男と女

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≪男と女≫1966年度 監督  クロード.ルルーシュ 音楽  フランシス.レイ

 16歳の高校生の時に、この映画音楽に惹かれて見た。その時はそれなりに映画を理解はできたと思うが、男と女のことが基本的に理解してなかったから、ほとんど印象に残っていません。そのビデオを37年ぶりに見た。

 トップレーサーのジャン・ルイ(ジャン.ルイ.トランテイニアン)、レースの事故が原因で妻が自殺する。映画関係の仕事をしている アンヌ(アヌーク・エーメ)、スタントマンの最愛の夫が自分の目の前で事故で亡くす。二人は子供が同じ寄宿学校に通っていることから出会い、恋に落ちる。バツイチ同士だから、何の障害もないわけだが、それぞれの心の中には、亡くなった妻なり夫がいた。初めて二人が結ばれた時、アンヌは心から感じることができなかった。それを敏感に感じ取った、ジャン・ルイは<なぜ?>と聞く。それに対してアンヌは<夫が忘れられないと言う>。列車で帰るという女、それを駅まで送る男。そして、粋なラストシーン。

 カラーとモノクロを交互に使う映像手法、残念ながら私にはどのような使いわけをしているのかわからなかったが、モノクロの方が、パリの風景、二人の愛、アンヌを綺麗に見せていたことだけは確かである。そこに、あの有名なフランシスレイの音楽が流れる。

 

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