海保・官公庁・練習
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海王丸の後継として、1989年(平成元年)に全通船楼甲板船の海王丸II世が就航した。 先代の海王丸に比べて大型化がなされ、また、日本丸II世で培われた建造技術をさらに進歩させ、フェザリング機能(帆走時には抵抗となるプロペラの、迎え角を水流に平行とすることにより抵抗を減少)を有する可変ピッチプロペラの採用などにより、日本丸II世をしのぐ帆走性能を得た。その年で最速の帆船に贈られる「ボストン・ティーポットトロフィー」を1990年,1991年,1994年,1995年と四回受賞(日本丸II世は三回受賞)している。なかでも1995年には124時間で1394マイルを帆走するという大記録を打ち立てている。 |
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