鹿児島市電




日本最南端の路面電車事業であり、全国の同事業の中でも数少ない健全運営を誇る。年間延べ約1千万人の利用客があり、特に谷山〜天文館・鹿児島中央駅〜天文館区間は利用率が高い。1985年(昭和60年)10月1日に国道の渋滞緩和のため一部路線を廃止した。
鹿児島市は他の都市に先駆けてセンターポール化を進めたが、この事業は架線に遮られた空の景観を取り戻したばかりでなく、無理な右折車を減少させることにも成功した。 これにより定時運行が可能となり、利便性が向上。市電部門を黒字へ転換させた。

2004年05月23日

1000系1014号 ユートラム  鹿児島中央駅前


アルナ工機(現・アルナ車両)の設計・製造、日本初の国産超低床路面電車である。アルナ工機で「リトルダンサーA3」と発表されていた形式で、客室車体(C車体)を運転室車体(A・B車体)の間にフローティングした3車体連接構造である。台車は車端に寄せられたうえ、運転室車体に固定されており、独自に回転しない固定構造となっている。パンタグラフは、シングルアーム形が1基、C車体に搭載されているが、通常は床下に搭載される制御機器などは、C車体が超低床構造になっていることから、屋根上に搭載されている。

2004年05月23日

9500系9503号 ヤマト運輸号(800形(元大阪市電2601形)の機器流用車)  鹿児島中央駅前



2004年05月23日

600系611号 鹿児島中央駅前



2004年05月23日

9500系9507号 スーパードライ号 鹿児島中央駅前


(800形(元大阪市電2601形)の機器流用車) 




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