ダイオキシン類の特徴
・無色の物質(上の絵は緑だが...)
・熱に強い(300〜500℃)   ・酸に強い(反応しない)
・油に溶けやすい       ・水に溶けにくい
・主に焼却場から生まれる  ・毒性が強い(サリンよりも)
・慢性的に影響する
・内分泌撹乱物質として作用する
・脂肪に解けやすく、蓄積しやすい
・胎児に対して大きな影響がある



ダイオキシン類の仲間

ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン 75種類
ポリ塩化ジベンゾフラン135種類
コプラナーPCB12種類

ダイオキシン類とは、上記のポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシンという物質と
ポリ塩化ジベンゾフランという物質とコプラナーPCBという物質の総称である。



ダイオキシン類の毒性


ダイオキシン類の特徴に述べたようにとても毒性が強い。
ダイオキシン類の毒性の強さは、もっとも強いとされる2,3,7,8-TeCDD
基準値としてわりふられた係数を掛けて求める。



人体のダイオキシン濃度


腹部脂肪>皮下脂肪>膵臓>肝臓

>>甲状腺、脳、腎臓>血液




ダイオキシン類の弱点
・高熱に強い(800℃以上)   ・アルカリにわずかに分解
・超臨界水に弱い        ・紫外線にわずかに分解
・すすや懸濁物に吸着しているのでろ過で大幅に除去できる




ダイオキシン類を減らす一番の近道は
  ゴミを極力出さないこと 
が重要である。