土曜日の日、ラッセルクロウ主演の<マスター・アンド・コマンダー>を見てきました。物語は、ナポレオン皇帝のフランス軍の侵略をくい止めるために、勇敢に戦うイギリス海軍の物語です。ラッセルクロウが艦長であるイギリス艦が、たぐいまれなる彼の戦略と、乗組員の愛国心と勇気が、装備では圧倒的に優勢なフランス艦をやっつけます。なかなか迫力があり、2時間半を飽きさせません。ラブストーリーがあるわけでなく、ひたすら戦いの場面と、戦う男の友情を描いています。色気はない(画面が黒っぽい)けど、見終わった後すっきりします。<必ず最後に正義は勝つ>そんな気持ちよさです。
士官候補生は今の高校生くらいの年代ですよね、きっと、親が貴族で自然とそういう環境に置かれたのでしょう。士官と水兵との身分差は歴然としています。士官は水兵から尊敬を受けねばならない。バカにされた士官候補生が自殺をします。性格的に向かない人もいますね、やさしくて人に気を使う人はダメでしょう。国のために戦う、愛国心のすごさを感じました。国=船長なわけです。絶対的に尊敬・信頼できなければ、死を覚悟して戦えません。