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1946年から1948年にかけて31両が製造されたものの、諸事情により製造中止となった。
1952年以降、全くの別形式というべき大改良を経て量産を再開した。以後初期形車も仕様統一の改造を受け、1958年まで増備された。のべ製造両数は172両である。
戦前以来の設計を強化した旧式システムの機関車ながら、1952年以降の改良型は高速運転時の性能に優れ、特急列車の牽引にしばしば用いられた。この改良型は、流線型を取り入れた秀逸な車体デザインも手伝って、多くの鉄道ファンから「ゴハチ」の通称で愛好されている。1950年代〜1970年代にかけ、東海道・山陽本線や高崎・上越線、そして東北本線黒磯以南といった主要幹線において、旅客列車牽引の主力として用いられた。1980年代までにほとんどが営業運転から撤退したが、お召し列車牽引指定機関車の61号機をはじめとする数両が2007年現在でも可動状態で残存している。なお、同時期の1947年から1958年まで製造された貨物列車牽引用電気機関車EF15形は、電気機器などの多くをEF58形と共通設計としており、外見は著しく異なるが「兄弟形式」と評されている。 |
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EF58−045 東海道 興津〜由比 興津川鉄橋 荷36レ |
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製造年月日:S27.9.17 製造:日立製作所 廃車:S60.9.30〔下関(転)〕 |
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製造年月日:S28.3.18 製造:日立製作所 廃車:S59.11.26〔下関(転)〕 |
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製造年月日:S28.3.27 製造:東京芝浦電気 廃車:S60.2.4〔下関(転)〕 |
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EF58−061 お召し塗装 金谷〜島田 サロンEXPTYO |
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製造年月日:S28.7.15 製造:日立製作所 現在:JR東日本田端運転所所属 |
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EF58−077 東海道線 清水〜草薙 下り荷物列車31レ |
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製造年月日:S30.3.9 製造:東京芝浦電気 更新年月日:S47.10.11 改造:鷹取工場
廃車:S59.11.5〔下関(転)〕 |
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製造年月日:S31.7.9 製造:東京芝浦電気 廃車:S60.7.26〔新鶴見〕
現在、JR東日本大宮工場にて保存 |
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EF58−093 興津川鉄橋 8103レ サロンExpTYO |
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車籍抹消後、大宮工場で保存された93号機は往年の青大将塗装に塗り替えられ保存中 |
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EF58−094 興津〜由比 南シナ座81系 9104レ |
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製造年月日:S31.5.12 製造:川崎車輌・川崎重工 廃車:S59.9.11〔下関(転)〕 |
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