でも、期待をすると裏切られますね。特に前作が良い場合はそれが極端な気がします。期待しなければ、日本映画、それも娯楽映画としてはまあまあの評価なんでしょう。私は途中で寝るかどうかで映画を評価していますが、3時間近い映画でしたが、眠たくはなりませんでした。(結構疲れていたから、いつ寝ても不思議はなかったのに……) 前作と比較して、面白くなかったです。このドラマのコンセプトは「警察庁(エリート官僚、キャリー)」と「所轄署(落ちこぼれ、ノンキャリアー)」の対立ですが、それが極端に描かれ、そこまでやるか?と思わせてしまいました。現実感があってこそ、対立が面白いのですが、あそこまで行くと<喜劇>の世界です。 それと連続殺人の犯人と犯行の動機があまりにも安易です。刑事ドラマは観客に推理をさせ、一転、二転、さらにドンデン返しの、変化に富んだストーリーで、観客を引きつけなくてはなりません。さしたらアクションも見せ場もなく平坦に進んで、そのまま終わってしまいました。 |