ショータイム

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「ショータイム」はあまり面白くなかったです。真ん中辺くらいから眠気が襲ってきました。いつもだと、お菓子を食べるのですが、昨日はソフトクリームを上映前に食べていたので、買っておきませんでした。こう言うところが私の詰めの甘いところですね。ものを食べると何故か眠気が治まります。考えてみれば、食べながら寝ることはできませんものね。

 映画のストーリーは、ロス市警一の堅物刑事ミッチ(ロバートデニーロ)と俳優志望の剽軽な警官トレイ(エディマーフィー)は、テレビ局の視聴率稼ぎのために、無理矢理コンビを組まされる。テレビ局は2人を追跡取材することで、新しい形の刑事ドラマを作るつもりでした。テレビ局の期待する派手な立ち回りの得意なトレイに対して、地味で現実的な捜査を固持するミッチとの対照が面白いのですが、ちょっと空回りをした感じです。

 二人のキャラクターの違いがそのままストーリーになったわけで、配役はいいと思うのですが、それを活かせなかった脚本のミスなんでしょう。それを端的に表していたのが、客の入りでした。コロナで一番大きな劇場を使っていましたが、見ていた人は20人足らずでした。それも、日曜日の午後にです。客は良く知っていますね。

 今時のアクションは過激を極め、多少のことではびっくりしません。刑事物に付き物の撃ち合いやカーアクションもよほどのことがない限り驚きません。渋さと笑いとスリルという、程々の映画だったのでしょうが、私が二人の名優から期待しすぎたのかも知れません。

 

 

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