メルギブソンが脚本と監督をやりました。出演はしていません。私は勘違いをしていました(笑)。12年の歳月と、30億円という私財を投じての渾身のキリスト映画。彼は熱心なクリスチャンだそうで、自分の手で、キリスト最後の12時間を描きたかったのでしょう。 人間はそこまで残酷になれるか。そんなことを問いかけているようです。特に、むち打ちの刑の残忍さは、目を背けたくなります。(でも、私はしっかりと見ていました。<笑>) この映画を見ようと思ったきっかけは、ダヴィンチコードを読んだからです。この本は、人間キリストを世に問うた作品です。マグダラのマリアという奥さんがいました。この映画も、人間キリストを描いた問題作だとどこかで読んだ記憶が……。 マグダラのマリアをあのマレーナのモニカ・ベルッチが演じていました。そして、十字架に手のひらをくぎで打たれる時人間キリストがかいま見られました。 |