キャサリン・ヘップバーン

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 キャサリン・ヘプバーンが老衰(96歳)でなくなりました。日本人には、ヘップバーンと言えば『オードリー』の方が有名ですが、アメリカでは最も尊敬される女優の一人だそうです。

 彼女は4度のアカデミー賞主演女優賞(「勝利の朝」「招かれざる客」「冬のライオン」「黄昏」。4度の受賞はアカデミー史上最多)に輝きましたが、この4つとも残念ながら私は見ていません。

 唯一見たのが、94年の「めぐり逢い」です。彼女はこの作品を最後にスクリーンを遠ざかり、最近ではパーキンソン病と伝えられ、静かな生活を送っていたそうです。

 「めぐり逢い」はいろいろなバージョンで見ているのですが、彼女はケーリー・グラント、デボラ・カーの主演したものに、ケーリー・グランドのおばあさん役として出ていました。船旅の途中におばあさんの住む家に彼女と一緒に行きます。とても素敵なおばあさんでした。それが、スクリーンで見た唯一の彼女の姿です。

 豪華客船で知り合った二人が恋に落ち、下船の時再会を一年後にエンパイヤステートビルの最上階の展望台にします。もちろんその時まで二人の気持ちが確かなら、結婚するつもりでした。でも、彼女に不幸が起こり、約束の場所に行けません。

 この映画は、1993年のトム・ハンクス+メグ・ライアン版、及び1994年のウォーレン・ビーティ+アネット・ベニング版とリメイクされていますが、どれも面白い映画です。(涙があって、そしてハッピーエンドで終わる。典型的な恋愛映画)

 

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