バニラスカイ

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 お正月に「バニラスカイ」を見てきました。トムクルーズ主演で元恋人役でキャメロン・ディアスが出ていました。トムクルーズは2世社長で出版社を3社も経営する、青年実業家です。彼には親密な恋人(ジュリー)がいます。彼女は彼にぞっこんで、結婚してくれるものと堅く信じています。しかし、まだ結婚をするつもりのない彼は、彼女のことを、ただのセックスフレンドだと思い、少々鬱陶しく思うようになっていました。

 そんなある日、彼は別の女性(ソフィヤ)に一目惚れします。それを知ったジュリーは嫉妬に狂い、彼を強引に車に乗せ、猛スピードでガードレールから飛び込みます。その結果、彼女は死に、彼は大けがをします。その後の彼の生活はどうなったか?これがあらすじですが、その彼が取る行動が、ミステリヤスで謎めいています。どれが夢か現実かわからない、何とも不思議な世界を描いた映画でした。

 この映画に限らず、現代人にとって、どこまでが夢で、どこまでが現実かがわからないことがありますね。かえって、バーチャルリアリティの方が真実みがあることもあります。そして、この映画のように、近未来は夢や仮想現実までコントロールできるようになるかも知れません。でも、それが人間の幸せにつながるかどうかはわかりませんが……。

 ネットの世界はある意味では、夢と現実の狭間の世界ですね。本当のようでもあり、偽物のようでもあります。ただ、そこに人間が介在することだけは事実ですから、その人次第ということになるのでしょうか?メールにしても、チャットにして、掲示板にしても、それを書いている人間に興味があるから、人はそれに夢中になるのでしょう。少なくとも私はそうです。

 

 

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