星は☆☆☆☆です。 私は織田裕二が好きです。彼のさわやかなキャラクターが今回もきっちり生きていて、見終わった後、さわやかな気分で劇場を後にできました。また、明日から<頑張るぞ〜〜>という気持ちにさせて……。 なんの挫折もなしに、エリート街道を突き進んで来た青年の思わぬ挫折。その挫折を救ったのが、一人の女性の<あなたが必要>という言葉。 人間が生きて、働く意味をしっかりと教えてくれたことです。人は自分が必要とされていると思うから、働くこと生きることができる。その人を働かせるには、その人が重要であり必要な人間だとわからせれば良いわけです。 行政改革は<人の意識を変えること>。この映画を見るとこのことの意味が実感できます。突き詰めて行くと、<人間>の問題に行き着くわけです。 その中で<当面する問題に逃げる人は、人生のあらゆる問題に逃げている>という言葉がありました。なかなかの至言で、心に響きました。 |