エニー・ギブン・サンデー

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 監督オリバーストーン

 出演アルパチーノ、キャメロン・ディアス、ジェイミー・フォックス

 アメリカンフットボールのことはわからないけど、理屈を抜きにして十分に楽しめた。おきまりのスポ根もので、最後の結論はわかっていてもついつい引き込まれてしまう。どこかが違うし、心に残るものがある。

 プロのアメフト、<マイアミシャークス>のチーフコーチであるアルパチーノ、過去にこのチームを栄光に導いた選手でもある。でも、この年のシーズンは、クオーターバックの主力を欠いて苦しい戦いを余儀なくされていた。そこへ、彗星のごとく無名の選手(ジェイミーフォックス)が現れチームを救う。しかし、彼の自分が目立てば良いという、自分勝手な行動力が、しだいにチームの和を乱し孤立していきます。また、先代の娘である、女性オーナー(キャメロンディアス)は利益優先で、彼といろいろなところでぶつかります。

 チーフコーチのアルパチーノが良いですね。選手を鼓舞するために彼はさけぶようにしゃべる。アメフトは格闘技、非常に危険で死とけががとなり合わせになっている。選手に自信を持たせ、勇気を出させる彼のミーティングはみものです。

 チームプレイの大切さを改めて教えてくれました。プロの栄光と挫折、華やかに見えても、厳しい現実が待っています。

<レイ>でアカデミー賞の主演男優賞をとる前のジェイミーフォックスが好演していました。

 

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