EF65−0番台型直流電気機関車

国鉄EF65形直流電気機関車 0番台
国鉄EF65形電気機関車は、旧・日本国有鉄道(国鉄)が1964年に開発した、平坦路線向け直流電気機関車である。
国鉄における近代型機関車の一つの完成形というべき存在であり、1970年代末期までに国鉄の直流電気機関車としては最多の308両が製造された。現在でも多数が主に貨物列車の牽引に充当されている。しかし後継のEF210形の登場で近年廃車が進んでいる。
1964年より1970年までに1~135号機が貨物用として製作された。EF60形後期形に類似する正面非貫通式・シールドビーム2灯で、外観上の相違点は屋上モニタ屋根の形状と、前面の通風孔がスカート部分から前面窓下に移った程度。国鉄時代の塗色は、直流機標準の青に前面下部クリーム色であった。
分割民営化後、JR貨物所属機の(後述の各区分番台を含む)一部は機器取替などの更新工事を受け、あわせて塗色も変更されている(例:写真の114号機)。なお、岡山機関区所属機(広島車両所で更新工事施工)と高崎機関区所属機(大宮車両所で更新工事施工)とでは裾帯と上半分の青の明るさが若干違い、岡山機関区所属機の方が僅かに明るい。
現在はJR貨物岡山機関区と、同高崎機関区に配属されている。国鉄時代の塗色を保っている車両は、岡山機関区に87、100、103、116号機の4両が残る。 最終増備車の131〜135号機は、1990年に広島車両所にてEF67 100番台へ改造工事が行われた。 1号機が宮原総合運転所に保存されている。
1974年09月15日
EF65−0001 原色 幡生機関支区
1986年01月19日
EF65−0002 原色 浜松機関区
1987年09月18日
EF65−0003 原色 沼津機関区
1991年05月11日
EF65−0008 原色 新下関〜長府
EF65−0017 貨物色 金谷〜菊川
1996年12月01日
EF65−0021 原色i。 幡生機関区
1988年04月24日
EF65−0024 原色 金谷〜島田 貨レ
1986年01月19日
EF65−0027 原色 浜松機関区
1988年09月02日
EF65−0029 原色 島田〜金谷 貨レ


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