高松琴平電気鉄道




高松琴平電気鉄道株式会社 英称:THE TAKAMATSU-KOTOHIRA ELECTRIC RAILROAD Co.,Ltd.)は、香川県に3つの路線を持つ鉄道会社である。本社は香川県高松市栗林町二丁目19番20号。グループキャッチフレーズは「うみ・まち・さと - 心でむすぶ」。

2005年04月29日

3000形ー315  長尾線


高松琴平電気鉄道開業時から走り続けている車両で、1000形と3000形は大正15年に、その増備型である5000形は昭和3年にデビューしました。いずれも半室運転台で3扉車です。1000形は汽車曾車で5両が製造され、当時は戸袋窓が楕円形になっていました。また、車内はニス塗りから水色のペンキ塗装に変更されています。
3000形は日本車輌で5両が製造され、外観は1000形とほぼ同様であるが、相違点は窓枠が1000形にはRがついているのに対して3000形は角張っているほか、ウインドヘッダーが取り付けられています。また、パンダグラフは当初から琴電琴平寄りに設けられています。
5000形は加藤車両で3両が製造され、当時は付属車で片運転台でした。1000形・3000形との相違点はテールライトが正面窓上部に移動され、前面貫通扉は横引きになったほか、戸袋窓は当初から原型のままです。その後、昭和28年からは電動車に改善され、同時に両運転台化されました。
昭和42年から1000形・3000形の更新改造工事が始まり、戸袋窓・貫通扉・乗降扉の更新がされたほか、1000形はパンダグラフが高松築港寄りから琴平寄りに変更されました。一方、3000形では315号が運転台の拡張工事を行いました。さらに335・345号は昭和58年に860号や890形などの単独Tc車と組むために主電動機のパワーアップをおこないました。
琴平線の大型車導入に伴い長尾線・志度線への転出は平成2年に完成しました。この間に、昭和51年に志度線にて1000形同士(110号・140号)が正面衝突事故で廃車となりました。
また、5000形520号は琴平線1070形投入に伴い昭和59年に平成10年からの長尾線・志度線600形投入に伴い、1000形100号・130号、3000形345号及び5000形510号がそれぞれ廃車となりました。

2005年04月29日

3000形ー325  長尾線  長尾駅


(3000形325号車は平成18年9月6日引退)

2005年04月29日

3000形ー315  長尾線



2005年04月29日

600形 608号 長尾線  高田駅付近


昭和48年製造 譲り受け先:名古屋市交通局

2005年04月29日

700形ー701・702号  高田駅


昭和44年製造 譲り受け先:名古屋市交通局




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