、仁はやっぱりさりげな〜い感じで登場。最初っから、白いツナギ着てます。



■WORLD DANCE

日生での座って歌う曲とかはごっそりなくなって、いきなりダンスコーナーに。こりゃびっくり。
仁と、ダンサーさん5人で踊ります。

□POP DANCE

日生ではダンサー・カズミさんの見せ場だったこのダンス。ここでは、ジョーイが頑張ってました。体ぐにゃんぐにゃんにしながら、「こんなこともできるのおおお!!!(驚愕)」みたいなダンスをしてました。
あと、仁がジョーイの体に何かを刺して、それを抜く、っていうパントマイムな動きがあったりとか。(抜く時にジョーイの体がひっぱられてく、っていう感じなのですね。)

一応カズミさんの役割的な女性ダンサーさん(アクロバット的な動きの、ポニーテールの女の子)もいたんですが…クリモニの時もその子だったけど、さすがにやっぱり、カズミさんのあの動きには及ばなかったですなあ。日生のメンバー、今更だけど凄かったんだな。


□SCREEN DANCE

日生と同じ、3人並んでのスクリーンダンス。…の、はずだったのだが。
よもや今回のロスの3公演で、3パターンのダンスを見ることになろうとは。

初日は、3人のうちの一人がなぜかツナギを着ていなくて(間に合わなかったのかしら…)、初めて見るロスのお客さんには「???」だったかも。
二日目の1部は無事、大成功。
だけどラストの回は、恐らく機材がどうかしたのか…なんと映像が出ない!!というトラブルがありました。

内容的には、日生と同じです。
パンツいっちょ(の映像)でわたわたする仁がかわいかったり、あと左胸にハートが映って「どっくんどっくん」なるときは仁がその手をハートに添えてるのがかわいかったり、そのハートが燃え上がるときには両手の指先をわちゃわちゃと動かしながら「あち、あち、あちち」みたいにしてるのがたまらなくかわいかったり、ってあたしの感想は「かわいい」しかないんかよー、とつっこまれそうですが、いやもうほんとうにかわいかったんだよいちいち…。

この場所ならでは、っていう演出は、大きな星条旗が3人のツナギに映し出された場面かな。って、完璧な形で見れたのは2公演目だけでしたが…。

あと最後に文字が映される場面では、3人の全身にいろんな国の言葉で「ありがとう」の文字が映されました。「Thank you」だったり、「謝謝」とかだったり。
「ありがとう。」のその言葉だけは、来ているみんなに通じるように…。
これはちょっと、感動しました。

そして映像の出なかった最終日。
この時はステージ上の3人は、「次の演出を知ってる客ならわかる」程度の一瞬の戸惑いを見せたのち、誰からともなくアドリブでフリーダンスを踊り始めました。
仁にいたっては…帽子とったー!!って思ったらまた被りなおしたり(笑)。
で、ダンスはってーと…床に手をつけて上向いたり下向いたりしながらくるくる回る…そっそれはブレイクダンス…!!!

仁のそんなダンス、はじめてみたんじゃないか…!?

いやー客席は大盛り上がりだったけども。
あたしはなんかもう、ひいいいい!!って驚愕してました。
仁…咄嗟にこんなダンスできるなんてすごい。もうもうほんとに感動しまくりでした。

が、かっこいい仁とともに、かわいい仁もみせてくれました。
3人のうちのひとりが白のツナギを脱ぎ始めたんですが、そのうちうしろから仁がそれを介助しはじめて。
苦労して脱いだ(靴がひっかかったっぽい)それを、仁が座ったままでいそいそとひっくり返してて。(←どうやら靴を取り出してあげたかったらしい)なんかその姿は、ちょっと「お母さん」みたいだったりもしてほほえましくて。
かと思えば救出した靴を自らの両手に嵌めて、靴の裏を客席に向けた状態で左右にかわいく「振り振り」。
ひいいかわいいいー!って思ってたら、嵌めてた両手をくんくんってして、「くさーい」ってリアクションしたり。もうもう、たまらなくかわいい仁でした。

ドミニクは馬飛びとかしてたなあ。
みんな、ハプニングを余裕で楽しんでるようでした。いや、本人たちは必死だったんだろうけど。も


□TRICKI'N DANCE

ここは日生同様仁のいない、ファイヤーな感じ(←どんな)のダンス。体操選手みたいなジョーイとかが頑張ってました。


□LOCK DANCE

日生でGO GO BROTHERSのお二方がやってたダンサーの役は、ここではなんと女性ダンサーさんでした。つってもあたし仁ばっか見てて言われるまで気付いてなかったんですが、言われてみたら確かに小柄やったわ。

仁はステージの後ろから登場し、そしてその手を広げて客席をあおったあと、3人で踊ります。仁のこの系統のダンスはあたし、かなり好きだ。

で、ロスは禁煙社会だからでしょうか、煙草の浮くマジックはなくなってました。
仁が「絶対モテる」って言ってたマジックはこれかなと思ってたから「ありゃ…」とは思いはしましたが、でも大丈夫!仁はマジックなくてもモッテモテやったから!!(グッ!!)

でも、布…ていうか、チーフを投げたりしながらのダンスはありました。
あと、ハットのマジック?も。
このとき、日生もそうだったけど、ハット被る前に仁が前髪をかきあげるじゃないですか。んで、そのときはまだグラサンはかけてないじゃないですか。
グラサンのないあの顔が、額まで丸出しになった瞬間…いやー、客席の歓声のすごかったことたらー!!国籍や人種は違えども、ツボは一緒なんやなーって実感しつつ…アメリカ仁ファンさんたちにもなんだか親しみを感じましたよ。

脱いだハットを客席に投げて、ブーメランみたいに戻っていく、あの演出もありました。
ただあたし、日生の初日を見ていたもんで、そのたびに怪我しないかちょっとドキドキして見守ってましたよ。(ちょっとしたトラウマ?)
でも大丈夫、ロスでは毎回、華麗に成功をおさめておりましたよ。


□HIP HOP DANCE

日生の時みたいに、仁がティッシュかなにかで汗ふいて、それをドミニクが客席に投げてた。
…のは、この時やったかなあ。
あと凄く激しく腰を振ってて、大歓声がおこってました。



□お家芸パフォーマンス(←勝手にネーミング)

ここからは、あえて「和」を意識した、アメリカ向けのパフォーマンス。
このあたりは、仁に墜ちてからこっち、ジャニーズの演目をいくつか目にしてきたあたしからすると、「一番馴染みのある」「ジャニーズのお家芸」といえるものだったと思います。(フライングがなかったのが不思議なくらいだった)

最初、ジョーイがお面かぶって出てきたんだったかな?
で、女物のお着物をはり付けた屏風が四枚並べられ、やはり着物を羽織るようにして着た女性ダンサーさんが、4人だったかな?出てきます。
この時はBGMも、琴の音とかがしてて、和を取り入れた感じになっていました。
そして、仁が出てきます。
仁は紫色のカツラをかぶり、和というよりもちょっと変わった感じのマスクを着けて出てきました。
そして、滝さんだったか光一さんだったかが以前やってた、「はずしてもはずしてもマスク」なパフォーマンス。それはそれは見事に演じていました。マスクを持つ手がまた、素敵なんだこれが…。

で、この時動きはロボットっぽいダンスをしてたりもして。
広げた布の上をお面が横に滑り降りるような動きをしたり、あと両手にお面を持って、ダンサーさんたちもお面を持って、たくさんのお面が同時に「うんうんうんうん」と頷くような動きをしてたりとか。(ちょっとかわいかった)

あ、あとこの時は、後ろのスクリーンだったかにたくさんの漢字の文字が映し出されてて。
パフォーマンスの最後、文字はひとつだけ、大きく「仁」と映し出されます。
海外のファンの方には「仁」がJINの名前だって、わかったかな?伝わってるといいな。

椅子が出てきて、それに座って、KAT-TUNコンの「WONDER」の冒頭でやってたみたいな「巻き戻し」のダンスをして大歓声を浴びたりもしました。

このあとは、着物を羽織ったダンサーさんたちと絡むようにパフォーマンス。
ダンサーさん達は扇子を持ってるんですが、広げたそれに隠れるようにしてキスしてるかのように見せたり。(実際してたりして・笑)
着物の胸元に手を差し入れたり。着物をなまめかしく脱がすようにしたり。
かなり色っぽい感じのパフォーマンスで、会場も若干悲鳴みたいになってました(笑)。

最後、これもジャニーズの何かの舞台(のDVD)で観た…たぶんSHOCKかな…
仁が大きな布を広げて持ち、その仁の足元(ひろげた布の向こう)から布を被った分身みたいなのがモゾモゾと3体出てきて立ち、最後には布を持って立ってたはずの仁がいつのまにか分身の3体のうちのひとつと入れ替わってて、布を外すとあらびっくり!!みたいなパフォーマンス。
あたしはさっき書いたようにこのパフォーマンスは見たことがあったのですが、それでもすごく綺麗に入れ替わってて、おおー!ってなってました。


■ Yellow Gold(新曲)

直前のパフォーマンスから繋がるような感じで始まった、この曲。ステージ奥の階段の上にのぼり、スタンドマイクで歌います。UTBの映像でも流れた曲。
もうもう、めっちゃかっこいい。イントロだけで既に鳥肌が立つほどかっこいい。

仁はマイクスタンドを持って階段を降りてきて、金色の衣装をまとったダンサーさん達を従え、金色のライトを浴びて歌います。
マイクスタンドを持ったまま、右へ、左へ、と移動しながら歌う仁。
この曲では踊るのはダンサーさんのみで、仁は踊らないのですが…このダンサーさん達のダンスがすごくかっこよくて、魅了されました。

サビは、「ya ya ya yellow gold gold gold」みたいな感じで。
結構スローなのにズンズンと響く曲です。

途中、「TOKIO」って歌ってたと思う。
あと、あたしの空耳アワーは海外でも健在で、途中「赤西を返せー」って聞こえたところがあった。そんなバカな(笑)

あと、この曲でも股間指したりしてたなー。

なんというか、黄金のダンサーさんを従えて歌うその姿が、黄金に輝くステージが、この曲が、ほんとうにものすごく壮大で…
そのステージを見ながらあたし、「いつか、この曲を東京ドームで聴きたい…!!」って、強く思ったりしてました。
なんかすごく、東京ドームでのこの曲のパフォーマンスがリアルに想像できたのですよ…。

エンディングのところで、ダンサーさん達が揃って両手を拡げて上に向け、わふっ、わふっ、って感じに手を上下に揺らす振りが印象的でした。(←スミマセン、ぜんぜん伝わりませんよね…)

踊らずに歌っていた仁は、最後の最後でマイクスタンドからマイクを外し、マイクを持ったままの手を前で揃え、そこだけダンサーさん達と同じ動きで、すっと首を垂れて静止しました。


■ My MP3

日生でも大好きだった、この曲。
客席も大盛り上がりです。
仁はこの曲でも、やっぱり股間を差したりとかしてたなあ。

日生では途中、ダンサーさんが男女ペアで向かい合わせになってくるくる回る…みたいな振りがあったと思うんですが、そこの振りがなくなって、違う感じになってたような。

最後の、仁に向かって放射状になったフォーメーションの部分は健在。
日生よりもダンサーさんの人数が減ってはいますが、そのカッコよさは変わりません。
あの放射状のやつは、上からの眺めがよいですねえ。

で、2階VIP席から眺めていたオーラスの時。
仁の前にいるジョーイが後ろに倒れると、ちょうど仁の足元にジョーイの頭がくるじゃないですか。
で、仁は下を、ジョーイの方を見下ろしていて、ジョーイは仁を見上げてて…そしたら最後の最後、仁から汗の雫ががぽたっとジョーイに向かって落ちたようで、それをよけようとしたらしいジョーイが、いつもなら仁が右側を向いて終わる場面でさっと右向いちゃって。
もしかして仁、わざとだったのかしらん?
仁はそんなジョーイをずっと見下ろしていて、なんかそれがすごく面白かったのでした。


■ Tipsy Love(新曲)

突然のアカペラから始まった、この曲。
ダンサーさんのほうに向かって歌いかけるようにすると、仁のあとに続き、若干バラバラなタイミングで、「イェーオ♪」と応える客席。(最初はまばら。)
当然のごとく英語のわからないあたしはそのレスポンスに付いていけず、え、なに、なに?ってなってしまいます。

曲中何度か繰り返されるフレーズに、だんだんタイミングのあってくる客席。
あたしも、わからないながらも「ここで応えるんだな」っていうのがわかってきて「イェーオ♪」ってやりながら、字幕の見える席だった初回では、一所懸命その歌詞を書きとめようとしてました。
仁は、その客席の「イェーオ♪」に、とても嬉しそうな表情をみせていました。

なんていうか、ちょっとレゲエっぽいリズムの曲。

If I said do you love me would you say Ye-oh
If I said do you need me would you say Ye-oh

とても優しい表情で歌う仁と、とても暖かい会場の空気と…
はじめて聴く曲で意味がわからないくせに、とても暖かい気持ちでその空気を感じていた初日でした。
最後はステージと客席とで大合唱。
仁は最後に、「Thank you so much」と言ってくれました。


その夜、書き取った歌詞(※上には帰国後ネットでカンニング(笑)したものを書いてますが、書き写したのは若干間違ってました)を見て、さて、この意味は…と考える。
「If I said…」あたりはともかく、「would you ほにゃらら…って何やったかいな?」レベルのあたしは携帯でしらべたりなんかして、その意味と、あの暖かい空気とを総合して、「ああ、こういう意味だったのかああ…!!」って理解しました。
そして意味を知ったあたしは、2日目の2公演をより暖かい気持ちで楽しむことができました。

2日目の仁は最初のアカペラのところ、ちょっと泣き声になる芝居をしながら、ダンサーさん達に歌いかけてました。
初日の最初のほうは、英語がわかる人達もレスポンスのタイミングが合わなかったりしてたけど…2日目からはもう、ばっちり。

途中、ゴホゴホって仁が咳(のマネ)をするとことかもあります。

2日目からは、意味を知って「イェーオ♪」って返すのが嬉しくて、幸せで…
歌う仁の表情があまりに優しくて…。
なんかもう、これだけで「きてよかったー!!」って思えました。

最後の大合唱がほんとうにあったかく、そして客席の盛り上がりもすごくって…ほんとに、会場全体があったかかったです。
仁がものすごく客席をあおってくれて、みんなで歌って…
仁が、笑ってて。

なんかもう、自然に涙が出ていました。



このあとは、曲の流れのままに一人ひとり、メンバー紹介。
男性メンバーとはふざけあい、女性メンバーとはハグを交わして。
このハグもさまざまで、普通のハグもあれば、一人ちょっとトリンドル玲奈ちゃんに似た感じの可愛い子がいて、その子の時は「よしよし」って感じで髪をくしゃくしゃとしていて…「髪くしゃくしゃ」にめっぽう弱いあたしは物凄いうらやましかったです(笑)。

最後はまた大合唱なのですが、そのとき曲のレゲエのリズムに乗せて「あかにっし、あかにっし」ってみんなで歌ったりもしてました。
最後の最後は、また「イェーオ、イェーオ」の大合唱に。
そして最後に仁は「I love you!」と言って、そうしてステージから去っていきました。



■アンコール

1日目と、2日目の1公演目は呼んでも出てきてはくれなかったのですけれど。
最後の公演では、ずっとみんなで「仁、仁、仁、…」って呼んでたら(あの時、海外ファンともひとつになれた気がしました)、だいぶ時間が経ったのち、出てきてくれました。
最初はMC役の2人が出てきて、一緒にまた「仁、仁、仁…」ってコールして…仁が出てきてくれた時にはもう、もう客席大歓声です。
仁はもう着替えもしてて、出る予定ではなかったものを急遽…って感じがしました。
みんなの声に応えて出てきてくれたのですね。

なんか、素肌にパーカーを着てたんですよね。
そのファスナーが結構下までおりてる時があって、あとで「おなか見えた!!」って盛り上がりました。

何度も何度も、たくさん「Thank you very much!」と言ってくれ…
そして「TOUR in AMERICA」とかって、…たぶんアメリカツアーやるよー的な報告もしてくれて、投げキッスまでしてくれて(!)。
そして最後は、「Chao!」って去っていきました。
ああ最後の挨拶は日本と同じなんやなーって、なんか妙に嬉しかったです。


+++


終わった後はもう、しばらく立てないような感じだったなあ…。
なんか、2人して言葉もなく、ちょっと放心状態でしばらく涙してました。

終わった後しばらく座ってると、会場に聞き覚えのある曲が流れてきました。
「ダウンタウン〜♪」って歌詞が何度もでてくる曲。
確か、ウィノナ・ライダーやアンジェリーナ・ジョリーが出ていた映画「17歳のカルテ」の中でも印象的な場面で使われていた曲です。

その、陽気なのにどこか切ないような歌を聴いてたら、なんかまた胸がいっぱいになって…さらに泣けました。

ちなみに、帰国して調べたら、ペトゥラ・クラークという人の「恋のダウンタウン」という曲でした。


なかなか立てなかったあたし達もようやく席を立ち、出口へと向かってたのですが。
ぐずぐずと涙ぐんでいるあたし達に、黒人男性の警備員さんが笑顔で「You OK?」って言ってくれたりして。…照れ笑いしつつも「優しいなああ〜」って、また涙。
なんかもうほんと、こっちの警備員さん素敵だったー。


そんなこんなで、会場の外に出たのは結構、あとのほうだったのですが。
外に出ると、海外のファンの方達が固まって、4階の会場のほうに向かって「C-L-A-P!(パンパンパンパン!!)って、新曲「Bass Go Boom」の冒頭の部分をずっとやっていて。…これも、感激だったなあ…。
ほんと、いろんな場所で観たけど、どの席にも近くに海外のファン(日系とかじゃなく、見た目からしてバリバリ海外の人)がたくさんいて。
それもみんな、「興味本位で」みたいな感じじゃなく、ほんとにアツい仁ファンさんで、キャーキャーヒューヒューって盛り上がってて。
その光景はもう、ほんとうにほんとうに、夢のような光景でした。
あたしがこんなに嬉しいんだから、仁もほんとに嬉しいだろうと思って…そう思ったらまた嬉しくなって、もう「嬉しい」にキリのない体験でした。

ちょっと無理をしたけど、ほんとうにきてよかった。
心からそう思えた、仁のはじめてのアメリカ公演でした。


また来たい。絶対。