何か作りたい思ってる時期にテレビ放送を録画したファイルが溜まってきたのでファイル サーバーを製作することにしました。せっかくSATA-IFがあるので一体化した筐体に仕上げ 次のようになりました。
厚さ3mmサイズ180x125mmのアクリル板2枚をスペーサで結合して構成されています。
1Fがハードディスク、2FがCPU基板と自作DC/DC変換基板です。
電源は背後より12Vを入力しDC/DC変換基板で5Vを生成します。
基本はLM2676S-5.0による12Vから5Vへの変換ですが、5V電源の電圧が4Vを超えるまでは ハードディスクへの12Vを出力しない制御を行っています。電圧検出はNJM2903で行い 12V電源on/offは2SJ681で行います。裏面は次のようになっています。
抵抗・セラミックC・ショットキーダイオード日立HRF503Aは裏面に実装されています。
NJM2903の裏面はこんな感じに実装されています。
なお電子部品は機能第一ですが、入手しやすさで選択しています。
LM2676S-5.0は秋葉原の鈴商で安く買いました。
NJM2903, 2SJ681, HRF503Aは秋月で買いました。
だだHRF503Aは今は扱ってないと思われます。
変換基板は見ての通りaitendoで買いました。
インダクタは22μH2.8Aのものを千石電商で買いました。
他の装置と性能比較をした結果です。
(1) 転送負荷
52ファイル合計20.6GBをクライアント側win7機からsambaサーバへライト、
ファイル形式=ext4
(2) 結果
BananaPi (ether=1G、HDD=SATA接続, OS=raspbian)
→ 転送時間 14min
RaspberryPi (ethr=100M, HDD=USB2接続, OS=raspbian)
→ 転送時間 39min
N2820 NUC (ether=1G, HDD=USB3接続, OS=ubuntu/1404)
→ 転送時間 9min
玄箱pro (ether=1G, HDD=SATA接続, OS=linux)
→ 転送時間 29min
2014/10/20 作成