バイクたちの紹介です

バイクの免許は17才の秋、世の中3ナイ運動真っ盛りでした。 それまでは友人の兄貴さんの壊れたバイクを直して、エンジンをかけて喜んでいました。 まさにワールドGPが流行りだし、世の中のバイクがレーサーレプリカになりかけた時でした。 意味も分からずに「ハングオン」とかほざいてましたね。
免許は取ったものの高校生に中古車さえ買う軍資金などありません。そこでバイク屋に恥を忍んで「廃車になるようなバイクは無い?」と聞いてみるとなんとラッキーなことに「ある」とのことでした。
見てみると想像をはるかに超えるまともすぎるバイクでした。 即決です、という事で我がバイクとなりました。

すいません、お見苦しい姿をさらして。
そうですRD50SPです。 キャストホイールになったタイプです。 RG50Γ、MBX50に比べると古臭いですが気に入っていました。 改造はスワローハンドル、バックステップでした。 バックステップを付けたのは良かったのですがなんとチャンバーも同時購入せよ(詐欺だー)との事。おまけとしてリヤーブレーキがほとんど無い状態でした。 それに逆シフト専用(おいおい)泣きました。
それでもメーター読みで115キロ位は出ましたね、なつかしっすよ。

お次はRZ250R(チャンバータイプじゃないやつ)で中古車でした。YPVS付き、キーオンで「ウイーウイー」とかいって、エンジンを掛けると「ボロンロンボロンロン」とか泣いてました。 しかーしオイルポンプの不良で焼き付き! 中古エンジンに乗せ換え、バイク屋に行くとこれまった運命の出会いが・・・・

じゃ~ん、そうですホークです。RZと差額で私の物になりました。 決して綺麗ではなかったですが運命の出会いでした。 以来20年私の手元で暮らしています。
この頃は、道端に捨てられてて犬もマーキングをしない(すいません嘘です)鍵を掛け忘れていても見向きもされないバイクでした。改造はしませんでしたが○00ccに変身してました(寝てる間に)。燃費も良かったですよ、25k/は切りませんでした。その後、京都の八幡にてスーパーホークⅢのメーターとフロントディスクローターを引っ剥がして付けていましたね。 いやはや今じゃ見る影も無い。
今じゃ怖いですが、学生時代は夏休みとかにはこいつで帰省していました。片道380キロ、もちろん貧乏学生下道オンリーでした。
驚いたのが、エンジンを○00ccに載せ換え、キャブは250ccのまま(こわ~)で35K/Lを記録しました。 
余談ですがエンジン載せ換えは2時間もあれば走っていました。

社会人になってダートトライアルという麻薬に侵されバイクは遠ざかって行きます。 その間に阪神大震災でもバイクは活躍しましたが、目覚めたのは自動二輪大型が教習所解禁になってからでした。
そして750ccライダーに 変身!

手に入れたのは、スズキGSX750E。 通称E-4、空冷4気筒エンジンです。
足回りはNSR250Rの前後、マフラーは?( マニがど鉄、パイプがステン、サイレンサーはアルミ)というへんてこな組み合わせでした。しかもスピードメーターレス(ホイールを変えた為、NSRはフロントスプロケットから)。
のちに後輩からオーリンズのリヤーショックを購入、点火系をダイナとテイラーの組み合わせで快適でした。 しかしタコメーターがご臨終、電気系も怪しくなってきたので次のバイクを物色。 この頃は知らず知らずにスズキ油冷教を信仰していました。 軽量、そこそく馬力で六甲でも良く走ってくれました。..

そうそうこのバイクの出所はなんかのバイク雑誌の売りますコーナーで見つけました。 行きしは電車、帰りは自走でしたね。 売主の好意で地元の峠赤城とか榛名とかめぐって来ました。 残念ながらレッドサンズには会えませんでした。しかし「溝落とし」は跡がありました。 なんだか無理がありそうな・・・

バイクの新車です。 スズキGSX1200F通称イナズマ。 750cc ベースで1200cc、ハンドリングも良く軽量(210kかな?)で私には十分過ぎる性能です。 変更点はリヤーショック、スリップオンマフラー、フロントは某バイク屋の親父チューン、現在7年目に突入カウンターは79000キロを目指しています。
アクセルをがばっと開けるだけでフロントタイヤと心臓が上がってきます。 燃費は街乗り15kツーリング22k/Lと1200の割りに走るんですがタンクが17リッターしか入らないとはね。

             そして浮気に走るのであった・・・・・・・・