出演アルパチーノ、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックス アメリカンフットボールのことはわからないけど、理屈を抜きにして十分に楽しめた。おきまりのスポ根もので、最後の結論はわかっていてもついつい引き込まれてしまう。どこかが違うし、心に残るものがある。 プロのアメフト、<マイアミシャークス>のチーフコーチであるアルパチーノ、過去にこのチームを栄光に導いた選手でもある。でも、この年のシーズンは、クオーターバックの主力を欠いて苦しい戦いを余儀なくされていた。そこへ、彗星のごとく無名の選手(ジェイミーフォックス)が現れチームを救う。しかし、彼の自分が目立てば良いという、自分勝手な行動力が、しだいにチームの和を乱し孤立していきます。また、先代の娘である、女性オーナー(キャメロンディアス)は利益優先で、彼といろいろなところでぶつかります。 チーフコーチのアルパチーノが良いですね。選手を鼓舞するために彼はさけぶようにしゃべる。アメフトは格闘技、非常に危険で死とけががとなり合わせになっている。選手に自信を持たせ、勇気を出させる彼のミーティングはみものです。 チームプレイの大切さを改めて教えてくれました。プロの栄光と挫折、華やかに見えても、厳しい現実が待っています。 <レイ>でアカデミー賞の主演男優賞をとる前のジェイミーフォックスが好演していました。 |