< 模倣犯>の映画、原作と大幅に違っていました。最もあの大作を2時間に納めるのですから、仕方ないと言えば仕方ないのですが、それ以上に監督の意志(原作と違った面白さを出したいという意欲)を感じました。
そして、7月3日に仕事が終わってから映画( 模倣犯)を見てきました。なかなか良かったです。この映画を見るために、必死で原作を読んだかいがありました(笑)。もし、私が原作を読んでいなかったら、意味のよくわからない映画になっていたかもしれません。原作を読んでいたから、いろいろな違いがわかり、監督の工夫もよくわかりました。監督は私の好きな森田芳光です。彼の作品では、『しこふんじゃった』や『ハル』等があります。特に、ハルはパソコン通信を巡っての恋愛だから、今のメル友の先駆けとなる映画でした。私の大好きな映画の一つです。
模倣犯は、さすがにセンスの良い監督だけあって、彼らしい演出が随所にありました。主演はスマップの中居君ですが、映画の中では、圧倒的な存在感のあった、有馬義男役の山崎努が良かったです。
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