日本髪の歴史

大奥と御所の髪形(^.^)/~~~

大奥編

おまた返し
   

姫君から御台所になって着帯するまでの髪形^^
この髪形に別れを告げるとき、振袖ともお別れ・・・留袖になるのよ♪


片外し
   

この髪形は御殿女中でも下級の者は結えなかったのよ(>_<)


下げ上げ 紅葉上げ
   
簪を抜けば元の垂髪に戻る便利な髪(^.^)/~~~ 

 片外しの次の位置

志の字あげ   ちょんぼり髷
   
御年寄・御中老・お次・お三までの
女中として働く部屋子の髪形
 大奥でも最下級の髪形


根太島田髷



この髪を結うのは部屋子か女小姓
だけど、、、部屋の主人の縁者でその部屋の後継者のことが多い



大奥の中では花形的存在(^.^)/~~~
【鏡獅子】の女小姓【弥生】が結っているのもこの髪形








御所編


中垂髪(ちゅうすべらかし)    下髪下(さげがみした)
   
後ろから見るとハート型に見える別名【お杓子】 
この場合【お大】ではなく
【お中】だからハートも小さい(笑)

 年長の女官の髪形

竹の節   つぶ一
   
判任女官、12・3歳の頃結われた   宮廷における「島田髷」
女官見習いや公家の姫が結う髪形




いよいよ最後よ!!!

武家の大垂髪と宮中の大垂髪(^.^)/~~~

江戸型大垂髪(武家風)   江戸型大垂髪(宮中)
   


 
 

 

かなり違うでしょう♪


ちなみにこのお写真は恐れ多くも紀宮さま皇室離脱の時のものです


紅色の表着に紫地の唐衣(からぎぬ)を重ねた十二単(じゅうにひとえ)
髪は大垂髪(おおすべらかし)
手には檜扇(ひおうぎ)




これで髪形終了\(^o^)/



舞妓さんの髪形(^^♪



時代編だけでは飽きるだろうから、舞妓さんの髪形だよ♪

割れしのぶ 割れしのぶ後姿
   
「店出し」の時に結われ、1年間はこの髪形
他の髪は結えないンだって(>_<)


割れしのぶ番外編
前髪が切り髪だけど、後ろは割れしのぶだよ(^.^)/~~~






おふく 奴(島田)
 

割れしのぶを卒業すると結われるのよ^^ 
 

 衿替になる一月ほど前に結うの

先笄髷(さっこうまげ) 勝山髷
 

 
もともと京阪の新婦の髪形として流行していたもの
衿替の一週間から十日前にこれを結うンですって♪


 主に祇園祭の時に多く結われる


おしゅん 鴛鴦(おしどり)
   
節分などに結われるらしい

これも節分など

菊がさね ふくら雀
 

これも節分など


 

これも節分など




パッと見には何処が違うンだ?????
ってくらいの違い(笑)




襟足が2本と3本があり、この場合おしろいで塗っているからだけど、、、

実際の自分の襟足が何本か知ってる?



私は3本♪





月毎の花かんざし


1月 折鶴・松・稲穂(15日まで)  ビラビラ簪・亀甲簪
2月 梅
3月 桜
4月 藤・菜の花
5月 菖蒲
6月 牡丹・柳
7月 お祭り(団扇・扇)
8月すすき(銀製)

9月 菊
10月 紅葉
11月 風車(かの子)または四季のないもの
12月 まねき(もち花)





まあ地毛で結うのは大変だよね〜(^.^)/~~~









と言うことで、、、
髪形編はあと1回(^.^)/~~~
大奥と宮中の髪形で終了よ