G1以外の枠順はどうやって決められているの?
なぜ日本の競馬には8枠までの枠番制(以下、8枠制)があるのでしょう?おそらく8枠制は日本独自の制度であって、外国の競馬では 馬番枠しかないはずです。
ところでG1レースの枠順決定の際には、歳末大売り出しなどに使われている、通称ガラガラと呼ばれるくじ引きが使われます。 では、それ以外のレースの枠番はどうやって決められているのでしょう?疑問の思ったことはありませんか?
このことに関しては諸説いろいろありますが、JRAや公営競馬の運営団体からの正式なコメントはありません。やはりファンの 目が届かないところで決められている、と言わざるを得ません。
私は出目で馬券を買う方ではありませんが、学生時代のバイト先のレストランのマスターが出目馬券のプロで、いろいろと叩き 込まれました。以来、あながち出目馬券も捨てたものではないな、と思うようになりました。その中でよく当たり、私もおいしい 馬券を取らせてもらっている作戦をご紹介しましょう。
- メインレース(例えば11R)の本命馬、もしくは本命馬と人気を2分している対抗馬がいる枠は、準メインレース(例えば10R)で よく「前出し」される。
- メインレースで本命枠(有力枠)が来るかどうかには一切関係ない。
- 主催者は準メインで有力枠を前出しすることにより、次も「人気馬が来るぞ来るぞ」と惑わしている。
- これはメインと準メインの関係に限らず、「絶対的本命馬が出走するレース」の直前のレースにも応用できる。
信じる信じないは勝手ですが、思い当たるフシはありませんか?その真偽の程を検証してみることにしました。
(調査対象:1997年2年2日〜6月8日に開催された全場で開催された重賞競走)
結果
メインレースの出目枠が準メインレースに「前出し」された場合を○、そうでなかった場合を×としています。
月日 メインレース名 メインレース本命枠
(本名馬)準メイン
枠連出目準メイン
枠連配当結果 備考 2/2 東京新聞杯(G3) 3枠(ベストタイアップ) 6−8 1180円(7) × 2/2 きさらぎ賞(G3) 7枠(テイエムトップダン) 4−7 440円(2) ○ 馬連910円(2) 2/9 共同通信杯(G3) 8枠(メジロブライト) 1−1 890円(4) × 2/9 京都記念(G2) 1枠(ロイヤルタッチ) 1−5 1770円(6) ○ 馬連3310円(13) 2/15 ダイヤモンドS(G3) 3枠(ビッグシンボル) 2−7 480円(2) × 2/16 小倉大賞典(G3) 2枠(マジックキス) 3−8 380円(1) × 2/16 フェブラリーS(G1) 6枠(ストーンステッパー) 3−6 690円(2) ○ 馬連1490円(5) 2/23 中山牝馬S(G3) 7枠(クロカミ) 1−1 650円(2) × 2/23 アーリントンC(G3) 8枠(ブレーウヴテンダー) 2−8 5760円(21) ○ 馬連8350円(30) 3/1 中日新聞杯(G3) 1枠(マヤノデンプシー) 8−8 4880円 × 3/1 チューリップ賞(G3) 6枠(メジロドーベル) 6−7 3090円(16) ○ 馬連9970円(38) 3/2 弥生賞(G2) 3枠(エアガッツ) 7−8 260円(1) × 3/2 マイラーズC(G2) 8枠(ヤマニンパラダイス) 7−8 360円(2) ○ 馬連810円(4) 3/8 マーチS(G3) 4枠(アドマイヤコール) 2−3 340円(1) × 3/9 中山記念(G2) 7枠(キングオブダイヤ) 1−4 5780円(22) × 3/9 4歳牝馬特別(G2) 7枠(キョウエイマーチ) 1−6 720円(2) × 3/15 フラワーC(G3) 6枠(シーキングザパール) 3−8 2550円(9) × 3/16 スプリングS(G2) 4枠(メジロブライト) 2−7 1590円(6) × 3/16 阪神大賞典(G2) 8枠(マヤノトップガン) 5−6 430円(1) × 3/23 日経賞(G2) 7枠(ローゼンカバリー) 6−8 860円(3) × 3/23 毎日杯(G3) 6枠(テイエムトップダン) 2−6 1950円(10) ○ 馬連4180円(14) 3/30 クリスタルC(G3) 2枠(スーパーナカヤマ) 2−7 1160円(4) ○ 馬連5170円(16) 3/30 大阪杯(G2) 7枠(マーベラスサンデー) 6−8 600円(2) × 4/5 ダービー卿CT(G3) 2枠(タイキマーシャル) 5−7 1370円(6) × 4/6 桜花賞(G1) 8枠(キョウエイマーチ) 1−6 970円(6) × 4/12 プロキオンS(G3) 7枠(ストーンステッパー) 7−8 330円(1) ○ 馬連350円(1) 4/13 皐月賞(G1) 4枠(メジロブライト) 1−6 890円(4) × 4/20 NZT4歳S(G2) 8枠(シーキングザパール) 1−7 820円(4) × 4/20 シルクロードS(G3) 5枠(フラワーパーク) 1−5 390円(1) ○ 馬連360(1) 4/26 4歳牝馬特別(G2) 8枠(オレンシジピール) 2−4 12280円(28) × 4/27 天皇賞・春(G1) 4枠(サクラローレル) 1−7 1040円(4) × 5/3 青葉賞(G3) 5枠(トキオエクセレント) 8−8 7710円(26) × 5/3 アンタレスS(G3) 5枠(シンコウウインディ) 2−6 1360円(6) × 5/4 京都4歳特別(G3) 3枠(プレミアムサンダー) 3−5 11480円(22) ○ 馬連22610円(39) 5/10 京王杯SC(G2) 7枠(タイキブリザード) 6−6 2590円(9) × 5/11 NHKマイルC(G1) 7枠(シーキングザパール) 4−6 5150円(23) × 5/11 新潟大賞典(G3) 3枠(アロハドリーム) 7−8 830円(3) × 5/17 武蔵野S(G3) 3枠(キョウトシチー) 3−8 2330円(9) ○ 馬連3010円(10) 5/18 高松宮杯(G1) 6枠(フラワーパーク) 1−5 1210円(3) × 5/24 金鯱賞(G2) 6枠(セイントリファール) 1−5 28220円(24) × 5/25 オークス(G1) 7枠(キョウエイマーチ) 1−6 870円(3) × 5/31 エプソムC(G3) 3枠(キングオブダイヤ) 7−8 270円(1) × 6/1 日本ダービー(G1) 7枠(メジロブライト) 3−4 1060円(5) × 6/7 目黒記念(G2) 3枠(エアダブリン) 5−5 2330円(9) × 6/7 中日スポーツ賞4歳S(G3) 6枠(スタープログラマー) 6−8 680円(2) ○ 馬連1670円(4) 6/8 安田記念(G1) 5枠(タイキブリザード) 5−7 780円(4) ○ 馬連1470円(5) ★出現率=31.1% [14/45]
結論
出現率30%以上というのは、まずまずという数字ではないでしょうか。かなり荒っぽい計算ですが、フルゲート16頭の場合、8枠制 では36通りの組み合わせがあるので、そのうち或る1つの枠、例えば3枠が出る出目は1−3、2−3、3−3、3−4、3−5、3−6、3−7、 3−8と8通りあるので、確率は8/36(22.2%)となり、平均以上の出現率であるといえます。 同様の計算で8頭立ての場合は、確率7/28(25.0%)となり、9〜15頭の場合もだいたい22〜25%に落ち着きます。
しかし正直に言いますと、もう少し高い数字を期待していました。失敗だったのは、 (1)対象を重賞のメインに絞ってしまった、(2)有力枠の基準オッズを設けなかった
ということです。平場・特別の全レース戦を 対象とし、絶対的な本命(例えば単勝オッズ2.0倍以下)が出走するレースに限って検証していれば、あるいはもっと高確率で出現して いたかもしれません。(あとの祭りですが・・・)
しかし、裏を返せは7割近くはハズレですし、また回収率で考えれば購入点数や配分によっても収支結果は違ってくると思います。まあ、こういう馬券作戦もあるということで、参考までにご紹介しました。多少参考になりましたでしょうか?ご静聴ありがとう ございました。