県庁の星

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  h18.3月5日(日)に見てきました。織田裕二主演の映画です。県庁期待の星(織田)が民間のつぶれかかったスーパーに研修に行き、そこでパートの女性(柴咲こう)からいろいろなことを学び、人間的な成長をして行くという感動的な作品でした。

 星は☆☆☆☆です。

 私は織田裕二が好きです。彼のさわやかなキャラクターが今回もきっちり生きていて、見終わった後、さわやかな気分で劇場を後にできました。また、明日から<頑張るぞ〜〜>という気持ちにさせて……。

 なんの挫折もなしに、エリート街道を突き進んで来た青年の思わぬ挫折。その挫折を救ったのが、一人の女性の<あなたが必要>という言葉。

 人間が生きて、働く意味をしっかりと教えてくれたことです。人は自分が必要とされていると思うから、働くこと生きることができる。その人を働かせるには、その人が重要であり必要な人間だとわからせれば良いわけです。

 行政改革は<人の意識を変えること>。この映画を見るとこのことの意味が実感できます。突き詰めて行くと、<人間>の問題に行き着くわけです。

 その中で<当面する問題に逃げる人は、人生のあらゆる問題に逃げている>という言葉がありました。なかなかの至言で、心に響きました。

 

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