サウンドオブサンダー

映画の目次へ 

 

 
 映画<サウンドオブサンダー>(『雷のような音』)はなかなか面白い映画でした。見る前は、眠たくなったらどうしようかと心配していましたが、始まると同時にその心配は吹っ飛びました。最初の恐竜狩りというつかみが良かった、何が起こったのかと画面に吸い寄せられました(笑)。

 2055年の近未来を描いた作品。その時代は、タイムトラベルが可能になり、6500万年前の恐竜狩りを商売にする会社がありました。

 この会社は金持ちを相手に、営利主義に徹して繁盛していましたが、ある時トラブルが起き、ほんの僅かなことで過去を変へてしまい、現代に大パニックを起す映画です。何よりも、わかりやすいストーリーが良かったし、恐竜もリアルでした。 この映画は、映画館で見なければあの迫力やドキドキ感はでませんね。

 ☆は3つ半です。

 タイムマシンで過去の世界に旅立つ映画は今までにもたくさんあるけど、過去からあるものをもってきたことで、進化の連鎖が狂い、現代があんなにも大きく変わる映画は初めてでした。そんな意味でも、単なるパニック映画にとどまらずに、現代科学の危ない領域に警鐘を鳴らすような問題提起をしたような感じを受けました。

 

上に戻る